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2015-08-05

DJ AKi 大分復活致しました

今年は大殺界のせいか、何気に頻繁に病気になるなぁ。。。およそ3週間前から身体の右上半身に鈍痛があって、肩は上がら無いし、首が後ろに回ら無くなっていたんだよ。一向に症状が改善されなくて、そんな状態で6時間DJセットを迎えて、最後まで大丈夫かな?と思いつつも、ブースに立ってDJを始めてしまえば痛みを忘れてしまって、無事に最後まで乗り切れたんだけど、翌日上腕二頭筋に、謎の湿疹が広がって痛みが激しくなった。寝てるだけでも痛いし、肌が荒れる事なんて殆どないから流石に心配になって、患部を写真に撮っていつも06Sに遊びに来てくれる看護婦さんに送ってみたところ、私の経験上これは間違いなく帯状疱疹だから重症になる前に直ぐに病院に行って下さい!とアドバイスされ早速病院へ。案の定帯状疱疹と診断された。この病気はとにかく例えようも無い痛みが強くて、友人が何人か患ったのを見てたから、辛そうだなって思ってたけど、まさか自分にもやってくるとは。。。なめてかかると、湿疹が顔まで広がったり、重度だと1ヶ月入院しないといけないみたいだけど、今回は早期治療のおかげで、湿疹も広がらず治ってくれた。でも、大量の治療薬と鎮痛剤を未だ服用しつつ、無理の無い生活をしてるよ。


体調がおかしくなった時は、もう無心になってひたすら療養するしかないね。幸いな事に先週末は何ヶ月か振りのお休みで、痛みと傷を癒す為に、名湯有馬温泉で湯治出来たのも効いたし、出来るだけより良い食事を心がけ、この3日間は毎日海で何も考える事なく、光合成を繰り返し、潮風を十分に浴びて大分体調が回復してきた。でも、太陽光の浴びすぎで脳にダメージがあるような気もするw 今回も、沢山の方々にご心配をかけ、早く良くなって下さいとお見舞いメールやメッセージを頂きました。優しいみんなに、この場を借りてお礼します。どうもありがとう。DJ AKi大分復活致しました。

まずは明日のDJ AKi STREAM でDJのリハビリとスパーリングを開始します。今回はYUUKi MCが海外に渡航中の為不在でお一人様での配信だけど、休んでいる間も沢山新譜が届いているから、23時~いつもの場所で会いましょう。日焼け凄まじい闇に溶け込むほど真っ黒な私でお送りします。そして、月に一度のお楽しみ、土曜日の06Sには、もっと体調も復活していると思うし、十分に療養したからエネルギーも大分チャージされているはずなので、いつも通り全開で飛ばして行く所存です。夏はクラブよりも海やレジャーって人が多いけど、8月は1週ずれ込んでドラムンベースが足りなくなっている中毒患者も沢山居ると思うし、夏休みだから行ける!と言う学生さんや、地方からの参戦者も多数いると思うので、AUDIO PORNのエースXILENTのサウンドと共にWOMBで開催する06Sで、音の栄養を補給して、夏バテ防止、精力増強して下さいね。でも、発病してから毎日早寝早起きを心がけてたから、深夜3時半に元気で起きていられるかなぁとか、健全な社会人のような心配をしているDJ AKiだけど、みんなから一杯元気もらいたいと思います。

2015-06-01

静岡36時間の旅

初めての街に訪れDJをするのは、この上ない喜びであり、とても幸せを感じる大事な時間と経験。それと同時にいつも以上によりインパクトが強いパフォーマンスをするのも重要で、DJを始めた時から全くブレていない、ドラムンベースの魅力を伝え、少しでも日本のシーンが拡大して欲しい想いを昇華させ為の大切な機会だ。先週末は、そんな想いと共に初めて静岡県浜松市のBASS MUSICパーティー"EFEKT"に招待してもらった。長い間 DJをしていると、仕事の依頼メールの文面を見れば、どれくらい真剣な想いでパーティー開催に努めているか推測が出来る。EFEKTクルーの代表でオーガナイザー兼DJの加藤君は、某自動車メーカーの車のデザイナーで、メールの詳細や文面がとても律儀で仕事が出来る人だな、と印象が強かった。先日の大阪での舞音楽祭にも顔を出してくれたし、しっかりと挨拶もしてくれて、今回訪れる前から浜松でのDJは楽しい事になりそうだと感じていた。

会場のPlanet Cafeは、20年間浜松の音箱として存在し、浜松のダンスミュージック好きに支持されてきたクラブで、箱の規模は大きくは無いけれど、しっかりと音が鳴っていて、十二分に音楽が楽しめるサウンドシステムが装備されている。20年継続出来ているクラブは、もしかしたら日本最古かも知れない。長い歴史に裏付けられている通り、スタッフの皆さんの仕事振りも対応もとても心地良かったし、お酒も美味しかった。もちろんそんな素晴らしいクラブのスタッフとパーティーを形作っているEFEKTクルーも、みんな真面目で音楽が純粋に好きな人達やDJの集まりだった。

DJをした感想だけど、浜松に訪れる前日に、既存のDJセットに新曲をまんべんなく散りばめて、上げ進行でありながら、ドラムンベース及び、BASS MUSICの魅力を余す事なく伝えるイメージをしていたんだけど、そのイメージが思いの外奇麗にはまって、フロアーの爆発力は、小さな地方都市とは思えないテンションで、東京や関西からの遠征組も含め、お客さんのノリが素晴らしく、スタッフのみんなも終止笑顔が溢れ、とても良いパーティーバイブだった。どんな場所でDJをする時でも、場所に合ったイメージに沿って、フロアーの反応を見つつ、DJ中に軌道修正するケースが多々あるけど、浜松の人々は、想像以上にドラムンベースの理解度が高く、常日頃から地元のDJ達が、自分たちのシーンに正しい音を伝えていると実感出来た。いつも思うけど、街の規模やパーティーの大きさに関わらず、最終的にはどんな人がどんな目的を持って、パーティーを開催しているかがとても大事で、色んな街でDJをして来た自分としては、浜松はかなり有り!! なパーティーだった。先日の名古屋も良かったし、東海地方は東京や関西とまた違った人と雰囲気、面白さがあると思う。そして、浜松名物と言えば、ウナギ!ウナギ大好物なんだけど、パーティー当日に連れて行ってもらったのが、浜松駅前の八百徳本店。うな重と迷いつつも食べた櫃うな茶漬けは、刻みネギとワサビをたっぷりと乗せて出汁を注ぐスタイルで、名古屋の櫃まぶしの印象とは違って、若干味が薄味で食べやすく、代々引き継がれている秘伝のタレと、厳選された活きの良いウナギの旨味が十二分に堪能出来る納得の老舗の味だった。肝焼きも美味しかったし、ウナギのグルーブも相まって納得のDJが出来た事は間違い無い。そして、今回静岡掛川から参戦したSIMOが泥酔して、パーティー終了後自分のPCや機材が入った鞄を残したまま行方不明になり、クラブ近くのビルとビルの間から発見されたのも、パーティーがいかに素晴らしかったかを象徴している(笑)

パーティー翌日は、レイトチェックアウトから静岡名物さわやかのハンバーグを食べて浜松を発ったんだけど、東名高速道路を走っていると、神奈川県に突入する直前に玉突き事故による渋滞18kmの表示が。。。とにかく渋滞にはまるのが大嫌いで、ひとまず、足柄SAで停車してどうしようか考える事にしたんだけど、以前足柄SAに立ち寄ってfacebookに写真を投稿した際に、常日頃からいつも温かく応援してくれているミカネーサンが、近くに住んでいるから呼んで下さいよってコメントをくれた事を思い出して、twitter越しに近くの良い温泉が 無いか教えて欲しいとメールをすると、即返信が来て迎えに来てくれると。それは悪いから温泉の情報をカーナビに入れれば自分で行けるから大丈夫だよと言っても、地元民が行き来出来る場所があるからと。言われるがままに車をサービスエリアに停めて待っていると、10分もしないうちに迎えに来てくれた。足柄SAに、地元民専用の裏口があるなんて知る由も無かった。

温泉は趣味だから日本中の温泉地に訪れたけど、富士山近辺の温泉は、あんまり良い印象が無かったんだけど、連れて行ってくれた、あしがら温泉は、小山町という小さな街合いのおもいっきり田園風景な場所に位置していて、町立な公共温泉で、所謂スーパー温泉的な施設では無く、こじんまりとしつつも地元の人々に愛されている温泉場で、掃除もしっかり行き届いている建物で、柔らかな肌触りのお湯は身体が芯から温まり、浜松での疲れを奇麗さっぱり洗い流してくれた極上の泉質だった。天気が良かったら露天風呂から富士山を目の前に望めるロケーションも最高だし、本当に良い温泉は、豪華絢爛な施設に限らず、今回訪れたような場所にあると改めて実感出来て、忘我な時間を過ごせた。およそ36時間の旅だったけど、ナイスな人々と楽しいパーティーを過ごせて、食事も美味しく、最高の温泉に浸かれた。地元の人達に導かれて贅沢な時間と経験を頂けるから、DJという仕事はやっぱり止められないと思った静岡へのショートトリップ。身も心も満たされた楽しい時間でした。

泉質 : アルカリ性単純温泉(アルカリ性8.8ph、低張性、低温泉) / 効能 : 神経痛、運動麻痺、慢性消化器病、病気回復、健康促進等


2010-05-25

熊本植木温泉 _ 湯〜庵

晴れ男の自分でも、何故か熊本に訪れる際は、雨が多くて、今回も大雨が降っていた。。。それでも熊本の街には大きなアーケード通りが街のほとんどに網羅されているから、傘無しでも街をあちこち歩ける所が便利。週末の熊本は、雨でも相変わらず賑やかだけど、さすがに本降りの雨の中開催された、"FRESCO"のドラムンベースパーティー"HI & LAW"は、集客は若干少なめだった。でも、いつも遊びに来てくれる人から、最近パーティーに顔を出してくれるようになった人迄、大雨の中でもパーティーに来てくれて、心から嬉しかった。雨の日サービスという事で、初めてパーティーの最後およそ40分ほどDJをして、終了時のお客さんの拍手がとても暖かかった。


熊本 FRESCO 出演翌日の日曜日に、ひさしびりに植木温泉の貸し切り風呂 "湯~庵" に訪れた。九州道の熊本ICから1つ目の植木ICで降りて、車で10分足らずで到着する、熊本市街地からの利便性の良さは、ポイントが高い。周りにほとんど建物がない、ゆったりとした田園内にたたずむ、数寄屋造り風の"湯~庵" は、全17室。トルマリン石の岩盤風呂と、露天風呂。石で組まれた半露天とヒノキ風呂等、各部屋に趣向が凝らされている。造りも環境もとても熊本的でゆっくりとくつろげる。泉質は、植木でも1、2を争う泉質で、トロっとした肌触りは、南関近辺の三加和温泉や、山鹿温泉等、この近辺に分布する温泉地の泉質に似ていて、湯上がり後に肌がツルツルになる、正に美肌の湯。


雨が降っていて、露天にはゆっくりと浸かれなかったけど、畳が敷かれた内風呂の、毎回入れ替えられる新鮮な温泉は、身体の芯から暖まる。春の気候にはちょっと熱くて、約2ヶ月振りに訪れた温泉に完全にノックアウトされてしまったけど、沢山発汗して、かなり疲れがほぐれた。お風呂に入ってからマッサージを受けたけど、割りと若い聴覚障害者の人がマッサージをしてくれたが、言葉無くして、一生懸命コミュニケーションする姿が健気で、マッサージも上手で、彼の働く姿に感銘を受けた。施設内にレストランもあるし、食事も温泉も楽しめる"湯~庵"は、あぁ熊本に来たなぁ、、、と実感させてくれる貸し切り風呂だ。温泉に浸かったせいか、心無しか身体が軽い。やっぱり最低でも月に1度は温泉が必要。。。温泉地がある地方の方々!いつでもDJのオファーを!!日本全国良い温泉が存在すれば、何処でも訪れます★


泉質 : 炭酸ナトリウム - 炭酸水素塩 / 効能 : 神経痛、慢性皮膚炎、美肌、慢性婦人病、飲料可

2010-03-29

別府温泉 _ うみね

九州はほぼ月に1度は訪れている。主に熊本が多いから、熊本周辺の温泉地は、大分訪れている。もちろん九州は地域全体に素晴らしい温泉が分布している温泉パラダイスだから、温泉好きの自分としては出来るだけ色々な県の違った温泉地に訪れたい欲求が強い。熊本は九州の中心に位置しているから、割とどの県にもアクセスし易いが、今回はちょっと足を延ばして、大分県の別府に訪れてみる事にした。別府は草津をおさえ、日本一の10種類からなる源泉数と湯量を誇っていて、湧出量は、アメリカのイエローストーン国立公園に次ぐ世界第2位で、別府八湯と呼ばれる八カ所の温泉郷を中心に構成されている。それぞれの温泉郷には異なった泉質と特徴があって、古くは鎌倉時代から続く鉄輪温泉の蒸し湯や、砂湯、世界最大の露天泥湯等もあるそうだ。日本一の温泉街だから、黒川温泉のような、いわゆる雰囲気がある温泉地を想像していたけど、案外栄えている街で、想像と大分違っていた。今回は時間がそんなになかったから、別府湾を一望出来るうみねに訪れてみたが、浸かった後にすっきりとして、それでいてパンチ力のある、炭酸水素塩泉のお湯を十二分に堪能した。これだけの規模を誇る温泉地なだけに、次回は数日滞在して、色々と試してみたいと思わせてくれた別府温泉だった。


泉質 : 炭酸水素塩泉

効能 : 切り傷、やけど、慢性皮膚病、アレルギー性疾患、リウマチ性疾患等、

2010-01-30

箱根 _ 翠松園

今週は月曜日から、箱根小涌谷の温泉旅館”箱根・翠松園”に3泊滞在した。東京から車で、約1時間半で到着する利便性の高さと、雄大な自然は、箱根の大きな魅力。この”箱根・翠松園”は、彫刻の森のすぐ側で、元々三井財閥の別荘が、敷地内にある文化財の建物、翠松園をそのまま残して、名前の由来にし、建物自体は、現在日本食レストランとして使用している。その建物周辺にあった、杉の林を伐採して、全23部屋の宿泊施設を建設したようだ。オープンからまだ、2年しか経ってないから、建物も施設も奇麗で、従業員のホスピタリティーは、割と高め。全部屋離れ系で、高級感漂っているけど、いくつかの部屋を見た結果、宿泊施設自体は、悪くいうと歴史は感じらなくて、露天風呂にTVがある部屋は、上品というよりは、超高級ラブホテルのような印象。そして、価格設定が箱根の中でもTOP レベルな高価格で、正直若い人達には、優しいとは言いがたい。でも、全ての部屋に自家源泉をひいた露天お風呂が付いているのは、かなり快適。基本的に部屋は、九州の宿のように広くはないけど、使いやすいと感じた。箱根の湯は、今迄の経験上、割とマイルドで、無味無臭なインパクトの弱めなお湯だったけど、この旅館の自家源泉は、ほのかに硫黄の匂いがして、湯上がり後の発汗力が高くて、想像以上にパンチ力があった。

到着した初日は、施設内のレストラン"紅葉"で、和懐石を食べたけど、お皿のクオリティーと、味に対する料理長の感性のレベルが非常に高い、かなり大人な食事だった。特に梅慈姑、穴子風干し、鯛飯が美味しかった。和朝食もとてもクリーン。

あれだけの高価格設定だったら、他にも訪れてみたい高級温泉旅館は沢山あるから、自分でお金を払ってまたこの宿に訪れるかは分からないけど、ストレスがたまって、緊急に東京からエスケープしたくなった時や、カップルの特別な日とかに利用すると良いかもしれない。


泉質 : 弱アルカリ性単純温泉 / 効能 : 神経痛、筋肉痛、関節痛、運動麻痺、うちみ、くじき、慢性消化器病等。


2010-01-13

2010年1発目の温泉 _ 有馬温泉 陶湶 御所坊

今年1発目の温泉は、KOBE PORT TOWERのパーティー翌日に、兵庫県有馬温泉の高級旅館、"陶湶 御所坊"に訪れた。相変わらず絶妙な和洋折衷で、ウェルシーな雰囲気たっぷりなこの旅館は、何度訪れても優雅な気持ちにさせてくれる。昨年7月以来の有馬温泉だけど、金泉、銀泉と2種類の泉質が有名な有馬温泉のお湯は、やっぱり最高だった。しかも前回訪れた夏に比べ、冬に入る有馬のお湯は、また格別で、激しく忙しかった、年末年始の疲れを癒してくれた。今回もランチ付きの日帰りプランでこの旅館を利用したけど、丹波の黒豆で作ったほんのり紫色の豆腐を使用した湯豆腐は、とってもヘルシーで優しい味だった。


以前のブログにも書いたけど、火山が無い関西の有馬に、何故温泉が吹き出ているのか?マグマの力によって有馬に吹き出るお湯は、温泉天国日本の中でも、本当に珍しい奇跡的な温泉地。800年の歴史を体で感じる事が出来る、御所泉源と妬泉源の混合泉でなる金泉は、じっくり体に染み渡って心身共に暖まり、素晴らしいの一言に限る。神戸から六甲山の下を通る神戸トンネルを抜けたら、あっと言う間に到着する利便の良さもとても魅力的。今度神戸に訪れる時には、もっとゆっくり時間を取って、この旅館に宿泊してみたいものだ。


神戸は、食事がとっても美味しいし、港町独特の雰囲気があって風情があるし、中華街もあるし、日本三大名湯の有馬温泉も近いし、人もお洒落で魅力的。東京は大きな街で楽しい事が沢山あるとはいえ、あれだけ素晴らしい温泉は、車で20分の場所に皆無。神戸のように、街に様々な魅力があふれる土地は、中々無いと思う。実際父親が神戸出身だから、初めて神戸に訪れた時に、初めてとは思えない親近感を街のバイブから感じだし、何か特別な想いを感じるのは、自分のルーツに理由があるのかも知れない。告っちゃいますが、神戸大好きです★


泉質 : 含鉄 - ナトリウム - 塩化物泉 (御所泉源、妬泉源、混合泉)

効能 : 胃腸病、神経性疾患、貧血、肝臓疾患、婦人病

2009-12-29

奥黒川温泉 _ 和らく

熊本 FRESCO 4周年記念パーティーは、記録的な集客とアニバーサリーならではのバイブで、凄まじく盛り上がって、最高に楽しかった。自分のDJプレイに対して、一緒に熊本に来ていたSUBLIMEのYAMAさんからお墨付きを頂いた。イエガー、ドンペリ、日本酒、焼酎とありとあらゆるお酒を飲み過ぎて、パーティー終了後は、かなり醜かったけど。。。

2日酔いも何のその、2009年最後の温泉は、熊本阿蘇の奥黒川温泉にある、和らくに訪れた。熊本市内から比べると黒川温泉は、何百メートルも高地に位置するため、訪れると雪が降ってきた。今年の初雪を九州で見るとはかなり意外。浸かった穴湯は、頭上に石で組まれた屋根が付いていて、珍しい作り。以前黒川に訪れた際に滞在した山河のお湯と比べると、優しい硫黄匂が漂っていて、お湯が白濁色になるほど、無数の湯の花が浮いている。北海道の登別のお湯を思い出させる。同じ黒川でも泉質は様々なようで、それが九州を代表する知名度を誇る、人気黒川温泉の魅力だろう。

今年は、北海道登別、軽井沢 星のや、鹿児島妙見温泉石原荘2回、熊本三加和温泉、栗山温泉、黒川、杖立温泉、福岡 那珂川温泉、太宰府、嬉野温泉、有馬温泉 陶湶御所坊、新潟五頭今板温泉、月岡温泉、静岡 熱海、赤沢温泉、修繕時 あさば、草津温泉、奥黒川と1年で様々な温泉に訪れる事が出来た。温泉は自分にとって人生のモチベーションの源であり、最高の趣味だ。自然に触れる大切な時間だし、疲れた体やメンタルを癒してくれる温泉地に、多大な感謝をしつつ、来年は今年以上にもっと沢山訪れたいと思う。


泉質 : 含硫黄 _ ナトリウム _ 塩化物・硫酸塩泉 (弱酸性低調性高温泉)

効能 : 神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、うちみ、きじき、慢性消化器病、健康増進


2009-11-26

群馬 _ 草津温泉

♬草津良いとこ~1度はおいで~ドッコイショ。お湯の中に~もほ~ら、花が咲くよ~チョイナチョイナ♬ 先日、友人が別荘を持っているので、群馬の草津温泉に訪れた。きっと日本人なら1度は聞いた事があるこのフレーズの曲は、草津名物の長板を使って、湯モミの時に歌う曲。実は歌詞が35番まである事を、今回初めて知った。

実際草津に訪れたのは、約10年振りだったけど、当時はまだ若くて温泉の魅力や、効能を気にする事もなく、ただ、お風呂入ったら良く寝れたな~くらいしか感じなかったけど、ここ数年、温泉にどっぷりはまってしまった自分としては、おもいっきり本番の魅力を見せつけられた。草津温泉は、100種類近い様々な泉質が存在していて、温泉によって発達した文化と、各温泉場に"泉質主義"と看板が掲げられている見事なプライドがあって、名実共に、最高の温泉地だと身を持って体感出来た。




基本的に泉質は、肌にピリピリと感じる酸性がとても強く、逆にアルカリph値が低い、九州のお湯とは真逆の泉質で、硫黄の匂いがかなり強烈。味は若干酸っぱめで飲めない程、美味しく無い。今回あの名物の湯モミをやってみたいと思ったので、調べてみると、草津には時間湯と呼ばれる湯治場があり、江戸の昔からの文化を現在でも引き継いでいて、実際体験出来る温泉がいくつかある。冒頭の歌を歌いながら長板をスクリューするように、お湯を混ぜる感覚だが、何故、草津には湯モミという文化があるのか?実は源泉が92度と熱湯に近い程の高温で、湯を板で揉むことで、温度を冷ますと共に、お風呂で運動することで、準備運動もかねていて、呼吸によって体内に良い温泉成分を吸収する重要な目的があるからだそうだ。納得。。。有名な湯畑の周りに無料で入れる温泉が無数にあるのも大きな魅力の一つで、昔から旅人と現地の人達の大事な情報交換とコミュニケーションの場所として存在している。千代の湯、白旗の湯、地蔵の湯、大滝の湯、西の河原露天風呂、別荘に隣接する万代鉱泉の露天風呂と、2日間で10回以上、温泉に浸かって、いつも髪の毛を編んでいる頭にも温泉かけまくり、心身共に思う存分、リフレッシュした。

東京から関越道を通って、一般道が長く山道なのが若干ネックだが、約4時間弱で到着でき、あれだけディープなお湯を楽しめる草津温泉は、かなり魅力的だし、恋の病以外なら何でも治ると言われる草津温泉が、何故日本3大名湯と呼ばれているのかを充分理解出来た。

ドラムンベースを知りたければ本場イギリス・ロンドンへ。
温泉を知りたければ草津温泉へ!


基本泉質 : 酸性・含硫黄-アルミニウム-硫酸塩・塩化物温泉
効能 : 恋の病以外


2009-10-17

修善寺_ あさば

LONDON MATTER 出演も無事に終わり、帰国してから体が温泉を求めているのもあって、伊豆修善寺を代表する温泉旅館"あさば"に訪れた。350年の歴史を誇り、格式高い名旅館として、多くの温泉フリークから、憧れの温泉旅館として称されているが、実際訪れてみると季節ごとに表情を変える、手の行き届いた庭園や、部屋の目の前に広がる600坪の池。そして、池にそびえ立つ前田藩より寄進された能舞台「月桂殿」が、旅館内にある等、極上の風情があり、歴史を感じる最高に趣のある宿だ。シンプルながらモダンで絶妙な和洋折衷感を持ち、隅々まで掃除が行き届いた内装は、正に引き算の美学を感じる。従業員の教育も完璧に行き届いていて、バリ島のリッツカールトンを思い起こさせるホスピタリティー。食事は、無添加で徹底的に素材に拘った中々お目にかかれない料理のオンパレードで、板さんの料理に対する心意気と気合いを感じる味。食べログのTOP 50にランクインしているのも存分に納得した。特に鱧と松茸の吸鍋は、絶品過ぎて絶句した。朝食もクリーンな優しい味で、宿泊客の健康を気遣った食事だった。結局高級旅館の重要な要素として、完璧な食事無くしては語れないなと、更に実感出来た。


温泉は、男女別の、檜の内湯と、小さな貸し切り風呂が2つある。そして、男女共同の露天風呂(時間帯によって男女別になる)は、石の組み方が完璧で、何処でも温泉を良い体勢で楽しめる完璧なレイアウト。備え付けの、浴衣2組、足袋、パジャマ、タオル、1つ1つが本当に上質かつ、クオリティーが高く、清潔である。修善寺の泉源は、集中給湯の混合泉。62度と高温のアルカリ性単純温泉で無味無色。正直九州のお湯や、有馬温泉、登別温泉のような個性はないが、とにかく柔らかい優しいお湯で、ほのかに香る湯の匂いに充分癒された。平日に滞在したのもあったけど、ほとんど人に会う事が無くて、フランスの元シラク大統領が滞在した事があるほど、外国人を受け入れる体勢も整っているせいか、見かけた宿泊客の半分以上は外国人だったから、WOMB にゲスト出演するアーティストたちを連れて行ったら間違いなく気に入るだろうなと思った。1番安い部屋で、1泊1人4万円弱と決して安い値段では無いけど、お値段以上の高級感を感じるし、本物とは何か?を充分体感出来る温泉旅館あさばだった。東京から車で3時間弱なので、大切な家族、恋人が出来たら、一緒に行ってみる事をオススメする。同行する人への感謝の気持を伝えられるし、愛が深まる事は間違いないだろう。本物の高級旅館を知りたければ、あさばに行くしか無いだろう。

泉質 : アルカリ性単純温泉

効能 : 神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、慢性消化器病、疾患、冷え性、疲労回復、健康増進等


2009-08-23

静岡県 _ 赤沢温泉

私用があって、約20年振りに静岡の熱海に訪れた。
熱海は都心から車で2時間弱だし、小田原近辺から海岸線沿いを
走る国道134号線は、雄大な太平洋と、自然の景色を楽しめる
中々のドライブコースでオススメだ。
前回は高校生の時の友人達と、友人の別荘に滞在したけど、
当時から比べると、寂れた昭和な雰囲気がたっぷりで、
街の印象がすっかり変わっていた。海岸線沿いに軒並み
建っていたホテルは、分譲マンションに様変わりしていた。
土曜日にも関わらず、夕方にはあまり人も居ない。
やり方次第では、とても良いリゾート地になりそうなのに、
環境が良いのに何で街が栄えてないのかな?と思う。

折角熱海まで来て、静岡の温泉を堪能しない訳にはいかないので、車を走らせてみる事にしたが、今回は出発する前に
バタバタでリサーチ時間がなく、大きな看板を国道沿いに建てていた、赤沢温泉郷まで移動してみる事にした。
熱海から1時間で到着してみると、化粧品メーカーの DHC が運営するリゾートホテルだった。
まだ真新しい施設の赤沢日帰り温泉館には、目の前に海が広がる、絶景のパノラマ大展望風呂があり、最高の環境だったが、
残念ながら循環濾過器を使用した温泉で、個人的にとても残念だったが、スパ等が充実しているので、女性は楽しめるかも
知れない。次回はしっかりとリサーチして、伊豆の本物の源泉掛け流しを試したい。

赤沢温泉ホテル
温泉名 : 対馬温泉(対島67号)
泉質 : カルシウム・ナトリウム-塩化物・硫酸塩温泉
適応症 : 神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、慢性消化器病、痔疾、冷え性、疲労回復、慢性皮膚病、婦人病等

2009-07-27

鹿児島 _ 妙見温泉 02

九州ツアーも無事に終了したけど、

今回は記録的な豪雨に見舞われて、

色々と大変だった。

1日目の福岡AIRでのパーティーは、

あまりの大雨のため、バス、電車は運休し、

高速道路が封鎖されてしまって、

完全に交通機関が麻痺してしまった。

サウンドシステムを増設して、普段のAIRとは

違った音で開催出来る事に対して、

期待が高まっていただけに、今回の天気は

ホントに残念だった。

当然集客はかなり厳しかったけど、

あの状況の中でもパーティーに遊びに来てくれた

人達には、感謝したい。翌日熊本に移動しての

FRESCOでのパーティーも、雨に見舞われたけ

ど、いつも以上に熱いパーティーバイブで、

終止良い雰囲気のパーティーだった。



そして、熊本のパーティー翌日、またまた大雨に見舞われながらも、九州道を鹿児島に移動して、

今年2度目の妙見温泉石原荘に訪れた。前回訪れた際に、ブログで書いたように、やっぱりここ妙見温泉のお湯は、

最高だった。宿に自家源泉を4本も持ち、それらの源泉をそれぞれの風呂に、空気に触れる事無く、

直接湯船に注がれていて、溢れんばかりの湯量は、力強く新鮮かつクリスピーだ。地熱を体に直に感じる泉質は、

大地の力に満ちあふれていて、心身共にリフレッシュ出来て、素晴らしかった。やっぱりここ妙見温泉のお湯は、

間違いなく1、2を争う温泉だったし、また訪れる事が出来て良かった。


泉質 : ナトリウム・カルシウム・マグネシウム_炭酸水素塩泉 (含土類重曹泉)

効能 : 血管拡張、循環促進、鎮痛作用 (飲料) 慢性消化器病、糖尿病、痛風、肝臓病

2009-07-23

新潟 _ 五頭今板温泉 & 月岡温泉












先週日曜日のGRAND HYATTのDJ 後、翌日はスタジオワークして、急遽レセプションパーティーでのDJ オファーを受け、

昨日新潟に行く事となった。新潟は、上越とか苗場とか、若かった頃スキーに、はまっていた時期があったから、

良く訪れたけど、新潟市内は初めての街で、東京から約2時間の上越新幹線の新潟駅に降り立った。

新潟にも、もちろん愛すべき温泉があるから、今回の突然のオファーを受けただけに、新潟でのイベント翌日、

早起きをして、レンタカーを借りて月岡温泉と、五頭温泉郷の今板温泉に足を延ばした。

 

1件目に訪れた月岡温泉は、新潟市内から最も近い温泉街で、国道7号線を車で北上して約40分とアクセスが簡単。

大正4年に石油開発のため掘削すると、石油よりも温泉が湧き出て、開発に関わった人達が石油業を止めて、

温泉地の建設を思い立ったのが、この温泉の発祥理由だ。この月岡温泉の特筆すべきポイントは、

街に入ると強い硫黄の匂いを感じることで、硫黄の含有量は日本でもTOPクラスの泉質。

朝早かったのもあり限られた選択肢の中から、月岡の源泉井戸の真横に位置する"浪花屋旅館"のお湯を試してみた。

正直、こんなに古くて奇麗とは言いがたい旅館は、中々お目にかかれないレベルで、2人位しか入れない湯船は、

どっかの親戚の家の風呂に入っているような感覚だったけど、蛇口が真っ黒になっているほど硫黄が強い泉質で、

間違いなく純度の高い湯は、本当に素晴らしかった。月岡温泉の効能といえば、美人になれる温泉らしく、

温泉の色は綺麗なエメラルドグリーンで、硫化水素泉が強烈にあり、肌障りはかなりツルツル。

体の芯から暖まり、体から汗が吹き出るパワフルな極上の温泉だった。結局素晴らしい温泉は、

新しく奇麗な旅館に限らず、こういった場所に存在すると実感出来た月岡温泉だった。

 

2件目に訪れた、五頭温泉郷の今板温泉は、 月岡温泉から車で約20分で、1千年前に、弘法大師が五頭山を開いた際に、

薬湯の効能を讃え、大師自ら薬師如来の尊像を、この地に建てたという説があるそうだ。

今板温泉は、五百年以上前から自噴温泉として存在し、温泉街として栄えていたけど、今では訪れた旅館 湯本舘1軒と、

源泉井戸だけが残っているだけだ。でも、長年の歴史を感じる、山の中の緑深い森に囲まれた小奇麗な旅館だった。

かもしかや、猿でも出てきそうな雰囲気の森に面した露天風呂の泉質は、無色透明で、ラドンの含有量の多いお湯。

月岡温泉とは全く違ったマイルドな温泉だったが、とても優雅でゆっくりとした時間を過ごす事が出来た。

新潟の北部の温泉は、初めてだったけど、有馬温泉に続きまだまだ知らない良い温泉は、

星の数ほどあるなと思い知らされた、新潟のミニ温泉ツアーだった。


昨日、東京に戻って、再びスタジオワークで徹夜して、後2時間で家を出る。

今日から福岡 - 熊本 - 鹿児島を4日間で移動する九州ツアー。

九州のパーティーレポートと、温泉記録は、追ってブログで。

忙しく移動し、ろくな睡眠が取れてないけど、人生は楽しい。

 

月岡温泉 掛け流しの浪花屋旅館

泉質 : 含硫黄 - ナトリウム - 塩化物温泉

効能 : 美肌、肩こり・神経痛・リューマチ、婦人病、胃腸病、糖尿病等

 

五頭温泉郷 今板温泉 _ 閑静な山の一軒宿 湯本館

泉質 : 単純ナトリウム放射線物質泉 (ラドン含有量23ピュリー)

2009-07-13

兵庫 _ 有馬温泉

神戸のTROOP CAFEでのパーティー翌日に、

日本三大名湯の1つ有馬温泉に訪れた。日本三大名湯は、

岐阜の下呂温泉。群馬の草津温泉。そして太閤秀吉も愛した、

この有馬温泉だ。有馬以外は訪れたことがあるから、

これで3大名湯を制覇した。

有馬温泉は、神戸の中心地三宮から、高速に乗って40分足らず

で到着するから、アクセスはかなり楽で、ちょっと街から離れる

だけで兵庫の緑深い自然が堪能出来る。


訪れた温泉旅館 "陶湶 御所坊"は、館内の至るところに瓦で
作られた上品な小物などが飾られ、とてもモダンながら、
随所に800年の歴史を感じられる格式高い温泉旅館だ。
最近よく訪れる九州とは違う、有馬温泉ならではのスタイル。
建物自体は昭和初期に建てられたようで、
古い建物だが隅々まで掃除された館内は、とても清潔だった。
由緒ある温泉旅館なだけに、泉質を重んじた温泉は、他ではなかなか堪能できない見事なお湯だった。

有馬温泉は、源泉が98°で、とても高く、金泉、銀泉と大きく分けて2種類の泉質が有名だが、この温泉旅館の金泉は、
御所泉源と妬泉源の混合泉が、かけ流しで浴槽に注がれている。とにかく濃い源泉が特徴。透明度はほとんどなく、
味はかなり塩辛くて海水の2倍の塩分。そして、鉄分も豊富だから金泉臭も若干あり、噴出時は無色透明だが、
空気に触れると酸化して、お湯が茶色に変色するそうだ。お風呂の構造が半露天の、半混浴になっていて低い壁から
ちょっと顔を出すと女湯が覗ける状態で、女湯の人と容易に顔を合わせることができる。
上品な高級旅館だからこそ許される、とても趣きのある温泉だ。

そもそも温泉は、地表近くの地下水が火山活動で温められたものが多く、火山がない関西地方でわき出る有馬温泉の起源は 
これまで謎だった。しかし、有馬温泉の湯は、太平洋から日本列島の下に沈み込むフィリピン海プレートから生まれ、
地球のマグマのガス分が、断層に沿って上がってくるうちに、その中の水分が湧き出る「マグマ水型」の温泉だと数年前に
突き止めたそうだ。簡単にいうと、有馬温泉は唯一、地球のマグマより吹き出る温泉という事だ。

そう考えると実際にとても貴重な温泉で、秀吉が千利休を引き連れて、度々有馬温泉に訪れ、お茶会を開き、湯治していた
歴史にも充分納得出来る。温泉地としての長い歴史を十二分に感じる事が出来た有馬温泉だった。

泉質 : 含鉄 - ナトリウム - 塩化物泉 (御所泉源、妬泉源、混合泉)
効能 : 胃腸病、神経性疾患、貧血、肝臓疾患、婦人病




2009-06-23

熊本 _ 栗山温泉

九州道の南関ICから、R443 を菊池に向かって約20分の所に

位置する、栗山温泉の貸し切り風呂"紅さんざし"。

過去に何回か訪れて、違う部屋を試しているけど、

新しく奇麗な設備と、大自然に囲まれたロケーション、

泉質がとても良くて、個人的に大好きな温泉の一つ。

全部で13部屋あるが、全室に内湯と露天風呂が完備されていて、

値段が高い部屋には、一人で入る有田焼の可愛い茶碗のような

湯舟もある。その有田焼の模様が、"山桜"や、"しだれ梅、

"春牡丹"等、それぞれの部屋の名前になっていて洒落ている。

部屋によっては3つも湯船があってかなり豪華。

お湯は、無味無臭で、肌触りが優しく、PH値が高いだけに、

トロトロな肌触り。日焼けで荒れた肌がすっかり潤った。

ラドン含有量も多く、湯上がり後のリフレッシュ感が最高だ。

温泉文化の最先端をいく、九州熊本の中でも、簡単に温泉宿気分が味わえる、

極上な貸し切り風呂で、絶対的にオススメ。


泉質 : アルカリ性単純弱放射能温泉 (アルカリ性 低調性温泉) 、PH値 : 9.98 、ラドン含有量 (43.6×10-Ci/kg)

効能 : 神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、慢性消化器病、冷え性、病後回復、

疲労回復、胆石症、慢性皮膚炎、慢性婦人病

2009-05-26

熊本 _ 三加和温泉



九州道の菊水インターから、車で約15分の三加和温泉にある

貸し切り風呂、" 湯亭 上弦の月 "に訪れた。

昨今の温泉ブームもあって、上質な温泉が楽しめる九州では、

温泉宿よりも気軽に温泉を楽しめる、

多くの新しい貸し切り風呂がオープンしている。

上弦の月も昨年末にオープンしたばかりだが、

湯船脇の洗い場が濡れても大丈夫な畳だったり、

50インチの液晶テレビ完備の豪華な特別室が2部屋あったりと、

貸し切り風呂としては目新しい設備が特徴。

そして、九州 でも TOP クラスの泉質が好評で、

飛び込みだと約2時間は待たされる程の人気だ。




深夜2時までオープンしているのも有り難いが、特筆すべきポイントは、お湯のアルカリ性の高さ!

通常 7 を超えていると肌に良いアルカリ性のお湯と言われているけど、上弦の湯のPH値は、10.02と驚異的な数値の高さで、

お湯は正にトロトロな肌触り。無味無臭だが体の真まで暖まり、肌がツルツルになる最高の美肌の湯だった。

90分で¥3,000と通常の貸し切り温泉よりもリーズナブルで、15分単位で延長も出来る。

貸し切り風呂にしては珍しく電話予約 (会員のみ) が可能なので、訪れる際は予約をお忘れなく。


泉質 : アルカリ性単純温泉 (低張性 、アルカリ性、高温泉)

効能 : 神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、間接のこわばり、打ち身、慢性消化器病、痔疾、冷え性、病後回復期


          


2009-05-05

熊本 _ 杖立温泉

黒川温泉滞在後、熊本県と大分県の県境に位置する杖立温泉街で、
毎年4月初旬~5月初旬にかけて開催されている、鯉のぼり祭りに訪れた。
川幅いっぱいに無数のこいのぼりが、風に乗って流れるように揺れている光景は、
とても優雅かつ迫力があって、大人になってすっかり忘れかけていた、
幼かった頃の子供の日を思い出した。
杖立温泉は、昭和初期から、九州の奥座敷と呼ばれ、歓楽街温泉として栄えたけど、
バブル崩壊以降衰退してしまったらしい。でも、昭和の雰囲気が残る路地裏は、
タイムスリップして子供の頃の昭和に戻ったような不思議な感覚。
杖立という地名は、平安時代の初めの頃、旅の途中で訪れた弘法大使空海が、
温泉の効能に感銘して、持っていた竹の杖を立てたら、枝や葉が生えてきたとか、
杖をついて湯治にやってくる病人や老人も、帰る頃には杖を忘れるという、
温泉の霊験をたたえた由来もあるとの事。
その土地に伝わる歴史や、由来を知るのも旅を楽しむ大事な要素だ。
杖立温泉では、約98度もある高温の湯煙りを利用した「むし湯」が有名だけど、
地元の人に勧められて、杖立温泉街の中で1番良いお湯と言われる白岩温泉の湯を堪能した。
地下300mから汲み上げられた、源泉は、無色透明・無味無臭、若干ツルっとする肌に
良い、クセの無い泉質。でも、30分入った後、車で爆睡してしまう程、パンチの効いた
源泉。コインタイマー式で、1時間500円〜800円で入れるかなりリーズナブルな価格。
洒落た作りとは言いがたい公衆浴場だが、本当に良い源泉は、
地元の人々の生活に密着した温泉にあると実感出来た、杖立温泉街の白岩温泉だった。

泉質 : アルカリ性単純温泉 (低張性アルカリ性高温泉)
効能 : 神経痛、関節痛、筋肉痛、病後回復、冷え性等。


2009-04-28

熊本 _ 黒川温泉

癒しの里や、大人の隠れ家と形容される、熊本で最も全国区な人気温泉、

黒川温泉の旅館、山河に滞在した。

黒川温泉の下手、田ノ原川沿いの木々に囲まれた谷間に位置する山河は

人の手入れが行き届いた新緑な自然が魅力的で、
中々風情がある旅館。
4月下旬にしてはかなり肌寒かったけど、
ある意味温泉日和で、地産地消な野菜中心の食事は上品で、
とても美味しかった。
温泉街の比較的浅い地層から約90度の源泉が、沸き出しているが、
山河は薬師の湯と呼ばれる、独自の源泉も用いている。
お湯に入った率直な感想は、匂いも、味も、肌障りも、マイルドで優しい。
前回ブログで書いた鹿児島の妙見温泉をオスと形容するなら、

黒川温泉はメスだ。自分にとっては、若干マイルドに感じた泉質だが、

充分癒された。


旅館の人曰く、黒川温泉は女性客がメインの温泉地で、各旅館の露天風呂は女性用の方が大きくて広いとの事。

また、黒川温泉が有名になった大きな要因として、ほぼすべての旅館にある露天風呂のうち、3カ所まで選んで
入浴することができる入湯手形がある。この手形を利用して、狙った宿の露天風呂を巡る行動は、
自然を散策しながら楽しめるし、黒川温泉ならではの醍醐味だと思う。
泉質も環境も間違いなく女性にオススメ出来る、温泉地だ。



泉質 : 含石膏食塩硫化水素泉
効能 : リウマチ性疾患、高血圧症、動脈硬化、末梢循環障害、糖尿病、更年期障害



2009-04-21

鹿児島 _ 妙見温泉

年齢のせいか、温泉を心から心地良いと感じる今日この頃。

DJで各地に訪れ、美味しい食事をし、その土地の温泉につかる。

心身共にリフレッシュ出来る温泉は、

これといって趣味の無かった自分には、最高の趣味に出会えた思い。

死ぬまでこの趣味は続くと思うので、今後は音楽以外にも温泉の事は書き続ける。


今回の温泉は、3月の九州ツアー終了後訪れた、

鹿児島の妙見温泉。

近くの塩浸温泉は、坂本龍馬が日本人初の新婚旅行で訪れた歴史ある温泉。

九州は30歳を過ぎてから訪れ始め、この5年で多分30回以上は訪れている。

でも、鹿児島は九州の中で、唯一訪れた事がない県で、始めての土地に期待大だった。



滞在した宿は妙見温泉で最もポピュラーな宿 "石原荘"。新川渓谷沿いに建ち、

森の精霊に制御された大自然を強く感じる緑豊かな環境は、とても魅力的。

驚異的に大量の源泉が自然噴出していて、力強い大地を感じる泉質。

鉄分の匂いが強い、川沿いの露天の泉質は極上で、体の隅々まで染み渡る。正にラドンの成せる技。

大自然の中の湯治は、最高に気持ち良かったし、鹿児島は想像以上に、お湯も人も食事もディープな九州だった。

この温泉に訪れて以来体調が良いし、また必ず訪れたい温泉だ。


最近は、かなりの頻度でいろんな土地の温泉を訪ねてるけど、この1年で強く印象に残っているのは、

北海道の十勝岳温泉と、この鹿児島妙見温泉。

結局海外の旅もそうだけど、空港から何時間も移動して僻地まで移動してこそ、自然深い素晴らしい土地に巡り会える。

でも、妙見温泉は鹿児島空港から車ですぐなので、近くに訪れる機会がある人は、絶対に試して欲しいと思う。


妙見温泉 石原荘

泉質 : ナトリウム・カルシウム・マグネシウム_炭酸水素塩泉 (含土類重曹泉)

効能 : 血管拡張、循環促進、鎮痛作用 (飲料) 慢性消化器病、糖尿病、痛風、肝臓病