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2018-04-29

17周年にして200回目の06S


誇張する言い方をするならば、渋谷を歩く人々に石を投げれば DJ に当たると揶揄されて久しい2018年。レコードを1枚1枚視聴して、ターンテーブルを触り続けてコントロール出来るようになるまで、日々修行をして3年と言われた時代から比べたら、テクノロジーの進化によって本当に誰でもいつでも DJを簡単に始められて、人前に立てる時代になった。USBスティックを CDJに刺せば 3台が同期して DJプレイ出来るようになるなんて、重たいレコードバックを持ち歩いていた20年以上昔の自分にこの話をしたら、ドラえもんのポケットから出てくる夢のような話。それくらい DJシーンとそのあり方はとてつも無い大きな世代間ギャップの上に成り立っていると最近実感する。

DJ で生きていく為には何が必要なんだろう? DJ という存在を誇示していくには、どうやって考えるべきなんだろう? 大きなクラブでプレイする DJ にとって大事な要素とは何だろう? 

昨今の DJ達は DJを始めるという行為の敷居が低くなった分、ある意味逆に高いレベルで DJに対する考えや想いがあると感じている。自分は 17年前に 06Sを開始した当初、DJとして生きていく為にどうしたら良いか?なんて正直あんまり考えていなかった。もちろん DJを職業にし、生業にしようとおこがましい事は考えて無かった。でも、今は DJが仕事となって生きているし、当時から日本にドラムンベースのシーンを根付かせるために多くの人に自分の存在を認めてもらいたかったのは事実。時が過ぎると17年前の大事な記憶も薄っすらとしか残らなくなって来るけど、明確なのは、人前でパフォーマンスをして、沢山の人を踊らせて楽しみたいという、シンプルな情熱が大きかったのは確かだ。

結局、自分の想像を凌駕し継続する案件は、純粋かつ強い気持ちが根幹にあって、そんな自分が持っているシンプルでも純粋にやってみたいと熱望する強い気持ちを、応援してくれる日本屈指のクラブ Wombと優秀な友人達に恵まれたのは大きい。自分は本当に幸運で、ファミリーと呼ぶべき彼等無しでは、何1つ成し得なかったし、06S を17年間も続けるのは不可能だった。

06S は17周年を迎え、200回目を迎える。200回毎月 WOMBのメインフロアーの DJブースに立った経験を持つのは最長レジデントパーティーの DJである自分なのは周知の事実。あのブースで培った経験と知恵は現在の自分の大きな人生の核であって、200回の中で迎えた修羅場や、数々の最高の時間を乗り越えてきた人のみが眺められる景色が存在している。あのブースに初めて立ってから17年。もちろんその分だけ年齢も重ねたけど、昔のように勢いだけで乗り切ってきた自分よりも、最近はより冷静に物事を見つめ、機材をコントロールし、フロアーを掌握出来るようになった。最高級な爆音の中に身を置く自分を俯瞰で眺めているような感覚が宿っている。06Sでの17年も含め DJキャリア21年。それだけ同じことを続けていると、頭で考えるよりも、体が勝手に動いて自分を表現するようになった。多分この現象は、1つのことを極めた、いわゆる職人と呼ばれる人たちみんなに起こる、口では説明しにくい、その人の心と体に染み付いてしまった意識を超える感覚だと思う。

意識を失うという言葉があるけど、それは完全に自分を制御しきれない状態を示していて、通常人間は意識という自己コントロールを促す部分で生きているけど、最近考えるのは、意識を超える感覚がそこには存在していると実感している。頭で考えるよりも先に感覚が自分を動かすようになるのが、長年を費やして培われる職人技だと考える。

そして、意識をも超える感覚を身につけた人達が本物の DJであり、アーティストだ。何事も長年諦めづに行動を伴う思考を継続していれば、集中力を超える意識外の部分が最も大事だと自覚するのではないか。それと同時に自分の可能性や、力量、能力、才能、に気づく時は必ずくると思っている。

正直、自分でも納得できる究極の領域に達するまで、まだどれくらいの時間が必要なのかも分からないけど、もうそんなに遠い未来では無く悟りの境地にたどり着くのかも知れない。とにかく答えを見つけるには、長年1つの事を貫き表現しながら積み上げて継続する方法しかなくて、その感覚を維持しながら、一流の職人達はきっとそんな心境にたどりつきながら匠の技を磨いているに違いない。

自分はまだまだ夢の途中なのか、不治の病にかかったままなのかも分からない。音楽が持つ魅力と同時に魔力もあって、その不可思議な力に取り憑かれてしまっている人は、沢山存在していて自分もその1人。可能な限り持っている力はまだ試して見たいし、まだまだ探求して奥深くまで知りたい意欲がある。



そんな想いで迎える17周年記念と200回記念の 06S。後1週間後、来週土曜日5月5日にその大きな節目がやってくる。改めてこの200回という数字を見ると、毎月200回は素直に凄いなと思うけど、色々と困難な時期もあったし、もう継続は無理かな?と考える局面は山ほどあったのに、あっという間に過ぎ去ってしまった感覚が大きい。正直200回は自分が1番信じられないし、かなり感慨深い。更に今回のアニバーサリーは、2公演2都市という新しい試みで、06S前日、5月4日金曜日は、名古屋X HALLと06Sのコラボレーションパーティー。しかも、DJ AKi Streamを名古屋の X hallからストリーミングするので、これも新しい試み。X HALLのボス山崎さんは、およそ4年位のお付き合いで、名字が同じなのもあり、初めて会った時から親近感があって、彼は本当に名古屋にしっかりとしたシーンを根付かせようと、若手の育成に力を注いでいる人格者。彼の元で DJ活動を出来ている若者達は最高の指導者に恵まれていて幸せだ。名古屋は街のポテンシャルも高いのでこれからのシーン成熟を心から期待する。来週末は何かと忙しい週末になるけど、熱意を持ってよりドラムンベースという音楽をこの日本で根付かせたい人達の想いが、5月4日、5月5日に詰め込まれているので、名古屋の人も、もちろん東京のクラウドも気合十分で楽しみにしていて欲しいと思う。昨年のウルトラ以来の共演のYUUKi MCも帰国するし、何と言ってもドラムンベース界の覇者 Pendulumが再降臨ですから!! 後1週間 DJ AKiも自分をしっかり見つめて気合を十二分に溜め込んで挑むアニバーサリーなので、全員参加でよろしくお願いします。





2017-06-07

熱狂と愛に満ち溢れていた...


数え切れないほどの人達の愛に満ち溢れて、そんな愛に包まれながら、心から幸せだと思える充実した瞬間が幾重にも波の様に押し寄せる感覚を味わえる人生は、例えようも無く光輝いていて本当に尊く素晴らしい。先日の我が愛すべきホームグラウンド Wombでの 06S 16周年記念パーティーは、困難にくじけることなく、初志貫徹の決意と精神を持って頑なに貫き挑んできた想いが、新たに大きく花開いたと実感した煌びやかな空間と、高速グルーブで一気に駆け抜けた時間だった。全てが最高で最強過ぎて、3日過ぎた今でも余韻が体内の隅々に残っている。未だ魂が戻っていない状態の中、16年間の山の様な記憶を振り返りながら自分を見つめ直している。

自分の人生においてドラムンベースという音楽は、切っても切り離せない、体や精神の大部分を支配していて、自分からこの音楽を取り除いてしまったら何も残らないほど、どっぷりと深く広く浸かり、測りし得ないほどの長い時間をかけて、ドラムンベース及び DJという1つの生業に対して真剣に向き合ってきた。流行やファッションでは無いその魅力に没頭し夢中になりながら、自分の居場所や生き方を見出そうと常に前向きに、この音楽と歩んできた20年。その間の16年間を06Sへ費やしてきたと考えると心底感慨深い。明確なのは、自分たちが表現したい欧米にも負けないパーティースタイルや本物のクラブパーティーのあり方を探求してきたのは間違い無いし、1人でも多くの人にその魅力を伝えるんだ!と強く熱い気持ちと共に、ドラムンベースという音楽に拘りを持って、心からやりたい事を真剣にやる! という信念は、ブレて無かったと改めて心に突き刺さった。


Wombが爆発寸前だったあの熱狂的で突き抜けたパーティーバイブは、日本中のクラブパーティーの中でも正直そんなに存在しないと思う。そこには16年という長い年月が凝縮されていて、およそ200回弱に及ぶ 06Sを、毎月少しづつ試行錯誤しながら、東京のドラムンベースアイコンとして育ててきた愛が積み上がった結晶であって、全て06Sに関わってくれる1人1人が本気で1つになったからこそ産まれた賜物。まだまだ終わらない、むしろ新しく始まったと思える、東京ドラムンベースシーンの勢いと底力が壮観過ぎた。常日頃から暖かい気持ちと愛を持って応援してくれる熱いドラムンベースを愛する人たち。全くパーティーとして成立しなかった黎明期からサジを投げずに 06Sを16年という長い年月をかけて成長させてくれている Womb。今回既に決まっていたブッキングを動かしてスケジュールを調整し、このアニバーサリーの為に来日してくれた Pendulum の Elfornet と Mc Verseとの友情。真摯に取り組んで 06S のステージに立ってくれる DJ とVJ、Lighting。そして、家族同様にいつも背中を押してくれる、心から信頼出来る仲間達。いつもいう事だけど、DJ は1人では何も出来ない愚か者。でも、沢山の愛に支えられると、こんな愚か者でも人に喜びや楽しみ、音楽の素晴らしさを伝える伝道師になれると思えました。色々と書きたい事があり過ぎて、1冊の本になってしまいそうだから、今回は多くを語らずに、全ての想いを大切に心に保管しておきます。とにかく今は、弾けそうな感謝の気持ちと共に、自分の活動をより活発に行って、もっともっと多くの人たちに愛を返して行きたいです。心からありがとうございました!!!


2016-08-02

DJ AKi STREAM_06S特別ご招待枠応募方法変更のお知らせ

もう6年近く配信している、06S開催2日前の生番組”DJ AKi Stream”を、昨月から facebookでテスト配信をした。以前のブログにも書いたけど、結果90分の番組の再生数がアーカイブ視聴も混みで約8800、シェア60、コメント570、いいね数約400強、リーチ数が48,000と、想像以上の数字になって、facebookライブ配信の可能性と拡散力、DJを生配信する意味を改めて強く思い知った。今では、この映像と共に配信する DJ AKi STREAM、トークがメインのJupiter Radio、そして、block.fmの Basstech+と毎月3本のラジオ番組を生配信している。なぜラジオをやるのか? そもそも自分の DJ活動の根幹は、1人でも多くの人達にドラムンベースの魅力を伝えたい、また DJ AKiってどんな人でどんなキャラクターなのか?を知って欲しいというシンプルな想いや欲求があって、各ラジオのタイムラインで、常日頃からサポートしてくれるみんなと交流出来る大事な場所として、ラジオ及びストリーミングは、自分にとって大きな意味がある活動拠点だったりする。そして、当然1人でも多くの人に聞いて欲しい。

今週木曜日はいつものように、DJ AKi STREAMを生配信するけど、毎月行っていた06Sへの5組10名様の特別招待枠の応募方法を変更するのでお知らせします。今までは、twitterにキーワードとハッシュタグ#06Sを、tweetしてくれた人達の中から番組終了時に抽選会を行ってきたけど、今月からfacebookで生配信する動画をシェアしてくれた人達の中から抽選します。DJ AKi STREAMの特別招待枠で当選して、06Sに足を運んでくれて、ドラムンベースにはまって、それ以降も、06SやJupiterに遊びに来てくれるようになった人や、実際にドラムンベースDJを初めた人も実は沢山存在していて、毎月10名の招待ながら、わざわざ応募してくれて当選し遊びに来てくれる人達は自分にとって本当に大切な存在。応募方法が変更しても、これからも応募してくれて DJ AKi STREAM及び、06Sのパーティー情報の拡散をサポートしてくれたら、心から嬉しいです!!


そして、今回のDJ AKi STREAM応募者の中から当選者をご招待する06Sが、8月6日今週土曜日!! 既に16年目に突入して、自分にとっては掛け替えのないライフワークである06S。今回はVIRUS RECORDINGSをOPTICALと共に主宰するイギリス・ドラムンベース界の暗黒の帝王、ED RUSHが登場する。冷静に考えて06Sを開始してから最も自分に影響を与えてくれた DJは誰なんだろう?と考えると、およそ14年前、06S開始2年目にMC RYMETYMEと来日してくれたED RUSH のDJプレイに大きな衝撃を受けた記憶が今でも鮮明に残っている。ダークでハードコアでありながら、DJとしてのグルーブをしっかりフロアーに伝える術を知っている彼は、ダブルドロップの嵐というよりも、ロングミックスでしっかりと展開を作って、フロアーのテンションを絶妙にコントロールするそのプレイはドラムンベースを知り尽くした安定感と圧倒的な音で、自分が向かう方向性や音楽性はこうあるべきだと指標を示してくれた。昨年の 06Sでのプレイも圧巻で、2015年に06Sに出演してくれたベストDJだったと素直に思う。そんなED RUSHだけど、本当にチャーミングで優しい人で、可愛い天使のような2人の女の子の父親でありながら、ポーカーマスターで、勝利したマネーでレクサスを購入した逸話を持つ生粋のギャンブラーな勝負師。ほぼオリンピックと同じ周期で、4年に1度位の頻度で、神アルバムをリリースしているけど、昨年リリースしたアルバム”No Cure”は、90年代を彷彿される王道系のドラムンベースでありながら、サウンドクオリティーが最先端で非常に高く、4年くらい時間が必要なのも納得。丁度昨年9月にリリース前のアルバムを送ってくれて、その作品性の高さに感激して、UMF直前に既に出来上がっていたセットに彼らの新曲を重要なポイントに配置して組み直した。そして、更に ED RUSH & OPTICALを改めて崇拝した。現在ヨーロッパを牽引している NOISIAも最も影響を受けたアーティストに彼らを挙げているのも激しく同意するし、現在の AUDIO の活躍も VIRUS無くしては語れない。8月は正に夏真っ盛りで、クラブよりも海に行く!って気持ちは重々承知だけど、チェコの世界最大のドラムンベース・フェスティバル”Let It Roll”に出演したばかりの ED RUSHは、間違いなく見逃せない DJであると、ここで更に強く念押ししておこうと思います。


2016-05-11

06S 15周年記念パーティー心から最高でした!

人は何を目的に生き、何を至福だと定義して生きているのだろうか?06S 15周年記念パーティーが終了してから1週間が過ぎても、そんな言葉が静かにそして深く脳裏に巡り続けている。アニバーサリーを共に祝ってくれて本当にありがとう!と声を大にして日本全国からお祝いに駆けつけてくれた人々に、即座にお礼のブログを書くべきなのは重々承知だけど、15周年を迎えるまでに張り詰めていた緊張感と、15年間の思い出の記憶を辿るにあたって費やした時間が、思いの外自分の生き方や考え方に対する影響力が強くて、この1週間あっと言う間に過ぎてしまった感覚だ。長い時間を費やし、少しづつ積み上げてきた自分にとって掛け替えの無い宝物であり、30歳から自分の人生全てをかけて築いてきた06S。自分の活動拠点であり仲間達との熱い友情の結晶であるこのパーティーが15歳になったんだなとパーティー中に痛いほど実感しまくって正直感無量だった。最近クラブ遊びもめっきり減って、日本のパーティー事情に疎くなっているのもあるけど、あんなに熱気が溢れていて、DJと素晴らしいオーディエンスが一体となるパーティーがあるのだろうか?と感動すら覚えた。でも、不思議と涙が流れてしまうような感情的な気持ちでは無くて、達成感と共にまだまだこのパーティーを成長させて可能な限り行けるところまでやり尽くしてやる!と言うような強い意志がそこには生まれている。自分の人生なんてちっぽけで、人生をかけてなんて大袈裟だなと思われても全くもって問題が無いんだけど、あのDJブースに立って、1人のDJとして自分の持つ力を存分に発揮し表現する事が、己の生き方であり、至福の時なんだと改めて実感したんだ。

今回のアニバーサリーを記念して来日してくれたANDY Cは、元々アジアツアーが丁度この5月に綺麗にはまる案件だったのもあって、最高のタイミングで来日してもらえて、共にこの大きな節目を祝えられると、半年以上前から決定していたんだけど、2ヶ月前に連日連夜世界中からオファーが絶えないDJブッキング調整が困難になり、スケジュールの都合が厳しくなったのが理由で、アジアツアーのキャンセルの通知が届いていた。代替えのアーティストも考え無いといけない状況になっていて、2ヶ月前にアニバーサリーに見合う大物DJをブッキングするのは、もちろん不可能な上、彼以外思い当たるアーティストが居ないのもあって、本マネージャーでもある、RED ONEに直接自分から懇願した。WOMBもリニューアルして環境が格段に良くなったし、06Sの15周年は是が非でもANDYに来て欲しい。仮にアジアツアーは無理でも日本だけには来てくれないか?と。すると半ば諦めていたブッキングは好転して、AKiがそこまで言うならと、最終的に東京と大阪、2日間の日本ツアーが決定した。最後まで諦めずに出来る限りの手を尽くしてくれた、WOMBブッキング担当で長年に渡って交渉役を務め、サポートしてくれている、初芝カナちゃん。オーガナイザーとして多くの調整をしてくれるケイちゃんとサブ。現場を常に円滑に運営してくれる桃井さん。どんな相談にも真剣に乗ってくれるk2hgとタケオパパには感謝以外の言葉が思いつかない。簡単なようで、それだけジャンル問わず世界を股にかけてシーンを牽引するようなトップDJを、極東島国日本に招聘するのは簡単では無く、そこにも15年間で積み上げてきた今までの友好的な信頼関係が存在している。

そんな奇跡的に成就したブッキングによって来日してくれたANDY C。自分自身も06Sの12周年記念に来日してくれた時以来のDJプレイで、この3年間海外で見られる機会が無かった分、どんなプレイを体感出来るのか?期待しまくっていたけど、ドラムンベース界の絶対的王者と形容するに相応しいDJプレイだったのはもちろん間違いない。日本に来日するまで9日間連続でヨーロッパのギグをこなし、今回の日本は2日間だけの滞在で2ギグ。これほど人気があって忙しいドラムンベースDJは他に存在しないし、体力的にも精神的にも、そんな過酷なスケジュールを乗りこなせる人間自体そもそも居ないんじゃないか?と容易に想像出来るけど、そんな心配は全く無用で、今回の2時間は完璧と言うに相応しいDJセットだった。まだ聴いたことが無いカッコイイ!と素直に思える曲と曲のダブルドロップによって醸し出されるマッシュアップ感満載のMIXに、往年のヒットクラシックチューンも絶妙に差し込む連続投下は驚愕の連続で、学ぶ的要素がふんだんに詰まりまくっていた。彼のDJ機材のセットアップは、Traktor使いでアレン&ヒースのミキサーに、3台のターンテーブル。まるでシンク機能を使ってるんじゃないか?と疑ってしまうほどのピッチコントロールに、ミキサーの特性を熟知した絶妙なフィルター操作。緻密な計算によって次々と繰り出されるはめ殺し的テクニック。ドラムンベースを知り尽くした知恵。15年以上にわたってトップDJとして君臨し多くのステージで積み上げた経験値。全てが一体になって表現される音がANDY Cたる所以を決定的に見せつけられた。でも、昔はもっと曲芸的な強引なMIXも多かったけど、今回は程よいロングブレイクを多用しているのもあって、この3年で大分違った印象を受けたのもあって、パーティーが終わってからANDYに問いかけた。セットの印象が以前と大分変わったのは、彼自身がここ数年敢行している6時間ロングセットや、世界中の大型フェスに出演し続けている影響があるのか?と。答えはYESで、15歳でセンセーショナルなデビューを飾ってトップランナーとして走り続けている彼も、既に40歳になり、若かりし頃は、ガンガンに攻め込むセットを組み込んでいたけど、最近は感情に直接響くようなエモーショナルな音もしっかりプレイしたいし、ステージやクラブが大きくても小さくても自分はDJをするのが心から好きだから、常に同じ気持ちで挑んでいると。本当にプロフェッショナルなドラムンベースDJだと思ったし、AKiこの15年間180回も良く日本でパーティーを続けてくれたね。Ram Recordsの為とかでは無くて、ドラムンベースシーンにとって、この東京でのパーティーは重要で本当に尊敬に値するし、ありがとうと語ってくれた。絶対的王者からのこの言葉で、この15年が報われた想いがしない訳が無い。

日本にドラムンベースの魅力をもっと伝えたい。こんなに素晴らしい音楽があるんだ。そんな気持ちで仲間と15年前に開始した06S。今回はノルウェーに移住した MY MCのYUUKIが居てくれたのも、やっぱり最高だった。彼は俺がして欲しいことを全て現場でフォローしてくれる。やっぱりYUUKiが居ないと06Sじゃないなぁとか考えながら、自分のセットが終わってみると、山のような思い出と共に迎えたパーティーは、一瞬で終わってしまった。終了の朝5時を迎えても沢山の人が楽しんでくれている情景は、心から美しいと感じるし、DJとして出演してくれたSIMO、VELOちゃん、もちろん参加してくれたみんなには心から大きな感謝です!本当にどうもありがとう!! これからもみんなと共に5年、10年、15年と歩んで行きたい欲求に満たされた、死ぬまで記憶に残る大きな夜でした。

P.S. パーティー最後の朝5時の模様を360度カメラで撮影した映像がこちらで見られるので是非 → https://www.facebook.com/djaki.tokyo/videos/10154154329842329/

2016-04-28

15年間の重み _ 06Sアニバーサリーを前に想うコト

誰がお前がやっているような音楽を聴くと思ってるんだ? しかもWOMBのような大箱で、こんなパーティーが続く訳が無いだろう。06Sが15周年を迎えるにあたって、何を書くべきか考えてみると、当時の諸先輩から言われたこの言葉を、遠い記憶のようだけど今でも鮮明に思い出した。かなり厳しい言葉であるけど、そう言われても何も言い返せないほど、15年前の自分はDJとして、パーティーを運営する立場としても経験やスキル不足でとにかく無力だった。SNSなんて無い時代だった上に、長い間海外で生活をしてしまった自分には、日本での知り合いも少なかった。それでも携帯に登録されている友人に片っ端から電話して遊びに来てよ! と誘うしか手段が無かったし、もちろん06S開始当初は、正直閑古鳥が鳴いている状況だった事は否定出来ない。あのスタート地点から15年間の記憶を糸を紡ぐように辿って行くと、毎月途切れること無く、約180回に及ぶパーティーを重ねて来たんだなと感慨深く、その1つ1つに記憶と時間が凝縮されていて、はち切れんばかりの思い出と愛が詰まっている現実が、このブログを書きながらジワジワと全身を覆う感覚だ。

いつも言う事だけどDJなんて職業は、1人では何も出来無くて、パーティーに誰も足を運んでくれなかったら、ただのエゴの塊でしか無くて、だったら自分のベッドルームでDJしている方がよっぽど幸せだと思える、例えようも無い特殊な仕事だ。でも、何故15年間も06Sを継続出来たのか? DJという立ち位置の自分から導き出される理由は明確で、06Sをより多くの人達が楽しめる為のアイデアや空間を、本気で身を削って創造してくれた仲間に恵まれた事に尽きる。海外と交渉しDJをブッキングし、来日してくれるアーティストに日本や06Sの素晴らしさをしっかりと感じてもらえるようにケアをする人、パーティーが円滑に進行するように現場の安全を守る人、オーガナイザーとして運営や予算を管理する人、そのパーティー自体の面白さやエンターテイメント性をPRする人、自分以外の過去15年間に出演してくれた多くの演者達等、各所に大事な任務と責任を背負った人が存在していて、そんな適材適所な優秀な仲間達が、辛い時も悲しい時も、たまらない至福感に包まれた時も、お前はDJなんだから、自分のその好きな音楽を前面に押し出してDJブースに立てと、時に強く、時に優しく背中を押してくれた同士が存在したから、06Sは15年間も継続している。正直自分は凄く恵まれた仲間に囲まれ、DJとして最上級な環境を与えてもらっているのは間違いなくて、そんな環境のおかげで、自分の愛する音楽に対して1mmもブレる事無く、信念を持って愛を注いで来られた事実は、何者にも代え難いとても尊い物で、自分の人生に直結している歴史であり誇りだ。


冒頭に書いた厳しいお言葉をくれた諸先輩は、06Sが7年ほどを過ぎた時に、現場に訪れてくれて、AKiに昔強く言った事は間違っていたね。お前達が本気でやりたかった事が、やっと分かったよ。06Sがこんなに多くの人達に支えられて大きくなって本当に良かったと、謝罪と共に心から喜んでくれた。その時は心の何処かにあった一抹の曇り空が一気に晴れたよう気持ちになった。それでも結局晴れ間が見えるまで7年かかったと思うと随分時間が過ぎてたけど、15年はそこから更に8年経っている。この話はほんの1つの話に過ぎ無くて、もちろんこの15年間で紆余曲折し、自分の記憶の中にはそんな話が山のように詰まっていて、良い時も悪い時もあったけど、じっくり振り返ると、06Sに関わる全ての人に愛と強い信念があったから今があるんだと改めて確信する。現在は老若男女、日本各地、国籍問わ無い人達が沢山集ってくれて自分の愛して止まない音楽を思い切り楽しんでくれて、他ジャンルのパーティーには無い、独特な熱気溢れるフロアーが06Sには存在している。ドラムンベースという音楽は、この国日本でまだまだ大きいシーンだと言い切れ無いけど、流行り廃りに左右されるようなブームの波に飲み込まれた事は1度も無かったし、06Sが日本及びアジアのシーン拡大の為に担っている役割は大きいと思う。15年という年月は一言では片ずけられ無いほど長く、もしも06Sが無かったら、今の自分は何をしているのだろう?と考えると恐ろしさすら感じるけど、ずっしりと重厚に15年の年月が自分の心や感情を支配しているなと素直に感じる。たかがパーティー、それでもパーティー。そこに自分の生き様があって、06Sがあったから1人の人間としても成長させてもらっている。本来アニバーサリーだから、もっとライトにおめでたくハッピーです!というようなテンションでいるべきなのかも知れないけど、15年を噛みしめれば噛みしめるほど、身が引き締まる想いが巡る。そして、15年も06Sが継続出来たのは、全てこのパーティーに足を運んでくれるみんなのお陰だと、感謝の気持ちが心の奥底から滲み出てくる。毎年06Sのお誕生日はやってきて、毎年アニバーサリーを盛大に祝ってもらって開催しているけど、15周年の重みは今までのアニバーサリーと全く違う感覚で、自分の中で相当大きな節目だと考えずには居られない。そんな中、スペシャルゲストには、ドラムンベースDJとして最も敬愛する絶対的王者Andy C。彼と共に15周年記念のDJブースに立つその瞬間のイメージが頭の中に巡る今、5月3日に迎える特別な時間を、より強い信念と愛を持って受け止めようと思います。

2015-08-05

DJ AKi 大分復活致しました

今年は大殺界のせいか、何気に頻繁に病気になるなぁ。。。およそ3週間前から身体の右上半身に鈍痛があって、肩は上がら無いし、首が後ろに回ら無くなっていたんだよ。一向に症状が改善されなくて、そんな状態で6時間DJセットを迎えて、最後まで大丈夫かな?と思いつつも、ブースに立ってDJを始めてしまえば痛みを忘れてしまって、無事に最後まで乗り切れたんだけど、翌日上腕二頭筋に、謎の湿疹が広がって痛みが激しくなった。寝てるだけでも痛いし、肌が荒れる事なんて殆どないから流石に心配になって、患部を写真に撮っていつも06Sに遊びに来てくれる看護婦さんに送ってみたところ、私の経験上これは間違いなく帯状疱疹だから重症になる前に直ぐに病院に行って下さい!とアドバイスされ早速病院へ。案の定帯状疱疹と診断された。この病気はとにかく例えようも無い痛みが強くて、友人が何人か患ったのを見てたから、辛そうだなって思ってたけど、まさか自分にもやってくるとは。。。なめてかかると、湿疹が顔まで広がったり、重度だと1ヶ月入院しないといけないみたいだけど、今回は早期治療のおかげで、湿疹も広がらず治ってくれた。でも、大量の治療薬と鎮痛剤を未だ服用しつつ、無理の無い生活をしてるよ。


体調がおかしくなった時は、もう無心になってひたすら療養するしかないね。幸いな事に先週末は何ヶ月か振りのお休みで、痛みと傷を癒す為に、名湯有馬温泉で湯治出来たのも効いたし、出来るだけより良い食事を心がけ、この3日間は毎日海で何も考える事なく、光合成を繰り返し、潮風を十分に浴びて大分体調が回復してきた。でも、太陽光の浴びすぎで脳にダメージがあるような気もするw 今回も、沢山の方々にご心配をかけ、早く良くなって下さいとお見舞いメールやメッセージを頂きました。優しいみんなに、この場を借りてお礼します。どうもありがとう。DJ AKi大分復活致しました。

まずは明日のDJ AKi STREAM でDJのリハビリとスパーリングを開始します。今回はYUUKi MCが海外に渡航中の為不在でお一人様での配信だけど、休んでいる間も沢山新譜が届いているから、23時~いつもの場所で会いましょう。日焼け凄まじい闇に溶け込むほど真っ黒な私でお送りします。そして、月に一度のお楽しみ、土曜日の06Sには、もっと体調も復活していると思うし、十分に療養したからエネルギーも大分チャージされているはずなので、いつも通り全開で飛ばして行く所存です。夏はクラブよりも海やレジャーって人が多いけど、8月は1週ずれ込んでドラムンベースが足りなくなっている中毒患者も沢山居ると思うし、夏休みだから行ける!と言う学生さんや、地方からの参戦者も多数いると思うので、AUDIO PORNのエースXILENTのサウンドと共にWOMBで開催する06Sで、音の栄養を補給して、夏バテ防止、精力増強して下さいね。でも、発病してから毎日早寝早起きを心がけてたから、深夜3時半に元気で起きていられるかなぁとか、健全な社会人のような心配をしているDJ AKiだけど、みんなから一杯元気もらいたいと思います。

2015-07-10

グアムレポート

梅雨が憂鬱な日本から3日程脱出して、初めてのグアム島に訪れた。グアムは太平洋にあるマリアナ諸島南東の島で、成田から飛行機で3時間と利便性が高く、手軽な海外旅行先で、家族連れや初めての海外旅行者に向いていて、日本でも一般的な観光地。今回の旅の目的は今年で開催3回目の5,000人規模の音楽フェスティバル”Electric Island Festival”と、WOMBのコラボレーションがあって、WOMBのステージも設けられる初の試みだった。基本的にEDMが軸のフェスだから、ドラムンベースの入り込む隙間が無く、自分はフェス前日のプールパーティーでのDJオファーだった。正直過去にグアムに訪れた人達の感想を聞いても良かった試しが無いから、過度の期待をしないで、ひとまず近いし南の島にでも行くかと、軽い気持ちで旅立った。でも、実際訪れてみるとそこは海外。海外に行くと背中から羽が生えたように解放されて活き活きとしちゃう性分だから、ブラジル以来約1年振りの海外で、到着から灼熱の太陽と、むせるような熱気に南国好きな自分としては、心が躍らない訳が無い。


ホテルに到着すると、既にプールパーティーが始まっていて、自分の部屋はプールの1フロアー上で、DJブースの真上。徹夜からのフライトで3時間しか飛ばないと、充分な睡眠が取れないから、え~もう着いちゃうの?って思いながら、眠い目をこすりながらホテルに到着して、夜のDJの為に一眠りしようと思ってもそこは爆音鳴り響く部屋で当然無理。ひとまずDJまでパーティーで遊ぶ事にして、程なく自分の出番になったけど、プールパーティー最後のDJで元々関係者のみのパーティーだったから、正直そこまで人が居なくて、ここはまずグアムの関係者にちゃんと音楽を伝えようとDJを開始すると、1曲目でいきなりDJ機材全ての電源が落ちた。。。特設のDJブースで屋外だと起こらない事故ではないから、復旧を待っていると、ホテル自体のブレーカーが飛んでしまって、回復不可能と判断。グアム迄来て1曲もかけれないのかぁと困惑していると、クルーの連中が今夜ホテルから歩いて5分のところにあるクラブでパーティーをやるから、このままこの機材を持って行くし、ここよりも人が居るし、何時に来てくれても構わないから、DJをやりに来てくれないか?と。これは予想に反したオファーで、お願いされれば何処にでもDJをしに行く精神の自分としては、1つ返事で承諾して、部屋に戻ると大雨のスコールが降り出した。おかげでユックリと一休み出来たし、これって音が止まってなかったら機材が大変な状況になってたなぁと思うと、グアムに来ても晴れ男伝説。今夜のパーティーでAKiにDJしてもらう為に音が止まる運命だったんだよと、グアムの人々は明るくナイスで前向きだ。
クラブに向かってホテルから歩いていくと、もう既にダンスミュージックが300m先から聞こえてくる。小さなクラブの入り口にはスピーカーが設置されていて、外に向かってガンガン音を鳴らしている。こんな風に爆音を外で鳴らしたら、日本だったら騒音苦情で直に警察が来ちゃうけど、そこはグアム。むしろ音に誘われて人が集まって来る。お店の作りは凄くシンプルなバーが1つあるラウンジ形式の内装で、客層はほとんどが現地のアメリカ人。人種も様々で、黒人、白人、アジア人、現地人? 等、多種多様。どうやらグアムで唯一の音箱らしく、久しぶりの海外でアウェーな環境。きっとドラムンベースを全く知らないであろう人々をどうやって踊らすか腕が鳴った。実際にプレイしてみると、まずは黒人達がDJ AKiのグルーブ感に引っ張られて、ソファーでまったりしていたのに、突如ガンガン踊りだした。音的には歌ものを中心にあまりオーガニック過ぎない選曲で組み立てた。アメリカでDJするのは本当に久しぶりだったけど、もちろん英語圏だから歌詞の並びに拘ったのも功を制したと思う。失恋の歌詞からハッピーな歌だと意味合いがおかしな事になるからね。その辺の意図も通じたのか、その場に居た人達のノリの良い事。終止最後迄大盛り上がりで、改めて音楽に国境は無いなと実感出来たし、音楽知識やボキャブラリーに捕われず、しっかりとしたDJのグルーブと良い音楽さえ鳴っていれば、何処であってもパーティーはきちんと成立するし、伝えるべきグルーブが受け取り側に理解してもらえれば、4つ打ちだろうとドラムンベースだろうと関係無い。


プールパーティーで音が止まった事で、想定してなかったギグが出来て凄く楽しかったから、ご機嫌でその夜を過ごし、空腹で朝早く起きてしまったのもあって、ホテルの朝食バイキングを食べに行ったら食あたりに。。。最近自炊メインで油を抑えた野菜中心のヘルシーな食生活をしてる自分としてはいかにもアメリカな食事と油が全く合わなくて、腹痛に見舞われ起き上がれなくなってしまった。その夜はメインイベントのフェスなのに、でも絶対的に行けないなぁと思っていると、薬を持って迎えが来てくれて、何とか会場に足を運べた。会場に着くと人種のるつぼで、フェスのお客さんは割と年齢層が若め。時空ボケもあって、一瞬自分が何処に居るのか?分からなくなったけど、熱気があって賑わっている。メインステージはEDM。WOMBステージはテクノ。WOMBのステージのサウンドシステムの鳴りと、大型LEDスクリーンの質感がアナログ感満載で、何故か懐かしくも暖かみがある演出。南国の開放的な気候と空気感に遊びに来ている人々は終始楽しそうで、良い雰囲気のフェスだった。

最終日体調も何とか復活して、部屋でゆっくりしていると、今夜のビーチパーティーでもDJをしてくれといきなりオファーが。ドラムンベースがグアムにも思いの外響いたようで、パーティーの閉めをどうか?と。もちろん断る理由は無い。大きなビーチサイドのレストラン脇に特設DJブースが設置されてある。背中にビーチを背負った景色のサンセットはロマンティックに奇麗で、中々のロケーションを見つけたなぁと感心。昨夜のフェスティバル関係者やDJ、もちろんお客さんも沢山集まっていた。ビーチパーティーならではのまったりとした雰囲気で、みんなお酒と食事を楽しんでいたけど、ブースの前にはそれなりのフロアーのサイズもあるし、割と音が鳴っている。まずは、ディープ目でトライバルな音でDJを開始して現地の黒人の人々を取り込んでみた。すると音に引き寄せられられるように人が集まって踊り始めた。彼等は本能的にグルーブ感がイイから、黒人がフロアーで踊ってくれると、フロアーのテンションがグッと上がる。そこからオーガニックな如何にも海にマッチしたポジティブな歌モノを連発して、最高潮なテンションで無事に終了。夜のビーチサイドの雰囲気は本当に心から楽しめた。その場所と雰囲気に合った音楽で響き渡る音楽の力は、海外だとより深くまで心に沁みる。

今回のグアムは予想に反して2回全く想定しなかった場所でDJをしたけど、自分は凄くツイてるし、良い意味で持ってるなと改めて思ったよ。2ギグともグアムでDJするならこの2カ所でしょ!と言っても良い程の最高の環境でDJをやらせてもらえたし、初めて訪れた土地なのに現地のホントに心が優しい沢山の人達とコミュニケーションを取れて仲良くなれた。もちろん日本から来てくれていた人達と海外ならではの時間軸の中で色々と建設的な話がゆっくりと出来たし、WOMBのクルー達とも記憶に残る思い出が出来た。音楽を通じて広がるボーダレスな友達の輪や、まだDJ駆け出しの頃にNYで外国人を相手にDJをしていた頃の懐かしい記憶も蘇えったりで、貴重な経験になった。そして、前日のフェスに出演した同級生だけど大先輩のKEN ISHIサンが、フロアーで踊っていてくれて、AKi君Good Jobだったよ~と言ってもらえたり、卓球さんにもロケーションにはまった良いセットだったよ、しかもISHII君がドラムンベースで踊るのを初めてみたよって笑って話してくれた。大先輩のテクノレジェンド達からの愛のあるメッセージはグアムの大きな記憶の1つになった。


グアムは東京からたった3時間のアジア圏なのに、英語が普通に通じるし、もちろんおもいっきりアメリカで、こんな近くにアメリカがあるんだなと初めて知った。70年前の戦争当時だったら、機関銃で殺し合っていたであろう土地で、楽しく至福感に包まれながらDJが出来て、何て良い時代に生きてるんだろうって痛感したよ。観光で見るべき場所も無いし、3夜連続でパーティーだったから、パーティーとホテルで3日間があっと言う間に過ぎてしまったけど、食事さえ改善されればまた絶対に訪れたい南の島だった。来年もこの企画絶対にやって欲しい!

2015-04-25

メッセージを伝える意味



DJは人前で音楽をかけてる人でしょ?が一般的に認識されているよね?全然それは間違って無いんだけど、実際人前で2曲を繋いで何時間ものジャーニーを作るのは正直簡単では無くて、そこには深い色々な意味合いやテクニック、経験が必要だけど、大きな失敗をして痛い目を見たり、練習で出来る事も何故か本番だとうまく行かないのが DJというもの。もちろん音楽のチョイスもMIXもフロアーで踊ってくれる人達に対して臨機応変に対応するのも重要で、軽い気持ちのノリだけでは、人を楽しませる事は絶対に出来ない。自分は芸能人DJやモデルDJでは無いから、音楽と自分のグルーブをいかにして表現し、フロアーに落とし込むかが最も重要だと思っている。そんな全く一般的では無い特殊な仕事であるDJは、DJ = アーティストでもあって、音楽を流すと共に、自分の人間性やキャラクター、ライフスタイル、メッセージを伝える事で、サポートしてくれる仲間達との距離をより近く出来るし、どんな想いでアニバーサリーを盛り上げたいのか、そして、お祝いしたいか。このパーティーに対する気持ちが共有出来るから、このメッセージ映像を作るか、作らないかで大きな差が生まれる。

今回の06S 14周年記念パーティーのメッセージビデオでは、何を伝えるべきか?今年に入ってからゆっくりと考えていたけど、個人的な話をしてしまうと、ここ数ヶ月のプライベートで1本のドラマが作れるんじゃ無いか?と思う程色んな事が起きて、数々の問題に打ちのめされて、生活が激変した結果、体も壊し、俺はもうダメなんじゃないか?って凄く深く考える時間があった。そんな状況から見つけ出せた答えは、自分には音楽があって、やっぱりこれをやり抜くしかないという想いに最終的に着地した。過去にもこんな経験があった時に、音楽が何度も救ってくれて、そのおかげでドラムンベースDJを軸にした生き方になって、やる気と本気度が高まったおかげで今があるんだけど、今回は今迄に味わった事の無い強い気持ちになれたんだ。音楽は絶対に1度も俺を裏切らなかったし、愛せば愛す程、その想いに応えてくれる自分の人生にとって本当に大切な存在。だから自分のライフスタイルが激変したとしても、この愛し抜いたドラムンベースという音楽にもっと真剣に向き合っていきたいと考えたし、自分のこの想いに賛同してくれる仲間達と一緒に切り開く新しい世界を見たいと考えたから、SHAPE THE NEW WORLD (新しい世界を形作る)というメッセージを伝えたかったんだ。

ダンスミュージックのパーティーは東京だけでも無数にあって、でも14年も継続出来てるパーティーは、ほんの一握りで、しかもこんなマイノリティーなジャンルな上に、WOMBで開始した当初は人も全然集まらなかったし、こんなパーティーやってんじゃないよ!って苦言を呈する先輩方も沢山居た。凄い勢いで一気に上り詰めた事は正直1度も無かったけど、徐々にゆっくりゆっくりと右肩上がりに、ジャンルの認知度も、集客数も上がってきて、今の形が出来上がって来週14周年を迎える。もちろん感慨深いし、山のように良い事も悪い事も沢山の思い出が詰まっている。そして、こうして14年経っても仲間や応援してくれるみんなと、アニバーサリーをお祝い出来る現状が、当たり前のようで、実は凄く尊く未来のある事だと改めて心に刺さり、14周年の節目が自分にとって新しい世界の始まりなんだと!強く感じたんだ。 


この映像制作に向けて、アイデアをまとめて、自分で絵コンテとシナリオを書いて、グラフィックをアートディレクターのK2HGに相談して、映像作家のNUMANにメッセージや、やりたい事を伝え、撮影と編集を一気に仕上げてもらって、このムービーが出来上がった。撮影はたった3人の少数精鋭でやったし、絵コンテに基づいて必要なカットをその場で考えていった。俺のこの殴り書きの絵コンテでもイメージが伝わる感覚ってもう10年以上一緒に沢山の作品を作ってきたからこそであって、自分のイメージを完全に超えて上質な作品に仕上げてくれる2人には、感謝してもしきれない。そして、最初に書いたシナリオに思いっきりダメ出しされて、最善の答えを見つけるべく3時間も熱い討論をしてくれたタケオ。この映像用に曲をエディットしてくれたMAOZON。ナレーションをレコーディングしてくれたDIGZのグレッグ。パーティーの模様を撮影してくれたCHA2。たかだか2分間の映像と言っても、誰でも簡単に作れる訳ではなく、それぞれ関わってくれた人達の06Sに対する熱い想いや、技術。そして、愛があってこそ。そんな中で純粋に何かを産み出すクリエイティブな作業って楽しいし、本気でDJをするのと同様にこれからもリアルなメッセージをしっかりと伝えて行こうと改めて考えさせられた。このメッセージが沢山の人に届いて、シンプルにこの映像を見て楽しそうだから06Sに行ってみよう!って思ってくれる人が1人でも増えたり、スタッフやお客さんの士気が高まってくれたら、メッセージビデオを制作した意味はとても大きい。5月2日の06Sは、いつもの仲間も、初めての人も、みんなで1つになって心からアニバーサリーを盛大にお祝いしようね。




2015-04-22

06S 14th Anniversary Mixed by DJAKi



DJAKi 及びドラムンベース•フリークの皆様、お待たせしました!5月2日(土)に14周年を迎えるWOMBでのマイレジデントパーティー”06S”のアニバーサリーを記念して、毎年公開する最新MIXが完成!! 昨年のMIXは、この1年で9000回再生されて沢山の方々に聞いてもらえて、多方面から反響があり、とてもありがたく幸せで、自分にとって意味のある大事なMIX。今回はおよそ56分を一気に駆け抜けるMIXで、選び抜いた大好きなトラック34曲で構成。テーマはより極悪に、男汁ブッシュー!ですね(笑) 自分で言うのもなんですが、かなりハードコアな仕上がりになってます。女、子供にはハード過ぎるかも知れませんが、最後迄ノリノリで踊り倒せたあなたは勇者です。そんなあなたを私は愛してます♡ 20年間ドラムンベース一筋に、この音楽を愛し抜いた結果や経験、答えがこのMIXに詰まってるから、この愛をしっかり受け止めてね。

Traktor 、ターンテーブル、pionner DJM800の機材セットアップで、普段 DJAKi Streamを配信している時と同様に、盟友タケオパパのスタジオで2日前にレコーディング。ターンテーブルでのMIXにしては、かなり安定してる方だと思います。pcのシンク機能で簡単にDJが出来る時代は、誰でもDJが出来て素晴らしいけど、自分のグルーブが勝負だと自負する私としては、多少のズレも気持ち良いと感じられる、自分でも満足出来るMIXになってます。個人的には上げ進行で1時間1曲1曲を紡いで行くのは1番難しいと思っていて、実は中々形作るのは難しいけど、このMIXはハードでありながら、緩急をつける味付けがよりドラムンベースの旨味がにじみ出てると思います。(今ポトフを煮込んでいる最中にこのブログを書いてるからこんな表現になってるw) マスタリングをDIGZのアキラ君にしてもらって、音質も弾けるビート、うねるベースになってるので楽しめるに違いない!もう06Sの14周年記念パーティー迄後10日!このMIXを聞き倒して気持ちを高ぶらせてね♫ 感想コメントお待ちしてます。

2014-05-08

06S 13周年記念パーティーを終えて

 06Sの13周年記念パーティーに参加してくれた皆さん改めて心からありがとう。想像を遥かに超えた大盛況っぷりは、圧巻な勢いがあって、まだまだ前へ、より高くまで登っていける気がした、とってもポジティブなバイブだった。そして、この13年間みんなの愛情に包まれて育んでもらった愛の結晶のように思えて、何とも例えようが無い多幸感が溢れ、正にWE ♡ 06Sだった。当日は日本全国、北は札幌から南は福岡まで06Sラバーが駆けつけてくれたり、13年間の歴史の中で、06Sに携わってくれた古くからの友人や、今では海外で暮らす人達もサプライズで登場してくれたりで、1,000人を超える人達にお祝いしてもらいました。

 13年間06Sを続けて来て心から思う事は、自分達の大好きな音楽を愛しながら、信念を貫き通して来て、本当に良かったし、間違っていなかった。ドラムンベースという日本ではマイナーで小さな音楽ジャンルのシーンだったけど、1年1年少しづつ経験や愛情、時間を積み上げた事で、今ではWOMBを代表するパーティーになれたし、アジアで1番大きなドラムンベースパーティーへと成長した。もの凄く感慨深い素晴らしいモーメントだった。DJをしていて、YUUKiとのコンビネーションの経験値が上がって来たと思えたし、自分たちが繰り出すグルーブで渦巻く熱気の高まり方が最高に気持ち良かった。そして、パーティー終了迄あれだけの人達がフロアーに残ってくれている景色は、06S愛が溢れていたし、そんな愛を感じながら、まだまだ06Sを続けて行きたい気持ちが高まった。ひとまず20周年までは行けるなと確信出来たよw


ゲストDJとして来日してくれたFRICTIONのDJも素晴らしかった。コアタイムを任せて本当に安心出来るプレイで、CDJ4台をフル回転させて06Sにフィットした音を2時間通して次々とドロップしてくれた。最近ではPIONEER UKのオフィシャルパフォーマになっただけに、その匠なコントロール技術やプレイは驚愕で、UKを代表するドラムンベース•アイコンとして、彼がこれからも更に高くまで駆け登ると思えたし、今回06Sのアニバーサリーに出演する事を心から喜んでくれたのが何よりだった。今後は彼が主宰するレーベルSHOGUN AUDIOに続き、もっとアップリフティングな楽曲をリリースしていく新たなレーベルも立ち上げるようなので、更に注目して行きたい。


 そして、いつもサブレジデントとして06Sに出演してくれている、VELOCITY(ベロちゃん)やMASA君のプレイも安定していて、彼らの成長もとても心強く、凄く良いDJになってきたと思う。また、KEITA、今はトロントで暮らすYMASAや、ITTI、若手のDJチームFUTURE FORCES、MC CARDZ、SIGNAL、KAIZAN CREW等、次の世代のDJ達にも常に扉を開いて、もっとチャンスを与えて行きたいし、彼等には06Sを軸に更に活躍して欲しい。また、いつもフルサポートしてくれるWOMBのスタッフにも心から感謝したい。


13周年が無事に終了して、張りつめていた気持ちが緩んだせいか、完全にスイッチがオフになってしまって、何も手に付かない状態に陥って束の間の休息を取っているけど、次回のASYのアルバムリリースパーティーに焦点をしっかりおいて、14年目の第1歩を切ろうと思います。これからもみんなからの熱いサポートが必要なので、06S共々DJAKiをよろしくお願いしますね!

2013-05-01

MY GROOVE IS YOURS




最近はDJを始める前にDJブースの下に潜って、手を合わせてお祈りをするんだ。この数年で両親を失ってしまった事で、神にも祈りたくなるようになったのも多大に影響してると思うけど、とにかく祈るんだ。自分のグルーブがみんなに届く様に、いつも愛してくれる人達と最高に楽しい時間が過ごせる様にって。深く心から祈るんだ。そして、試合前の格闘家のように自分の顔を10回強めに叩く。すると、DJAKiスウィッチが入って、目の前の景色がぐっと変わって音に集中し、いつものようなパフォーマンスとDJが出来る様になる。気合いを入れると同時に、自己暗示をかけているのかもね。

06S 12周年のコンセプト映像のテーマは、"MY GROOVE IS YOURS"。正に自分のグルーブはみんなのモノだよって事で、昔よりもずっと自分本位じゃなくて、みんなと楽しみたいからDJをしてるんだって、強く感じているんだ。若いうちはどうしても自分がやりたい事に拘り過ぎて、本来あるべきパーティーという概念に反する事もあったけど、18年近くDJをさせてもらった経験から、自分が1番楽しんで、自分の生き方や生活から醸し出すグルーブをみんなと共有する事が、本来のパーティーの目的であり、DJのあるべき姿と考える。

今回の12周年記念ではそんな想いがよりみんなに届いて欲しいし、今回のコンセプト映像も是非見て欲しい。脚本は自分で書いて、撮影と編集は、YUUKiと2人だけで行った。音楽は ASYのSTY。ロゴ組は9BのK2HG。映像の最後の調整は NUMAN。1分半の映像だけど、かなりの少数精鋭なチームで作り上げた。映像の最後に出て来る絵は、20年前にバスでアメリカ1周旅行をして、アメリカ中の美術館を訪ねる旅を共にした親友が、今回のアニバーサリー用に、油絵の具でキャンバスに書き下ろしてくれた。彼はまだ絵描きで、先日偶然にもWOMBで再会する機会があって、凄く感動的だったんだけど、もうWOMBでの自分のパーティーが12周年なんだよって伝えたら、じゃあ何か書いて上げるって。20台前半の頃にアーティストになりたくて、感性のアンテナを立てまくって刺激し合った友人との再会から産まれた今回の絵を、12周年記念の特製ステッカーにしたので、みんなに手にして欲しいなって思う。

いよいよ今週土曜日5月4日に、自分のWOMBでのレジデントパーティー06Sが12周年を迎える。しかも、ドラムンベース界の王者ANDY Cを迎えて。完全に役者が揃う12周年。改めて12年も良く継続出来たなと自分でも思うし、開始当初はもちろんこんなに継続するなんて想像も出来なかった。でも、振り返ると音楽に対する情熱はずっと強く心にあったなって思う。そんな熱い気持ちを持って何かに没頭する大切さはこれからも忘れないでいたい。

12周年なので、12組24名様の特別ご招待の応募も受付中なので、5月2日23時~生配信する DJAKi STREAMの番組最後1時頃に抽選会をする。今回は当たる確立がぐっと高いので、応募して下さいね。応募方法は、twitterに【5/4 06S12周年記念行きます@ WOMB #06S12th】と書き込んで下さいね!みんなのたっぷりと笑顔と共に、我らが06Sを盛大にお祝いしましょう。

2012-11-05

ASY LIVEを終えて

今迄に経験した事のない新たな瞬間に身を置くと、人は間違いなく成長する。それは演者である自分も、それを体感した人々も同じだ。もう17年間もドラムンベースを愛し、ただひたすらに突っ走って来たけど、昨夜のASY LIVEは、自分にとって何者にも代え難い特別な瞬間で、正にそんな気持ちになった、一生忘れる事が出来ない特別な時間だ。この2ヶ月間ライブに向けて休む事無く、夢の中でもライブの事を考える日々だった。毎日のようにクルーと話し合い、時には意見の衝突で言い争う事もあったけど、より良いライブの形を創り上げる為に、模索し続けて来た。でも、全く辛いとは思わなかった。むしろ毎日夢中でワクワクして、ただひたすら前に進む事だけを考えていた。

そんな想いで本番当日を迎えたが、当日迄問題は山積み。クリアーしないといけないタスクだらけで、正直心が打ち砕かれそうになった事も多々あった。でも、直前で何とか本番を迎える準備が出来て、大盛況の中ライブが無事に成功して、今は内心ホッとしている。でも、逆により気が抜けないと、気持ちが引き締まった思いだ。

昨夜のASY LIVEでは、パフォーマーとして映像と音を同時にコントロールする自分以外に、様々な案件に携わってこのプロジェクトを動かして来た。楽曲制作や音源の調整。ライブ全体の構成。舞台設置、演出台本制作、それにともなった映像制作進行。正にマルチタスク。初めての事だらけで、毎日の様に問題が起きて壁にぶち当たってきたけど、問題と真剣に向き合って、自分達の想いを強く信じ、絶対に負けない気持ちで前に進んで来た。そして、全てのタスクに対して、もの凄く沢山のアイデアや知恵と創造力を、周りの人々が与えてくれた。昨夜は多くの人達に支えてもらったこそ成し得た、みんなのASYに対する愛と情熱が凝縮されたライブだった。

でも、ここはあくまでも通過点に過ぎない。まだASYは始まったばかりで、やっとスタート地点に立てた状態だ。改善しないといけない事も山ほどあるし、昨夜の形はあくまでもひな形。これからライブに対するみんなの期待もより大きくなるから、その想いに毎回応えて行かないといけない。でも、必ずこれから100倍も1,000倍もASYライブは向上して行くし、必ず成し遂げたい想いがとても強い。これから感性や創造力を更に高めて、より深い愛と、強い信念を持ってASYプロジェクトを遂行して行く。その為にもみんなの熱いサポートと応援が必要です。みんなが居るから頑張れる。みんなの為にもっともっと夢中になって頑張りたい。この年齢になってもこんなに熱い気持ちになれる大きな目的や目標、夢があって、自分は本当に幸せです。そんな応援してくれる人々に感謝する気持ちを忘れずに、ASYという歴史を刻んで行きます。最初の一歩である昨夜のライブに参加してくれた皆さん、心から本当にどうもありがとう。あなた達はASYの歴史の証人です。そして、これからも一緒に歩んで行こう!!

SPECIAL THANX to KUDO , MAYA , TAKEO, YUUKi , STY , CHIE , YU MARUNO GLMV, NUMAN , K2HG , TR2HG , JUNYA , AIR- D , GAK , YUKI , GREG , ALL DIGZ CREW, SHIMON , KYOKO , LUIS , YAMA , SABI , MOMOI , KEISUKE , OHNISHI , SAITO , YUI , YANA , NASA , ALL WOMB CREW , ANNEN , BURN , REACH , EIICHI  and ALL PEOPLE WHO LOVE ASY!!!



2012-06-13

大きな愛に包まれたアニバーサリーパーティー


















06S 11周年を無事に終了して、そのまま興奮が冷めなくて、一睡もしないで神戸クルーズ出演の為、神戸へと向かった。3時間の新幹線は爆睡でタイムワープしたみたいだ。神戸クルーズには沢山の清潔感漂うお洒落な神戸の人達が集まって、女子率がとっても高いクルーズパーティーで、前回と比べると3倍近い人が乗船していて、かなりの大盛況な船上パーティーだった。神戸港は東京や横浜の夜景と違った、また味のある眺めで、中々ロマンティックで環境が良いから、これからもっともっと大きな船へとパーティーが成長しそうな予感がたっぷりな夜でした。アフターにちょっと顔出して、さすがにかなりの疲労困憊で、ベッドに倒れる様に寝落ちした。

記憶と感覚がまだ鮮明なうちに06S 11周年記念パーティーのお礼と感想を書きます。まずは、当日 WOMB へ足を運んでくれた全ての皆さんに心から感謝します。そして、この11年間支え続けてくれた WOMB クルー、パーティー開始当初から10年以上遊びに来てくれている人や、ここ数年 06S 皆勤賞な若い世代の人達まで、幅広い世代に拡大したドラムンベースを愛する 06S ラバーズ。そんな多くの様々な人達の多大な愛を受けてあそこまで成長したパーティー"06S"が、今回の11周年記念パーティーで、また新たなエネルギー体として産まれ変わったような感覚を覚えた。思えば11年前の 06S 開始当初は、WOMB のフロアーに全く人が埋まらない状況で、このまま続けられるのか?と正直思っていたし、ハウス全盛の時代にドラムンベースを浸透させる行為は、かなり無茶な挑戦だった。他ジャンルの関係者から良く言われない事も多々あったし、クラブシーンの中の存在として、ドラムンベースはもう死んだジャンルだと思われていて、疎外感がたっぷりだったのは間違いない。でも、自分を信じ、熱い想いを持った仲間といくつも迎えた局面を何とか乗り越えて来たからこそ生まれた鉄則のチームワークや、海外のアーティストとの間に生まれた信頼関係や友情は、かけがえの無い財産だ。06Sを11年間継続出来たのは、そんなプライスレスな経験や感覚、多くの人達との繋がり、そして、クルーの心の根底にあるドラムンベース愛が大きいからだ。

そんな熱い気持ちと愛を胸に今回のアニバーサリーに挑んで、個人的に出来る事はコツコツ積み上げる事が出来たし、パーティー前から反響が大きかったのもあるけど、当日のあのフル満員のお客さんと、フロアーのパーティーバイブは、この11年間で1度も見た事も体験した事も無い、恐ろしいくらいの勢いで、06S に限らず WOMB の歴史上でも TOP パーティーだったと言っても過言では無いし、正直パーティーの途中にフロアーに渦巻く強烈なバイブと熱気で WOMB が爆発するんじゃないか?と思う程だった。

今回のスペシャルゲストだった Pendulm と Mc Verse は既にシーンにおいて黄金タッグで、数少ないトップチームに属しているけど、ここ数年でヨーロッパやアメリカの主要大型フェスティバルに出演し続けているだけに、彼等が積み上げた経験値は、WOMB 規模の人間をコントロールする事は容易で、彼等のサウンドに熱狂するクラウドの姿は一種宗教的。20年くらい前にロングアイランドのナッソーコロシアムで見た、Beastie Boys のライブの記憶がふと蘇った。 あんなにモッシュしたり、人の上をサーフするやんちゃなお客さんが続出するとは想像もしてなかったし、大合唱するフロアーの一体感も驚愕だった。彼等の DJ と MC の2人だけで演じるショーケースは、もっともミニマルな最強のライブだと思えたし、今迄 Pendulum が作り上げて来た世界観は、ある意味ドラムンベースの枠組みを軽く超えて、独自のサウンドがあるからこそ、あそこまでフロアーを熱狂させる事が出来るんだと改めて考えさせられた。やっぱり彼等は究極にプロフェッショナルだし、久しぶりに心から凄いなぁと思えるショーケースに圧倒され、素晴らしい時間を過ごせた。

今回は11周年記念パーティーのコンセプト及びメッセージとして、"All Day,All Night, Drum'n'Bass is My Life"(寝ても覚めてもドラムンベースは、私の人生です)を掲げたけど、予告映像も制作して、多くの人達からお褒めの言葉をもらったし、きっとストレートなメッセージが多くの人にダイレクトに伝わった事で、本当にドラムンベースや、06S を愛する人達がお祝いに駆けつけてくれたと思う。パーティー中も DJ が終わってからも、みんなからお祝いの言葉をもらって、自分はこれだけ沢山の人達の愛に支えられ、大きな愛に包まれているおかげで、11年間も 06S を継続出来たんだなと痛感している。これからは、そんなみんなの大きな愛に対して、少しづつでも応えていく事が自分の使命だし、期待以上の活動を目指したい。そして、パーティー開始当初から気持ちは何も変わらず、ぶれずにドラムンベースのシーン拡大の為に尽力し、更にみんなにこの音楽に対して、大きな愛を抱いて欲しいし、これからもみんなのサポートが必要です。06S を更に何年も継続して行きたいので、DJAKi共々、06S をよろしくお願いします!

2012-06-05

06S 11th Anniversary Mix by DJAKi



アニバーサリーに向けて怒濤の様にリリースされる楽曲や、もちろんリリース前の楽曲が各レーベルから届いていて、まるで06S のアニバーサリーに合わせてみんな送ってくれてるの?と思うタイミング。新曲満載になったから、まずまとめて MIXしたけど、始めて組んだ新セットの1回目のレコーディングにしては、案外出来が良かったので、06S 11th ANNIVERSARY MIXとして、Soundcloudに UP しました!正直パーティーのプロモーションMIXにしては、ゴリゴリにハードで若干ダークによった男向きMIXだけど、最近はこの辺の楽曲は好きだし、旬なドラムンベースを感じてもらえると思います!ダウンロード可能なので、家でプチクラブ状態にするも良し、夜のドライブで聞くも良し、土曜日の 06S 11周年までこの MIX で気持ち高めて欲しいです~! 

2012-06-01

06S 11th ANNIVERSARY TEASER MOVIE!!



6月9日にWOMBで開催される、06S 11周年記念パーティーのティザー映像が遂に完成しました!今回のアニバーサリーパーティーのメッセージは"All Day,All Night,Drum'n'Bass is My LIfe"(寝ても覚めてもドラムンベースは私の人生です。) DJキャリアの根底は全てドラムンベースに対する愛が大きかったからこの11年もの長い間 06Sを継続する事が出来た。是非見てみて欲しいです!


My party "06S" @ WOMB will be 11th anniversary on 9th June.Finally The teaser movie is coming up!! Please check this out!!


STARRING : DJ AKi 
DIRECTOR : YUUKI ITO
CINEMATOGRAPHER : YUUKI ITO , CLAY C
COLOR GRADING : NUMAN
ART DIRECTOR : KEI NIHONGI (9B)
PRODUCER : TAKEO YATABE (HIGH CONCEPT) , SABI TAKAHASHI (WOMB)
06S CREW : KEISUKE  NIIJIMAN , TECHRIDERS , AKR , KEITA , VELOCITY , KID , YMASA , EYE LINK , CHA2 , MASAKI , TR2HG , HIRO (9B)
SPECIAL THANKS : ALL 06S LOVERS!! WOMB CREW! MOMOI , OHNISHI , SAITO , YANA , KANA PINK , YUI  , KYOKO , INGRED , EIICHI & REACH (HIGH CONCEPT)

2011-05-12

数えきれ無いほどの笑顔と感謝!

10年と言う大きな節目。WOMB でもレジデントパーティーとしては、初めて10年を迎えた 06S。10周年記念パーティーが無事終わった今、全身から力が抜けてしまったけど、未だに心にも身体にも至福の感覚が残って居て、心身共にかなり心地良いよ。もう20年以上クラブ遊び、夜遊びを懲りずにしてきたけど、間違いなく、先日のアニバーサリーは、The Best Party in My Lifeだった!何処に居ても笑顔が溢れていて、06Sの開始当初に良く遊びに来てくれていた懐かしい人や、お世話になった方々、ここ数年で、06S に来てくれる様になったみんなまで、幅広い世代の人々に支えられて、大成功に終わった記念すべき夜。充実感と共に、10年間1歩1歩積み重ねて来た重みと、歴史を改めて感慨深く思っている。

06S 開始当時は、ハウスに対応するクラブとして設計された WOMB の様な大箱で、ドラムンベースのパーティーを始めて、無茶だと言われて居たし、案の定、人は全く集まらなかった。ドラムンベース自体の浸透率が今よりもずっと弱かった日本で、06S に対する風当たりも正直強かった。でも、1年、2年と続けていく事で、コミュニティーが少しずつ大きくなって、3年が過ぎた頃から、他ジャンルに負けないパーティーバイブが、06S のオリジナリティーとして、拡大し始め、現在に至って居る。心からよく10年続いたと思うし、大切な仲間無くしては、有り得なかった10年の歴史。みんなには、感謝してもしたり無い程、感謝している。

当日は10周年用の特別な演出もあって、パーティー開始前にVJ、ライティング、カメラテスト等のリハーサル。また、オープニングセットを、前日にイギリスから届いた新曲数曲で組んだりと、バタバタで本番を迎える迄、数日まともに寝れなかった。06S の 10周年に向けて、GW 中の8日間で4 GIGと、多忙なDJスケジュールの中、沢山の準備があり、気持ちが高ぶっていたし、無事にパーティーが終わる迄は、気が張っていた。パーティー終了時は感無量になって、泣くのかな?なんて思ってたけど、パーティー迄おもいっきり駆け抜けて来た分、開放感と充実感。そして、至福感に満ちあふれていて、始めて感じた感覚だった。むしろ近しい友人達の方が自分よりも、それぞれが06Sに対して持っている歴史や思い出に浸ってくれて、ウルッときてるみんなの優しさと 06S 愛が強く印象に残ったね。 


震災があって、みんな先行きの見えない現状に、不安な毎日を送ってきたけど、震災から2ヶ月経って、多くの人が前に進んで行く事が最善の答えだと、認識し始めた時期に、開催したアニバーサリーだけあって、前例にない独特なハッピーバイブだったし、10年の歴史と共に、みんなが心底アニバーサリーパーティーを祝い、楽しもうとしていたからこそ、実現した夜だった。


今は、11年の新たな1歩を歩み出すけど、とにかく止まらずに、前に進むだけ。(Unstoppable,Just Moving Forward)を掲げ、新しいプロジェクトを立ち上げようと思っている。更に時間を積み上げて、歴史をみんなで作っていこう!

2011-05-06

いよいよ明日は、06Sの10周年

思えば、あっと言うまだったような気もするし、山の様に色々な事もあり、様々な経験をしたよね。でも、明確に1つ言える事は、みんなで問題を乗り越え、いかにして06Sを継続していくか、試行錯誤して来たからこそ、マイノリティーなドラムンベースパーティーである06Sが、ここまで継続出来たと思う。


やっぱり、みんなでやってきたから築き上げる事が出来た10年じゃん!


2001年に06Sを開始してから、ドラムンベースシーンを拡大したい!1人でも多くの人にドラムンベースの魅力を伝えたいという気持ちは、きっとみんなもそうだと思うけど、俺は何も変わってないよ。むしろこの気持ちがあったからこそ、継続出来た10年。自分たちの歴史である、この10 周年記念パーティーは、最高の形で迎えようよ!一人一人が、この10年間を誇りに思って、10周年を心から祝おう!WOMBが去年10周年を迎えた時に、みんな感じた様に10年って凄く重くて、とっても重要な大きな節目だから。


最高の10周年パーティーになるように、今夜は燃え上がろうぜぇ!!!


2011-04-28

06S 10th ANNIVERSARY SPECIAL MIX

01. Stronger Than Lies / dBridge & Riya / Exit Records Dub

02. The Plan That Cannot Fail / London Elektricity / Hospital Records

03. Devotion / Basher / Ram Records

04. Pressure Drop / S.P.Y / Shogun

05. Food Fight Part One / Hazard

06. Deadline Bootleg / Dub Phizix Remix

07. Settle Down / Crystal Clear & Zen / Ganja Records

08. Hold It / Mark System feat.Youngman / Digital Soundboy

09. Poon 2 / Subzero / Playerz

10. Xilent / Audio Porn dub

11. Blind Faith / Chase & Status

12. Future Jungle / Dj Fresh / Ram records

13. Take That / Dc Breaks / Ram records

14. Honeybee / Insideinfo / Viper Recordings

15. Ultraviolet / Neonlight / Bad Taste recordings

16. Thumb / Futurebound & Blind Cobblers / Viper

17. Dive / Blockhe4d & Cabbie / Formation

>> Time Warp / Sub Focus / Ram records

18. Free Your Pulse / Camo & Krooked / Viper Recordings

19. Beyond the Void / Blockhe4d / Bad Taste Recordings

20. No Problem / Chase & Status

21. Alienated / Telekinesis / Viper Recordings

22. Subterrestrial / The Prototypes / Shogun

23. Best_Of_Friends / Magical Gravity / Viper Recordings

24. The More I Want (Extended Vocal Mix) / Dc Breaks / Ram Records

25. XPANDER / SASHA

26. Meteorites / London Elektricity / Hospital Records

27. Ice Cream / Dj Fresh / Ram Records


Special Jingles From : dBridge (Exit Records,Autonomic), Red One (Ram Records), Ed Rush (Virus Recordings), Dj Marky(Innerground), Vegas (Bad taste Recordings), Futurebound (Viper Recordings), Shimon (Audio Porn), Dj Friction (Shugun Audio), Sub Focus (Ram Records), Bryan Gee (V Recordings), Blockhe4d (Bad taste Recordings), Mc Verse (Pendulm), Riya (Metalheadz, Autonomic)


5月7日 WOMBにて、遂に 06S が10周年を迎える。10年を振り返ると沢山の思い出と共に、ドラムンベースを通して、数えきれない大切な友人達との出会いがある。この 06S 10周年を記念した MIX に対して、13名のアーティスト達から届いたメッセージは、10周年のお祝いと共に、日本への愛に満ちあふれる言葉達。MIXと共に彼等からのメッセージも受け取って下さい。そして、心から愛すべき、この音楽を共に楽しみましょう。


2011-04-27

WOMB NEXT 11th ANNIVERSARY

4月29日(金) GWの入り口に開催される、WOMB 11周年記念パーティー。オープンから11年が過ぎ、 WOMBが掲げる今年のテーマが、WOMB NEXT。若い世代のDJ、アーティスト、クリエイターを、よりサポートしていくという、正に若い世代には、大きなチャンスが待っていると思う。結局、自分と同世代の人達は軒並み卒業してしまったし、これからのダンスミュージックシーンの未来を担っているのは、間違いなく20代前半の大学生や、新社会人。彼等が起こして行く行動が、日本のシーンの全てだし、そんな彼等をサポートして行く事で、今後も WOMB が共に成長していくと思う。


イベント当日の11周年記念パーティーでは、WOMB で長年レジデントパーティーを続けて来た各 DJ 達が、25歳以下の DJ をそれぞれピックアップして、共にプレイする B2B スタイルという新たな試みに挑戦。今回自分は、若手ドラムンベースDJとして成長著しい、YMASA と出演する。彼は、中目黒の SOLFA で、25歳以下の DJ 達が出演するパーティーをオーガナイズしたり、多ジャンルのパーティーにも出演する等、彼等の世代の中でも目立った活動をしていて、昨年から 06S のオープニングDJとして数回出演している。11周年パーティーに備えて、実はもう2度ほど YMASA と、秘密特訓をしてみたけど、目に見えて成長している彼の姿と、DJ をするという事に対する誠実な姿勢を見ていて、若かった頃の自分を見ているようで、自分にとっても良い刺激になっている。今回共にプレイする YMASA にとっても、今迄にない大きな舞台に立ち、様々な感覚を得られると思うから、これを糧に更に大きく成長してくれたら、WOMBNEXT を立ち上げた本当の意味があると感じている。出演は、24:30〜90分間。11周年は、年に1度の WOMB の誕生日。みんなでお祝いしましょう!

2010-11-10

産まれ変わりました!

11月6日に RAM RECORDS を ANDY C と共に主宰する RED ONE をイギリスより迎えて開催した 06S。約1年振りとなった RED ONEの出演だったけど、過去の彼の DJ SET の中でダントツにベストな SET で、ダブトラック満載な選曲は圧巻で、RAM RECORDS の持つ強力なコネクションと、彼自身の経験値をおもいっきりサウンドで見せつけてくれた。


そして、何よりも新たにリニューアルされた WOMB のサウンドシステムは、心から本当に素晴らしいと思えて、感動的に産まれ変わった。何万人規模のフェスティバルにも対応出来るドイツ製のシステム "D&B"を追加導入し、WOMB の為にクラブサウンドシステム界の神様、STEVE DASH がチューニング。10年以上前にニューヨークでクラビングしていた頃に毎週末遊んでいた伝説のクラブ "TWILO" の前身 "SOUND FACTORY" 時代から、STEVE DASH の創り上げる音を崇拝し、傾倒してきたけど、今回リニューアルされたシステムは、音の解像度がぐっと上がって、より音楽をダイレクトに体感出来る環境が、WOMBに構築された。音がよりフロアーに明確に伝わる事で、お客さんの反応も今迄にないグルービーなノリで、サウンドシステムの重要さを改めて強く感じた夜になった。今後もあのシステムと共に 06S を WOMB で開催出来る事が誇りだし、みんなの音に対する理解度も、がらっと変革するに違いない。音がシーンに及ぼす影響を今後の 06Sでしっかり見て行きたいと思う。