2010-11-24

WOMBADVENTURE’10、出演正式決定!

2週間程前に正式に発表されたので、ご存知の方々も多数居ると思うけど、12月4日幕張メッセで開催される、WOMBADVENTURE'10 (以下WA)に出演が決定した。2年前から開始し、今回で3度目となる WA だが、今年もRICHIE HAWTIN presents PLASTIKMAN LIVE を筆頭に豪華ラインアップが総出演。WA の象徴的な空間演出は、今年ももちろん健在で、大型 LED スクリーンを駆使した映像や、ライティング、サウンドシステムまで、他では、体感する事の出来ない WOMB ならではのフェスティバルになる事必至!


今年は、ドラムンベース界のスーパースター"RONI SIZE"の出演も決定し、初めてドラムンベースの時間帯が産まれ、年内もう06S @ WOMB は開催しないので、WA’10 @ 幕張メッセへ多くのドラムンベースファンが参加してくれるのを、心から期待している。WA で鳴り響くドラムンベースによって起こるであろう化学反応が、どうなるのか? 初めての試みに今からワクワクしている。


入場券のお得な販売は、WOMB STORE で後2日間!イベント当日まで各種プレイガイド(ローソンチケット、EPLUS)、レコード店で販売されている。タイムテーブルは、DJAKi は ROOM2 のオープニングで21時30分から90分間。その後 RONI SIZE が、23時から24時半までと、早めの進行になっているので、オープン目指して、幕張メッセに駆けつけて下さい!!もうWA'10まで後10日!!色んな意味で盛り上がって来たぞぉお!



映像は、ロングバージョンのキービジュアルを貼付けておくので、こちらも是非見て下さい。

2010-11-17

レオニーいよいよ公開!

1120()に遂に公開が始まる映画 "レオニー"。この映画は長年の友達であり、自分の DJ の上でいつも MC をしてくれている良き理解者 YUUKi が、プロデューサーとして製作に携わった作品。

約3年前に UK ツアーを共に旅した際に、ロンドンからリバプールに向かう電車の中で、天才彫刻家 イサム・ノグチの自伝を YUUKi が読んでいた事があって、イサム・ノグチ の母親である レオニー を主人公に、映画を制作すると聞いていた。YUUKi の母親である松井久子さんは、女性映画監督で、彼女の3作目にあたる今回の作品は、過去にあまり前例がない、日本とハリウッドの共作で、7年以上の構想を経て、脚本と監督を手がけた、彼女の魂が詰まった作品になっている。

20世紀初頭のニューヨークで、日本人と恋に落ち、イサム・ノグチを産み、様々な運命に導かれながら、子供と共に新天地日本での生活を始めた、レオニー。当時の日本で、外国人として子供を育てながら生きて行く葛藤や、たくましさが繊細に描かれている。

この2、3年はこの映画の撮影や準備の為に、アメリカと日本を何十往復も YUUKiがしていたのを真横で見ていたから、どれだけの時間と労力を費やして、この作品の完成へと辿り着いたか、痛い程知っている。

そして、今年の春に行われた試写会で、この作品から、母親が子供に対して抱く強い愛情や想いを、随所に垣間見て、様々な想いが込み上げてしまい、上映中、涙が止めどなく流れてしまった。YUUKi や、彼の母親である監督の苦労を知っているとはいえ、映画であれほど、感動して泣いてしまった事は、自分の記憶でも、そんなに無い事だ。女性視点で描かれているこの作品を通して表現されているメッセージは、とても深く、既に母親の人、これから母親になる人まで、きっと多くの女性から熱い支持を集めると思う。自分の母親はこの夏に他界してしまったけれど、母親が子供に抱く愛の尊さや、自分に注いでくれた愛を再確認させられた、"レオニー"。とにかく、素晴らしい映画なので、より多くの人達に観て欲しいと思います。

2010-11-16

バンコク2010

先週末は、7度目となるタイの首都、バンコクに渡航。すっかり寒くなった東京から、30度超えのバンコクで、再び身体が暑い夏に目覚めた。


今回もバンコクで、数年に渡って招いてくれている、バンコクのクラブ "CLUB CULTURE"に出演。場所を新たに世界中のバックパッカーが集結するカオサン通り近くのエリアに移転して、リニューアルオープンだったけど、ドラムンベース、ダブステップ、ブレイクビーツと、3フロアーに拡張し、よりアンダーグランドな雰囲気が増していて、バンコクに新たなダンスミュージック・シーンが出来上がりそうな予感がするクラブへと変貌していた。

初共演となった イギリスの UTAH JAZZ は、自分の前に DJ だったけど、緩めの選曲で、早い時間からフロアーは良い雰囲気だったけど、自分の DJ スタート時点から激盛り上がり。異常な程、テンションがかなりハイパーで、客層は世界中の人が居て、最高に良いバイブ。ここ数年でドラムンベースが大分浸透したと感じる、今迄のバンコクで、1番良いパーティーになった。CLUB CULTUREは、2年前から"CULTURE 1"と言うフェスティバルも開催し始めていて、昨年は8,000人が集まったようだ。次回はこのフェスで!という話も出ているから、来年も再びバンコクに訪れる事になりそうだ。


今回のバンコク滞在中は、昨年訪れた際に仲良くなった友達で、バンコク在住7年の 、スーパーコーディネイター"YOJIクン"のおかげで、美味しいご飯も沢山食べれた。特に小泉首相も訪れた事がある、ソンブーン・レストラン、バンタットン本店 のカニカレーは、絶妙なスパイシーな味付けで、フワフワの卵とカニのバランス感が、かなり絶品!今迄食べたタイ料理の中でも間違い無く、1、2を争う味わいで、バンコクに訪れる際は、絶対に試して欲しい逸品!また、毎回訪れるサイアムスクエアのフカヒレも相変わらず、とろける美味さだった。


パーティー明け翌日は、バンコクから車で北へ1時間のアユタヤ遺跡に訪れた。約500年前に王宮だったアユタヤは、ミャンマーに攻め込まれて、落城して以来、その姿を残したまま、現在に至っているが、十二分にタイの歴史を垣間みれる観光地。若かりし頃に、頻繁に対戦したゲーム、スト2のムエタイキャラ、サガットのステージだった、屋外の寝釈迦にも訪れて、楽しめた。タイの古都の雰囲気がたっぷりで、象に乗って遺跡を巡れたりして、バンコクから近いから、ちょっと足を延ばして訪れてみるのも、オススメ。


円高で物価が更に安くなって、日本人にとってよりリーズナブルに買い物が楽しめるし、4日間で5回、タイ古式&オイルマッサージ三昧で、体調もかなり復帰して調子もベター。タイは7度訪れる機会を与えられているから、強い縁を感じるし、友達も多い。大好きなこの国は、第2の故郷になりつつある。今から来年が待てない。

2010-11-10

産まれ変わりました!

116日に RAM RECORDS ANDY C と共に主宰する RED ONE をイギリスより迎えて開催した 06S。約1年振りとなった RED ONEの出演だったけど、過去の彼の DJ SET の中でダントツにベストな SET で、ダブトラック満載な選曲は圧巻で、RAM RECORDS の持つ強力なコネクションと、彼自身の経験値をおもいっきりサウンドで見せつけてくれた。


そして、何よりも新たにリニューアルされた WOMB のサウンドシステムは、心から本当に素晴らしいと思えて、感動的に産まれ変わった。何万人規模のフェスティバルにも対応出来るドイツ製のシステム "D&B"を追加導入し、WOMB の為にクラブサウンドシステム界の神様、STEVE DASH がチューニング。10年以上前にニューヨークでクラビングしていた頃に毎週末遊んでいた伝説のクラブ "TWILO" の前身 "SOUND FACTORY" 時代から、STEVE DASH の創り上げる音を崇拝し、傾倒してきたけど、今回リニューアルされたシステムは、音の解像度がぐっと上がって、より音楽をダイレクトに体感出来る環境が、WOMBに構築された。音がよりフロアーに明確に伝わる事で、お客さんの反応も今迄にないグルービーなノリで、サウンドシステムの重要さを改めて強く感じた夜になった。今後もあのシステムと共に 06S を WOMB で開催出来る事が誇りだし、みんなの音に対する理解度も、がらっと変革するに違いない。音がシーンに及ぼす影響を今後の 06Sでしっかり見て行きたいと思う。