2010-12-07

WA'10 REPORT

WOMB が1年に1度打ち上げる大型フェスティバル、"WOMB ADVENTURE"(以下WA'10)が、今年も12月4日に幕張メッセで開催された。今年で、3度目となる WA'10 だが、遂にドラムンベースの時間帯が設けられ、オープニングから3時間の間に自分と RONI SIZEが出演した。自分の出演時間は、21:30~で通常のクラブイベントから比べると、とても早く、正直どれくらいの人が、オープンから遊びに来てれるか?と、全く想像も付かなかった。でも、実際フェスの開始時間に合わせて足を運んでくれた友人や、多くのドラムンベースファンが沢山居て、徐々にフロアーが埋まって行く様子をDJブースから眺めていると、とても感慨深く、様々な想いが込み上げてきた。

どんなパーティーや、フェスティバルでもオープン開始から足を運ぶ事って、まず無いと思うし、でも、そんな中ドラムンベースを心からサポートしてくれている人が、こんなにも沢山居るんだ!と認識出来た事実は、何者にも代え難く、心から嬉しかった。


そもそもブラジル、サンパウロでの大型フェス "SKOOL BEATS"や、オーストリア、ウィーンの "BEAT PATROL"等、海外の大型フェスに出演する機会をもらい、ドラムンベースの持つポテンシャルや、可能性を体感させてもらい、DJとして最高の経験をして、日本でもこんな大きなステージや、会場でドラムンベースが出来ないのか?と想い、模索しながら進んで来て、今回実現出来た事は、とても大きな意味のある事で、経験から持っていた目標をクリアー出来た事は、今後の日本のドラムンベースシーンに一石を投じる事が出来たと思う。多くの反響があって、また2011年も!という声が想像以上に多かったから、2011年も実現すべく励みたいと思います。

2010-11-24

WOMBADVENTURE’10、出演正式決定!

2週間程前に正式に発表されたので、ご存知の方々も多数居ると思うけど、12月4日幕張メッセで開催される、WOMBADVENTURE'10 (以下WA)に出演が決定した。2年前から開始し、今回で3度目となる WA だが、今年もRICHIE HAWTIN presents PLASTIKMAN LIVE を筆頭に豪華ラインアップが総出演。WA の象徴的な空間演出は、今年ももちろん健在で、大型 LED スクリーンを駆使した映像や、ライティング、サウンドシステムまで、他では、体感する事の出来ない WOMB ならではのフェスティバルになる事必至!


今年は、ドラムンベース界のスーパースター"RONI SIZE"の出演も決定し、初めてドラムンベースの時間帯が産まれ、年内もう06S @ WOMB は開催しないので、WA’10 @ 幕張メッセへ多くのドラムンベースファンが参加してくれるのを、心から期待している。WA で鳴り響くドラムンベースによって起こるであろう化学反応が、どうなるのか? 初めての試みに今からワクワクしている。


入場券のお得な販売は、WOMB STORE で後2日間!イベント当日まで各種プレイガイド(ローソンチケット、EPLUS)、レコード店で販売されている。タイムテーブルは、DJAKi は ROOM2 のオープニングで21時30分から90分間。その後 RONI SIZE が、23時から24時半までと、早めの進行になっているので、オープン目指して、幕張メッセに駆けつけて下さい!!もうWA'10まで後10日!!色んな意味で盛り上がって来たぞぉお!



映像は、ロングバージョンのキービジュアルを貼付けておくので、こちらも是非見て下さい。

2010-11-17

レオニーいよいよ公開!

1120()に遂に公開が始まる映画 "レオニー"。この映画は長年の友達であり、自分の DJ の上でいつも MC をしてくれている良き理解者 YUUKi が、プロデューサーとして製作に携わった作品。

約3年前に UK ツアーを共に旅した際に、ロンドンからリバプールに向かう電車の中で、天才彫刻家 イサム・ノグチの自伝を YUUKi が読んでいた事があって、イサム・ノグチ の母親である レオニー を主人公に、映画を制作すると聞いていた。YUUKi の母親である松井久子さんは、女性映画監督で、彼女の3作目にあたる今回の作品は、過去にあまり前例がない、日本とハリウッドの共作で、7年以上の構想を経て、脚本と監督を手がけた、彼女の魂が詰まった作品になっている。

20世紀初頭のニューヨークで、日本人と恋に落ち、イサム・ノグチを産み、様々な運命に導かれながら、子供と共に新天地日本での生活を始めた、レオニー。当時の日本で、外国人として子供を育てながら生きて行く葛藤や、たくましさが繊細に描かれている。

この2、3年はこの映画の撮影や準備の為に、アメリカと日本を何十往復も YUUKiがしていたのを真横で見ていたから、どれだけの時間と労力を費やして、この作品の完成へと辿り着いたか、痛い程知っている。

そして、今年の春に行われた試写会で、この作品から、母親が子供に対して抱く強い愛情や想いを、随所に垣間見て、様々な想いが込み上げてしまい、上映中、涙が止めどなく流れてしまった。YUUKi や、彼の母親である監督の苦労を知っているとはいえ、映画であれほど、感動して泣いてしまった事は、自分の記憶でも、そんなに無い事だ。女性視点で描かれているこの作品を通して表現されているメッセージは、とても深く、既に母親の人、これから母親になる人まで、きっと多くの女性から熱い支持を集めると思う。自分の母親はこの夏に他界してしまったけれど、母親が子供に抱く愛の尊さや、自分に注いでくれた愛を再確認させられた、"レオニー"。とにかく、素晴らしい映画なので、より多くの人達に観て欲しいと思います。

2010-11-16

バンコク2010

先週末は、7度目となるタイの首都、バンコクに渡航。すっかり寒くなった東京から、30度超えのバンコクで、再び身体が暑い夏に目覚めた。


今回もバンコクで、数年に渡って招いてくれている、バンコクのクラブ "CLUB CULTURE"に出演。場所を新たに世界中のバックパッカーが集結するカオサン通り近くのエリアに移転して、リニューアルオープンだったけど、ドラムンベース、ダブステップ、ブレイクビーツと、3フロアーに拡張し、よりアンダーグランドな雰囲気が増していて、バンコクに新たなダンスミュージック・シーンが出来上がりそうな予感がするクラブへと変貌していた。

初共演となった イギリスの UTAH JAZZ は、自分の前に DJ だったけど、緩めの選曲で、早い時間からフロアーは良い雰囲気だったけど、自分の DJ スタート時点から激盛り上がり。異常な程、テンションがかなりハイパーで、客層は世界中の人が居て、最高に良いバイブ。ここ数年でドラムンベースが大分浸透したと感じる、今迄のバンコクで、1番良いパーティーになった。CLUB CULTUREは、2年前から"CULTURE 1"と言うフェスティバルも開催し始めていて、昨年は8,000人が集まったようだ。次回はこのフェスで!という話も出ているから、来年も再びバンコクに訪れる事になりそうだ。


今回のバンコク滞在中は、昨年訪れた際に仲良くなった友達で、バンコク在住7年の 、スーパーコーディネイター"YOJIクン"のおかげで、美味しいご飯も沢山食べれた。特に小泉首相も訪れた事がある、ソンブーン・レストラン、バンタットン本店 のカニカレーは、絶妙なスパイシーな味付けで、フワフワの卵とカニのバランス感が、かなり絶品!今迄食べたタイ料理の中でも間違い無く、1、2を争う味わいで、バンコクに訪れる際は、絶対に試して欲しい逸品!また、毎回訪れるサイアムスクエアのフカヒレも相変わらず、とろける美味さだった。


パーティー明け翌日は、バンコクから車で北へ1時間のアユタヤ遺跡に訪れた。約500年前に王宮だったアユタヤは、ミャンマーに攻め込まれて、落城して以来、その姿を残したまま、現在に至っているが、十二分にタイの歴史を垣間みれる観光地。若かりし頃に、頻繁に対戦したゲーム、スト2のムエタイキャラ、サガットのステージだった、屋外の寝釈迦にも訪れて、楽しめた。タイの古都の雰囲気がたっぷりで、象に乗って遺跡を巡れたりして、バンコクから近いから、ちょっと足を延ばして訪れてみるのも、オススメ。


円高で物価が更に安くなって、日本人にとってよりリーズナブルに買い物が楽しめるし、4日間で5回、タイ古式&オイルマッサージ三昧で、体調もかなり復帰して調子もベター。タイは7度訪れる機会を与えられているから、強い縁を感じるし、友達も多い。大好きなこの国は、第2の故郷になりつつある。今から来年が待てない。

2010-11-10

産まれ変わりました!

116日に RAM RECORDS ANDY C と共に主宰する RED ONE をイギリスより迎えて開催した 06S。約1年振りとなった RED ONEの出演だったけど、過去の彼の DJ SET の中でダントツにベストな SET で、ダブトラック満載な選曲は圧巻で、RAM RECORDS の持つ強力なコネクションと、彼自身の経験値をおもいっきりサウンドで見せつけてくれた。


そして、何よりも新たにリニューアルされた WOMB のサウンドシステムは、心から本当に素晴らしいと思えて、感動的に産まれ変わった。何万人規模のフェスティバルにも対応出来るドイツ製のシステム "D&B"を追加導入し、WOMB の為にクラブサウンドシステム界の神様、STEVE DASH がチューニング。10年以上前にニューヨークでクラビングしていた頃に毎週末遊んでいた伝説のクラブ "TWILO" の前身 "SOUND FACTORY" 時代から、STEVE DASH の創り上げる音を崇拝し、傾倒してきたけど、今回リニューアルされたシステムは、音の解像度がぐっと上がって、より音楽をダイレクトに体感出来る環境が、WOMBに構築された。音がよりフロアーに明確に伝わる事で、お客さんの反応も今迄にないグルービーなノリで、サウンドシステムの重要さを改めて強く感じた夜になった。今後もあのシステムと共に 06S を WOMB で開催出来る事が誇りだし、みんなの音に対する理解度も、がらっと変革するに違いない。音がシーンに及ぼす影響を今後の 06Sでしっかり見て行きたいと思う。

2010-10-29

ハロウィン

今年もハロウィンの季節が到来。ハロウィンは、仏教で例えるならお盆のようなモノで、死者の霊が家族を訪ねたり、魔女や、精霊が現れると言われているけど、自分にとって、ハロウィンの思い出と言えば、90年代、7年近くニューヨークで生活していた頃の事を思い出す。当時は、イーストビレッジの Cafe Orlin というカフェのカウンターで働いていて、自分のシフト時間の売り上げを管理したり、ドリンクを作ったりしてたけど、ハロウィーン当日は、欧米人にとって特別な日で、ニューヨークは特に大きなパレードもあるし、仮装する事が子供の頃からの習慣で、みんな休みを取るから、知らずと毎年仕事していた。ハロウィンは正直あまり馴染みが無かったし、日本人で仏教徒の自分にとって、関係ない行事だなぁという思いで遠くから眺めているような状況だった。


でも仕事中に、早めの時間帯は、仮装した子供達が、Trick or Treate! (トリック・オア・トリート。お菓子くれないと、いたずらしちゃうぞぁ)と言いながら、こぞってお菓子をもらいに来る。仕事中ながら、その子供達がカフェに訪れる度に、お菓子を与え、パレード終了後にどっと仮装した沢山の人達がお店になだれ込んできて、目が廻るような忙しさだった。


自分は、未だに仮装した経験がないけど、ここ数年日本でもハロウィンが大分浸透して来て、仮装してパーティーに遊びに行く人がかなり増えてきた。仮装して楽しむのは、もちろん悪くはないけど、客観的に見ると、日本人特有の欧米文化の上辺だけをすくっているようにも見える。ハロウィンの本質をちゃんと理解した上で、楽しんだ方が、より良いのではないのかな?と思ったりもする。


日本のハロウィンに対して若干冷ややかながらも、ハロウィンを題材にした、奇才 Tim Barton 監督の映画、"Nightmare Before Christmas"が、大好きなので、仮装して出掛けない人は、家でこの映画でも見てまったりするのは、ありかもね。

2010-10-28

WOMBADVENTURE 2010


後1ヶ月ちょっとでやってくる、WOMBが幕張メッセで開催する大型フェスティバル"WOMBADVENTURE"。
第3回目となる今回も、MY VJ NUMANと、UNUの中市クンが、拡張現実をテーマに、クリエイティビティーの高い、KEY VISUALを制作してくれたので、是非見てね。次回11/4のDJAKi STREAM で、このフェスの話でもしようかなぁ?と思ってます。

2010-10-17

シンガポール

移動続きで、中々ブログを書いている時間が無かったけど、102週目の週末に訪れたシンガポールの話をしようと思う。シンガポールと言えば、ZOUK という3,000人を収容する大型クラブが、メインのクラブで、トランスや、ハウス、R&B を軸にパーティーを開催していて、ドラムンベースのシーン自体が、今迄存在しなかった。でも、今回出演した HOME CLUB と言うクラブが、約2年前からドラムンベースのパーティーを月一で開催し始めて、徐々にシーンが出来上がっている状況。HOME CLUB自体、約300人のキャパでサウンドシステムも上々。川沿いでアウトサイドにテラスがある環境は中々良くて、 外でお酒を飲みながら友達と会話を楽しむも良し、もちろんフロアーで音楽も楽しめるクラブだ。



パーティー当日に、シンガポールに仕事で滞在していた友人の畠山クンが、遊びに来てくれて、とっても嬉しかった。海外でも突然会える友達って案外居ないし、海外の活動を友人が感じ取ってくれるのは、有り難い事だ。DJ開始直前にレコードバッグの鍵が壊れて、止むなく鞄をカッターで切って、中身を取り出す強硬手段に出て、どうやって帰国しよう。。。と落ち込む場面もあったけど、パーティー自体は、雰囲気が凄く良くて、初シンガポールでの DJ は、とても実りのある時間を過ごせた。

今回訪れる機会を与えてくれたプロモーターの MING は、若干21歳だけど、産まれてから18歳迄ロンドンで育った中国系イギリス人で、DJもブッキングも企画も、バーテンダーもこなす中々のイケメンで、ドラムンベースを聞いて育っただけに、音楽を奥深く迄理解する強者だった。

どこの街でもそうだけど、誰がどうやって、その土地にシーンを浸透させているかが重要だけど、シンガポールのシーンが育ってきている要因は、やはり彼のような若くてやる気に満ちあふれる人が、存在するかが重要だと改めて痛感した。


今回のシンガポールは、2泊と短くてあっと言う間に過ぎてしまったけど、ご飯がやっぱり美味しい。パーティー当日の DJ 前に食べた、クラブの数軒先にある、JUNBOというレストランのカニのチリソース炒めは、本当に美味で、食べる事を止められない程、身の引き締まったカニとチリソースのバランス感が最高だった。そして、2年前にビンタン島に訪れた際に、トランジットで、シンガポールに数時間立ち寄った際に、ZOUKの人々が連れて行ってくれた、リージェントホテル内のチャイニーズレストラン"サマーパレス"での北京ダックも堪能。ここの北京ダックは本気で美味しくて、次にシンガポールに訪れる事があったら絶対にまた来よう!と思っていたレストランだったから、またあのパリパリかつ味わい深い北京ダックを食べれて幸せだった。シンガポールに訪れる機会がある人は、是非試して欲しい。


11月にはバンコクにも訪れるけど、アジアで活動する人々のネットワークをより拡げて行きたいと思う。

2010-10-05

DJAKi STREAM vol.04


先週木曜日に約2ヶ月振りに配信した"DJAKi STREAM vol.04"。今回は先週土曜日の 06S のゲストでイギリスから来日していた、BRYAN GEE と、RUFFSTUFF が早めの来日だったのもあって、急遽番組に出演してくれる事が決定した。当日は、いつもの相棒 YUUKi MC がイビザに行っていて、不在だったのもあり、ドラムンベース界の大御所2人を迎えて、番組内で、自分一人で、どこまで何が出来るか?開始直前迄、ちょっと緊張気味だったけど、番組開始から知らずとエンジンがかかって、何とか無事に終了して、一安心。司会、通訳、DJ の一人三役は、番組終了時の疲れがドッと出てしまったけど、先日アーカイブを客観的に見てたら、番組内容が、ドラムンベースファンにとっては、普段あまり入手出来ないようなコアな情報が多くて、中々興味深く、充実していたから、今後の番組の新たな方向性が見えたのがとても実りがあった。これからも06S の週の木曜日に DJAKi STREAM を配信して行くので、みなさんのご要望や意見等待ってます。そして、今後もフォローよろしくです。


★ 過去のアーカイブは、古い順に削除していくので、早めに閲覧して下さいね♬

2010-09-28

BRYAN GEE & RUFF STUFF

今週土曜日は、毎月1度のお楽しみ"06S"。今回のゲストDJは、伝説のレーベル"V RECORDINGS"主宰 BRYAN GEEと、JUNGLE フレイバーたっぷりな楽曲をリリースし続ける、老舗レーベル"CHRONIC"主宰 RUFF STUFF の2人がゲスト。RONI SIZEや、DJ MARKY 等、彼等の才能をを発掘し、スーパースターとして育て上げる BRYAN GEEは、"V RECORDINGS"の他に、ジャジーでローリンな楽曲のレーベル"LIQUID V"も主宰し、幅広いアーティストと楽曲を世に送り続けている。スィッチが入ってしまった時の BRYAN の DJ プレイは、MARKY 曰く BRYAN は、調子が良いと奇跡を起こす DJ だと語られる程、BRYAN 節が炸裂した際の、MIX感覚は、正に彼独自で圧巻のグルーブを産み出す。約3年前に来日した際に、丁度 06S と誕生日が重なって、彼のバースデーを祝ってあげたけど、先日ウィーンのフェスティバルで、彼と再開した際に、東京で祝ってもらった誕生日パーティーは、大きなケーキや、フルカラーレーザーで壁に移し込まれたバースデイの文字迄、全てが鮮明に記憶に残っていて、自分の人生でも過去最高の誕生日だったんだぞぉ!と周りに居る人々にまで熱く語ってしまうほど、記憶に残る最高の日本滞在だったらしい。見た目は強面だけど、実際の彼のキャラクターは、案外純粋な人柄で、以前地方公演に同行した際に、街で見かけた、日傘を差したおばちゃんを指差して、「あき。。。何であのおばちゃんは、天気が良いのに傘差してんだ?」と聞くその姿がチャーミングで、憎めない人柄だ。BRYAN との進行が深まって以来、常に自分のレーベルの最新楽曲を送ってくれる BRYAN。黒人独特な暖かくて優しい性格も、自分は大好きだ。







さて、もう一人のゲストである、RUFF STUFFは、もう15年以上に渡って、BRYANと親交があって、RUFF STUFFのレーベルは、V RECORDINGS のシスターレーベルでもある。実際、彼とも先日のウィーンで共演する機会があって、自分の後に彼がプレイしたが、始めて見た彼のプレイは、経験値溢れる音で、 MIX がタイトで、中々ファットの音を鳴らす DJ が居るなぁと感心した。プレイ後に色々と話す機会があって、世界各国 DJ で旅をしている彼も、何故か日本に訪れる機会が無かったようで、進行の深い BRYAN が次回に来日する際には、招待するからと約束し、今回実現出来る事になった。丁度 CHRONIC からZERO Tや、D PRODUCT 等が参加したアルバム"BIGBUD & HEAVY PART.02"もリリースされるようなので、そちらも要チェック。


シーンに長きに渡って影響を与え続けている、重鎮的レーベルを主宰する2人の共演は今から楽しみだ。


次回DJAKi STREAM vol.4 の配信は、9/30() 22:00 ~に決定しました。

シークレットゲストも出演予定なので、みなさんお楽しみに!


2010-09-21

ブログ再開します

"REAL LIFE of DJAKi" を見てくれているみなさん、大変ご無沙汰です。


twitter 等で、自分の身に起こっている出来事を書いていたので、知っている人も多いと思いますが、今年の夏は、母親が他界し、様々な家族の事情があって、みんなとコミュニケーションする気力も失って、2ヶ月以上ブログをUPしていませんでしたが、やっと精神的にも落ち着いて来たので、ブログを再開しようと思います。正直、ここ1、2ヶ月は、今迄経験した事が無い辛い思いや、悲しみに襲われていた上に、あまりにもバタバタな日々を過ごしていて、完全に自分の活動も出来ず、一人息子として、家族の為に自分のやらないといけない仕事に追われていたけど、友達や、親戚、多くの人のサポートのおかげで、何とか乗り越える事が出来ました。色んな意味で人生の勉強が出来て、人として少しは成長したと思います。これからは、今回の出来事で学んだ事を糧に、自分が本来すべき活動を極めて行きたいと願っています。先週から通常の生活に徐々に戻って、DJ 活動も開始したので、また様々な土地のパーティーに訪れるし、楽曲制作も再開しました。再びみんなと楽しい時間を過ごし、忘れかけていた自分の使命や、笑顔を、取り戻して行ければと思っています。


これからも DJAKi 共々、このブログ "REAL LIFE of DJAKi"をよろしくお願いします。

2010-07-18

BEATPATROL in VIENNA


来週722日の木曜日から、音楽の都、オーストリアのウィーンへ、渡航する。出演するダンスミュージック・フェスティバルは、ヨーロッパの中でも有数の規模を誇る"Beatpatrol"。3日間に渡って開催され、延べ10万人の集客があるそうだ。

自分が出演するステージは、SHIMONのレーベル"AUDIOPORN"のステージで、ドラムンベースの出演者は、BRYAN G & DARRISON、SHIMON b2b DISASZT feat.MC TALI、ANDY C & MC GQ (2HR SET)、NOISIA、MOVIG FUSION & ANT MILLS、MATRIX FUTUREBOUND、XAMPLE & LOMAX、DC BREAKSと、かなり豪華!

多ジャンルもTIESTOや、DUBFIRE、CROOKERS、STEVE AOKIと、TOP DJ揃いで、これでもか!のラインアップ。

今からどんなフェスになるのか、かなり楽しみ。フェスの様子は、随時ブログでレポートしようと思うので、お楽しみに。

2010-07-17

DJAKi STREAM VOL.2


今月の1週目に放送した"DJAKi STREAM VOL.2"。初回のSTREAMが、想像以上の反響で、毎月続けて行く事を決めたが、前回よりも合計視聴数が、更に500回増え、およそ2,800回。放送直後にtwitterのフォロアーが100人近く増えた。ソーシャルメディアの持つ強い影響力を身を持って体感している。今回は、カルチャーソフトウェア会社"DIGITALSTAGE"の平野君が、急遽ゲスト出演してくれて、これからリリースされるソフト、"MOTION DIVE 3"の話や、ソーシャルメディアの未来を語ってくれて楽しかった。もちろん自分は DJ だから音楽を中心とした番組作りをしたいから、前半は新譜紹介と後半にDUBSTEP等も紹介出来て、大分目指すべき番組らしくなってきたと思う。アーカイブ映像は、トークの終盤から、後半のDJ SET 映像なので、時間がある人は是非見て欲しい。


きっと回を重ねる事で、もっともっと番組の趣旨や、伝えるべき事。みんなとコミュニケーションとるべき議題等が、見えてくると思うから、絶対的に継続して行こうと思う。毎回質問や、要望もどんどん受け付けるので、TLに書き込みよろしくです。


次回のDJAKi STREAM VOL.3は、8月5日木曜日22時から。ゲストには、6月の06S 9周年でコラボT-SHIRTSを作ってくれた、大好きなブランド"PUBLIC IMAGE" のデザイナー"RYUクン"と、再び"平野君"が出演してくれる予定なので、是非見て下さい!

2010-07-13

fresco HI & LAW vol.3

先週土曜日に出演した、熊本FRESCOのバイマンスリーパーティー"HI&LAW"。


九州は食事も美味しいし、温泉も格別だし、定期的に九州に訪れてのプレイは、自分にとって大事なDJ活動と同時に大切なライフワークで、2ヶ月おきに熊本に訪れる事が大きな楽しみだ。

最近は特に、シーンが着実に熊本の地元に根付いている感覚を得る事が出来るけど、今回は梅雨の合間の大雨だったにも限らず、遊びに来てくれた人達のエナジーが、とってもパワフルでパーティーの雰囲気が終止盛り上がって、やっぱり楽しめた。いつも遊びに来てくれるヘルメット部隊の人々の会食も意味がある良い時間になったし、次回はダンサーも出演して、より華やかのパーティーになるようなので、次回も乞うご期待!


九州地方のみなさん!また遊びに来てくださいね♬

HOTEL NEW OHTANI POOL 開き!

今年も今週7月15日木曜日に開催される、HOTEL NEW OHTANI のプール開き!通常は、ホテル宿泊客や、多額のビジター料金を払わないと入場出来ない、セレブな雰囲気漂うプールだけど、今年もオープニングの日に DJです!毎年このパーティーが終わるといよいよ本格的な夏が来る!と思わせてくれる。基本的にはお洒落な曲をまとめてプレイしようと思っているので、良い音楽を聞いて、おいしいお酒を飲んで、プールではしゃいで欲しいと思います。興味がある人は、ゲストが若干あるので、声をかけて、見て下さいね。

2010-06-30

DJ FRICTION MIX CD by MINISTRY OF SOUND

今週土曜日7月3日に WOMB で開催される 06S。今回のゲストは、イギリス・ブライトン出身で、類いまれな才能を発揮する大人気スーパースター "FRICTION" が登場する。今月末に、イギリスの老舗クラブ "MINISTRY OF SOUND" から、正にグッドタイミングでリリースされた MIX CD。自身のレーベル"SHOGUN AUDIO"からの楽曲や、FRICTION と交流の深いアーティスト達の楽曲がふんだんに収録されていて、現状のシーンがとても分かりやすく、また FRCTION ならではの DJ スタイルが楽しめる2枚組の作品に仕上がっている。


共に来日する予定だった MC ID は、アーティストの都合でキャンセルになってしまったけど、FRICTION の音をピュアに楽しんで欲しいし、パーティー前に、この MIX CD をチェックして 土曜日の 06S で弾けましょう!








2010-06-23

06S 9th ANNIVERSARY

ちょっと時間が空いてしまったけど、ロンドンから戻った週末に開催された 06Sの 9周年記念パーティー @ WOMB。USTでも話したけど、開始当初は9年間も続けて行くとは、想像も出来なかったし、9年も経ったのかと思うと、様々な思い出が頭に浮かんで、感慨深かい。この9年間で日本のドラムンベースシーンも変化して、今では日本各地に DJ やパーティーが存在し、それぞれ個性がある活動を行っているし、06S 自体もいきなり突出するような事は無かったけど、徐々に右肩上がりでお客さんの数も増えてきていて、WOMB を代表する一つのパーティーになった。



ゲストの SONICは、始めて06Sに来日した際に、パーティーで出会った女の子と結婚し、先日BABYも誕生した。最近は HOSPITAL のパーティーに多々出演していて、リリースも次々と決まっているようで、彼のプレイ自体も飛躍的に良くなっていた。久しぶりの第2の故郷日本に戻って来られた事がとても嬉しかったようで、テンションが高かったし、子供が日本語も話せる様にしたいようで、彼自身日本語がとても上手になっていた。


もう一人のゲスト SUB FOCUSは、約4年振り2度目の 06S だったけど、RAM のエース・アーティストなだけに、ANDY C の十八番、ダブルドロップをふんだんに MIX に組み込んでいて、その合間に自分の楽曲を差し込んでいたけど、自分の楽曲がどれもビックチューンなだけに、フロアーの盛り上がりが凄まじかった。そして、世界各国を旅してるだけに経験値がかなり高くなっていて、エレクトロ・フレイバーたっぷりな 音で構成されていた DJ が、以前と比べ格段に上手になっていたのが、印象的だった。2人共、大満足のアニバーサリーパーティーになったようで、終止ご機嫌だった。


9年間は、正直長い道のりで、今迄平坦な道では無かった。でも、今迄共に歩んできた仲間やスタッフ、何よりも遊びに来てくれたみんなのおかげで迎えられた9周年は、自分にとって大きな意味があって、みんなの笑顔が、大きな喜びを感じさえてくれ、とても至福な時間を過ごす事ができたアニバーサリーパーティーになった。パーティー終了時に、初めてみんなと共に撮影した記念写真は、最高の思い出になる1枚の写真だ。


来年は 06S が 10周年になるけど、この先1年間で、出来る事を全てトライして、最高の形で10周年を迎えたいと思います。これからも応援よろしくです!

2010-06-19

DJAKi STREAM


先週 の木曜日に初めて試みた DJAKi 初の USTREAM チャンネル"DJAKi STREAM"。最近は、ソーシャルメディアの台頭が目立って来ていて、様々な試みが行われているけど、今回は実際自分の番組を始めた事で、色んな意味で実りが多い、実験生放送になった。

今回は、06S 9周年のプロモーションも兼ねて、番組を始めてみようと思い、ロンドン のFABRIC 出演から丁度日本に戻ってきたのもあって、伝えたい事も沢山あったから、タイミング的にも番組を開始するのに、最適だった。当初は合計視聴者数がどれくらいいくのか、想像も出来なかったけど、最終的には2,300ビューを超えて、想像以上の反響に正直驚き、昨今のソーシャルメディアに対する注目の高さを、証明する数字になった。そして、番組でも話したけど、最近若手のDJやプロデューサー、いつも応援してくれている人達とのコミュニケーションが、忙しいのもあって、少なくなっているから、個人的に、番組を通して、見てくれていたみんなとコミュニケーションが出来たのも嬉しかったし、今後の可能性が見えた事で、少しでもシーン拡大に繋がって、活性化出来たら最高だなと心底感じた。これから月に1度位の頻度で、番組配信出来たらと考えているので、twitterで告知します。番組最初の10分くらいがかけているけど、多分1,2ヶ月は、アーカイブを残しておくので、時間がある人は是非見て下さい。

2010-06-10

SUB FOCUS

























4年に渡ってオファーし続けて、やっと念願叶って来日してくれた SUB FOCUS。前回は、FUTUREBOUNDと一緒に初めての来日をしたけど、"X-RAY"、"AIRPLANE"、"TIME WARPと次々のビッグヒットチューンをリリースし、"RAM RECORDS" の エースプロデューサーとして、数々の賞を獲得。リリースしたアルバムは、記録的な大ヒットになり、4年前とは比べ物にならない程、大物になって日本に帰って来てくれた。丁度先週末、ロンドンの同じパーティーで DJ だったけど、クラブだとあまり話す時間もなくて、昨晩ご飯を食べに行って色々と話す事が出来た。とにかく、この数年は昨年リリースした初のアルバムの制作に集中していたらしく、やっとアルバム制作から解放されて、毎週末、世界中を旅している。SUB FOCUS の FABRIC での DJは、ドラムンベースはもちろん、4つ打もダブステップもプレイするハイブリッドなスタイルで、日本でも彼のサウンドは間違いなく受け入れられるだろう。


最近は、オリジナルの楽曲制作はもちろん、多ジャンルからのリミックスオファーが絶える事無く、CHASE & STATUS、SHY FX と共にシェアするスタジオで、楽曲制作の日々は続いている。そして、先週終わったPENDULUM のアルバムツアーでオープニングアクトを務め、彼一人で Abelton Liveでの ライブショーを行った。自分の背後に無数の LED ライト を配備したステージで、音と光が同機するように midi で制御したシステムを組んでライブを行ったらしい。うーん興味あるなぁ。見てみたい。。。


各地で数千人を集客したライブの反響が相当良かったようで、今後の彼の活動も心から期待出来るし、大好きなプロデューサーである SUB FOCUS と、06S の9周年を共に迎える事が出来て、最高に嬉しい。今週土曜日はみんなも楽しめると思うので、WOMBで会いましょう!そして、一緒に9周年をお祝いしましょう♬


↓ SUB FOCUS の最新シングル "SPLASH feat. COCO"のPV


FABRIC

可愛い子には旅をさせろという、ことわざがあるけど、はい、正にそれはごもっともです!と心から言いたい気持ちにさせられた、今回のロンドンへの旅。旅の途中、Twitter で少しずつつ時間経過を、ぶやいていたから、どんな状況か知っている人も案外居ると思うけど、2日目の金曜日に出演した FABRIC での "RAM NIGHT" は、DJとして、人としても大きく飛躍し、成長する事が出来た、大切な経験をさせてもらった。


聞く人の耳が厳しい本場で、自分の腕試しをする機会があると、普段ないテンションへと自分の気持ちが高ぶる。やはり、本場を旅する事で、感じた事のない感覚を得られるし、今迄知らなかった自分に出会え、一人旅は特に人を成長させると思う。初めて20歳の時に、ニューヨークに留学した頃の自分を思い出したりもした。


今回出演したクラブは、以前のブログにも書いたけど、出演予定だったクラブ "MATTER"の突然のクローズで、急遽パーティーが決定した "FABRIC"。このクラブは11年続いている、ロンドンの 大型老舗店で、全部で3 ルームあり、毎週末人気の大型 DJが出演し、 3,000人近い集客力と、年間数枚リリースされる、旬なアーティスト達の MIX CD "FABRIC LIVE"が有名。最新のシーンと音を知るのに最適な作品やパーティーをリリースし続けているクラブだ。初めて訪れたのは、約9年前で、ROOM 1 で見た ANDY C のプレイと、フロアーに鳴り響く音のクオリティーと音質が凄過ぎて、かなり大きなインパクトを与えられたのを、今でも強く覚えている。いつかこのブースに立ちたいと思ってから9年も経ったが、意外な流れで夢が実現し、ROOM 1で DJ をする機会を与えられた。実際 FABRIC の ROOM 1 では、今迄ドラムンベースのパーティーは、DJ HYPE の レジデントパーティー"TRUE PLAYZ NIGHT"しか開催された事がなく、ドラムンベース DJ にとって、とても狭き門だ。しかし、今回から 自分がいつもロンドンで出演させてもらっている "RAM NIGHT" が FABRIC に 移動した事で、貴重な体験を得る事が出来た。


パーティー開始は21:30 ~で、自分の 出演は、22:30 ~だったけど、オープンから怒濤の勢いでお客さんが入場して来て、自分の開始時は既にフロアーは埋め尽くされていた。前売りチケットも完売していたし、相変わらずロンドンでのパーティーは客入りがもの凄く早く、ドラムンベースを知り尽くしたお客さんの音に対するリアクションが最高にご機嫌で、やっぱり心地良い。DJプレイ後に沢山の人に声をかけられ、DJ 良かったぞと言われたし、自分としてもこの何年の中でも、最も納得出来、手応えがあった DJ プレイをやり遂げられた事はなによりも大きいし、更に大きな自信へと繋がった。訪れる度に、新たな目標と目的が産まれるロンドン。次は2月辺りに訪れたい。

2010-06-03

ロンドンで、バーベキュー


1年に1度か2度は訪れて、ドラムンベースのメッカである本場ロンドンのパーティーにDJ出演し、自分の可能性を挑戦する気持ちで DJ をする。そして、最先端の音に身を置いて、感覚を研ぎすます。自分のDJキャリアにとって、ロンドンは切っても切れない目標であり、DJである限り、続けて訪れたいと思える、大切で重要な場所。

今回の渡英は、昨年の9月以来で、記念すべき10回目。しかし、冷静に考えると、今まで必ず同行してくれる友人達が居たから、初めての一人旅ロンドンで、いつもと違った印象を街から感じる。長い飛行機のフライト中の時間も、ホテルの部屋でも、一人の時間は、ゆっくりと様々な事を考えられて、幾分、頭の中が整理出来る。海外での一人旅は、そんな普段あまり感じる事が出来ない貴重な時間を与えてくれるし、一人っ子の自分には案外向いている。

FABRICが、用意してくれた ホテルは、クラブから歩いて5分の最高の立地で、クラシックでモダンなロンドンスタイルのホテルがお洒落な"MAL MASION"。FABRIC で遊ぼうと思って、渡英を考えている人には、オススメ出来る快適な良いホテルだ。

ホテルに着いてからほどなく、ノルウェイ人の YUUKI MC の彼女 イングリットが、丁度仕事でロンドンに居るから、会ってご飯でも食べようと、渡英前から約束していて、彼女がステイしていた友人の屋上で、バーベキューするという事で、お邪魔してみた。屋上にバーベキューの炭に火をおこせる、ブロッグでまれた焼き場にチャーコールが完備されている。天気も良い上、ロンドンは今サマータイムだから、22時位まで日が落ちない。開放的な空間でのホームパーティーは、いかにも海外的で、中々良い環境だった。

ロンドンの街の真ん中で、バーベキューをするとは、考えた事が無かったけど、アットホームな雰囲気のホームパーティーでの時間は、ロンドンに着いていきなりローカルなゆっくりとした時間を過ごせて、リラックスすると共に楽しかった。イングリッド、そして彼女のお友達にお礼したい。明日のFABRICは、必ず良いプレイが出来そうだ。

2010-06-01

清き1票を!

今年も始まりました、音楽専門雑誌 "LOUD" の投票 DJ ランキング。みなさんの投票で、毎年50位までの国内外の DJ ランキングが決定する "DJ 50/50"。2003年から開始されて、早くも7年目。毎年投票してくれるみなさんのおかげで、上位にランクインする事が出来ていて、ここ数年は、大御所の DJ の方々と並んで、TOP 10入りを果たしている。DJ をランクで計る事は出来ないし、HIP HOP 等の DJ の方々は、LOUD の雑誌スタイルとは違うため、ランクインしてこないから、このランクが全てだとは決して思わないけど、数多くの人達が投票してくれて、結果が出る事は、素直に嬉しいし、励みになっている。特にドラムンベースの DJ は、残念ながら 50位の中に、自分以外誰もランクされていないから、ドラムンベース・シーン及び DJAKi の存在を示す為にも、今年も TOP 10 入り出来たら、嬉しいです。

今年もみなさんの清き1票を、よろしくお願いします。


投票はこちらから!

LOUD DJ 50/50

2010-05-26

MATTER から FABRIC へ

衝撃のニュースが "Twitter" に流れ出したのが、約1週間前。昨年9月にロンドンの最先端大型クラブ "Matter" で開催された、"RAM NIGHT"に出演した際に、写真を撮影していたカメラマンの OLLIE が、この夏に "Matter" が閉店すると掲載したクラブ情報サイトの記事を、Twitter上にリンクを貼っていた。あの Matter が閉まる ??? 前回訪れた時は、4,000人近い集客で、こんなにもドラムンベースのパーティーに人が集まるのか!と驚愕の衝撃だったのに。。。でも、噂では、幸運にも自分が出演した "RAM NIGHT"は、最も集客力があるパーティーで、ハウスや、テクノのパーティーは あまり調子が良く無い話も耳に入ってきていた。でも、6月4日に開催される "RAM NIGHT" は、数ヶ月前からフィックスされていたし、自分もメインフロアーでの DJ ブッキングが決まっていて、当然フライトもブッキング済み。。。一体どうなるんだ!と動向を心底気にしていた。


事実確認もあって、RAM RECORDS を ANDY C と共に主宰するパーティーのオーガナイザーでもある、RED ONE にコンタクトしたところ、自分もこの事実を昨日知って、どれだけ悪夢なニュースか想像出来るだろう?と真に迫る返事が戻って来た。あらら、、、これは本格的に今回のロンドンはキャンセルかな?と思っていた所、数日後に再び連絡があって、"Matter" は、やはりクローズするとの事。


どうやらロンドンの街の中心からかなり外れている "Matter" の近くを通っている地下鉄が、長い間不通になってしまっているようで、 他にタクシーしか交通手段が無いエリアのこのクラブは、そんな交通事情の打撃をおもいっきり受けたようで、その影響で夏の間は様子を見る為に、一時クローズするらしいとの事だった。。。今迄ロンドンに訪れた際に、日本でいうなら半蔵門線や、日比谷線にあたるメインラインの地下鉄がいきなり止まってしまって、かなりストレスを感じた事があったけど、日本では考えられないような公共の交通事情が、ロンドンでは当たり前のように起こる。先進国の首都とは考えられない事実。。。


そんな最悪の現状だったけど、パーティー自体は、"Matter" から "Fabric"に移動して、無事に開催するし、そのままメインルームでの DJ だから、安心してロンドンに来てくれと連絡があり、かなりホッとした。"Fabric" は、実は "Matter" と同じオーナーで、2年程前に ROOM 2 で、DJをした事があって、次はメインルームの ROOM 1で、DJ をしてみたいなぁと思っていただけに、案外、怪我の功名かも知れない。それにしてもこの短い期間で、元々スケジュールされていた "Fabric" のパーティーはどうなったのかな?何て思いつつも、今回は PLUMP DJs のパーティーと同時開催になるようだ。そして、8月以降の RAM NIGHT は、3フロアー全て RAM RECORDS のオーガナイズで開催されるとの事。


何通かロンドンに住む日本人の方々から、"Matter" 行きますよ!とメールをもらっていたけど、みなさんお間違いなく!今回の RAM NIGHT は、"Fabric" です!!出番は早めの時間なので、毎度のエントランスの長蛇の列は間違いないので、見逃さない為にも、オープンを目指す勢いで遊びに来て下さい!


ロンドンは、約9ヶ月振りで、音の進化や、流れの早いシーンを、この身を持ってしっかり受け止めてきたいし、4日間の滞在と短いけど、後半2日間は SHIMON 宅に訪れ、曲制作でスタジオに入るので、充実したロンドンの時間を過ごしたいと考えている。後は、6月12日の 06S 9周年記念パーティーに無事に帰って来られる様に、もう火山噴火しないでね~と願いたい。

2010-05-25

熊本植木温泉 _ 湯〜庵

晴れ男の自分でも、何故か熊本に訪れる際は、雨が多くて、今回も大雨が降っていた。。。それでも熊本の街には大きなアーケード通りが街のほとんどに網羅されているから、傘無しでも街をあちこち歩ける所が便利。週末の熊本は、雨でも相変わらず賑やかだけど、さすがに本降りの雨の中開催された、"FRESCO"のドラムンベースパーティー"HI & LAW"は、集客は若干少なめだった。でも、いつも遊びに来てくれる人から、最近パーティーに顔を出してくれるようになった人迄、大雨の中でもパーティーに来てくれて、心から嬉しかった。雨の日サービスという事で、初めてパーティーの最後およそ40分ほどDJをして、終了時のお客さんの拍手がとても暖かかった。


熊本 FRESCO 出演翌日の日曜日に、ひさしびりに植木温泉の貸し切り風呂 "湯~庵" に訪れた。九州道の熊本ICから1つ目の植木ICで降りて、車で10分足らずで到着する、熊本市街地からの利便性の良さは、ポイントが高い。周りにほとんど建物がない、ゆったりとした田園内にたたずむ、数寄屋造り風の"湯~庵" は、全17室。トルマリン石の岩盤風呂と、露天風呂。石で組まれた半露天とヒノキ風呂等、各部屋に趣向が凝らされている。造りも環境もとても熊本的でゆっくりとくつろげる。泉質は、植木でも1、2を争う泉質で、トロっとした肌触りは、南関近辺の三加和温泉や、山鹿温泉等、この近辺に分布する温泉地の泉質に似ていて、湯上がり後に肌がツルツルになる、正に美肌の湯。


雨が降っていて、露天にはゆっくりと浸かれなかったけど、畳が敷かれた内風呂の、毎回入れ替えられる新鮮な温泉は、身体の芯から暖まる。春の気候にはちょっと熱くて、約2ヶ月振りに訪れた温泉に完全にノックアウトされてしまったけど、沢山発汗して、かなり疲れがほぐれた。お風呂に入ってからマッサージを受けたけど、割りと若い聴覚障害者の人がマッサージをしてくれたが、言葉無くして、一生懸命コミュニケーションする姿が健気で、マッサージも上手で、彼の働く姿に感銘を受けた。施設内にレストランもあるし、食事も温泉も楽しめる"湯~庵"は、あぁ熊本に来たなぁ、、、と実感させてくれる貸し切り風呂だ。温泉に浸かったせいか、心無しか身体が軽い。やっぱり最低でも月に1度は温泉が必要。。。温泉地がある地方の方々!いつでもDJのオファーを!!日本全国良い温泉が存在すれば、何処でも訪れます★


泉質 : 炭酸ナトリウム - 炭酸水素塩 / 効能 : 神経痛、慢性皮膚炎、美肌、慢性婦人病、飲料可

2010-05-19

SOLAR FREQUENCY -Episode ONE-

昼と夜の寒暖の差があって、周りで風邪をひいている人が多いけど、みんなは元気でしょうか? 私は、2週間近く処方された薬をまじめに飲んで、生活をちょと見直したら、逆流性食道炎の症状は大分緩和された。今では、やっとちゃんとした食事が食べられる。でも、今はヒノキの花粉が飛んでいるようで、何か花粉症のように、鼻水とくしゃみが止まらない。。。困ったもんだ。


さて、5月の30日に、お台場のビーナスフォート前の大きな広場、青海シーサイドコートで開催される"SOLAR FREQUENCY -Episode ONE-"。どうやら3年後の2012年に太陽と月が重なって、光のリングの様に見える、金環日食と呼ばれる天文学現象が起こり、東京で見る事が出来るらしい。この金環日食を見よう!というコンセプトの元、それに向けて3年連続で、このフェスティバルをお台場で開催していくようだ。


当日は、JEFF MILLS 大先生を筆頭に、ISHIIさんや、VJ のNUMAN、ライティングの AIBA さんが出演する、"GALAXY STAGE"。そして、WOMB のレジデント DJ を軸に、自分も出演する "WOMB SATELLITE STAGE"。チルアウトエリアの"YOUNAGI AREA"と3ステージに分かれている。まだタイムテーブルは未定だが、夕方頃の出演になると思うので、詳細は TWITTER 等で、追って告知します。昨年10月の代々木公園以来、久しぶりの東京での野外フェス。始めての場所だし、沢山の人達が集まってくれる事を期待したい。

2010-05-18

WOMB CRUISE 2010 MOVIE REPORT


先週日曜日に開催された"WOMB CRUISE 2010"。自分は3便に分けて出航した、最終便の後半に DJ で、プレイ中はあまり思わなかったけど、映像を見る限り女子率がメチャメチャ高い。普段の 06S もこれぐらいの女子率だったら良いのになぁ何て思いつつも、パーティー自体の盛り上がりが素晴らしくて、心底楽しめた。今回は、過去数回に渡って使用していた船"バンティアン"から、未来艇 JICOOでパーティーが行われたけど、電飾ビカビカの船内は過去の CRUISEと違い、雰囲気が今迄に無い物で、新しい試みとして、CRUISE パーティーの新たな印象が産まれ、良かったと思う。でも、オープンデッキの開放感は捨てがたいので、今年もう1回、違う船での開催を切に願いたい。SABi〜よろしく頼むよ〜。

オープニングからの3曲は以下の通り。映像を楽しんでね★

01.SPLASH _ SUB FOCUS _ RAM RECORDS

02.SALT IN WOUNDS _ PENDULUM _UNIVERSAL

03.RIGHT HOOK _ DJAKi & TAKEO feat.KEN ISHII _ SUBLIME

2010-05-13

築地_やじ満

今回の築地グルメレポートは、市場内の中華"やじ満"。毎度ブログに登場する、我が愛するお寿司やさん"鮨文"の2件隣りで、店内で食事をした事は無かったけど、度々お持ち帰りのしゅうまいを購入し、家で蒸して食べる事もしばしば。ボリュームがある割には、胃にもたれないさっぱりとしたしゅうまいで、お気に入りの逸品だ。


築地は、ほぼ週に1回は来るし、基本的に色んなお店を試してきたけど、築地に来て迄、中華は無いよな。。。という思いがあった為、この数年築地に通いながらも、やじ満は試さなかったが、何で今迄このお店のお持ち帰りしゅうまいしか買わないで、素通りしてたんだ!と後悔してしまうほど、美味しい中華屋さんだ。


4月から始まる季節限定メニューのあさりラーメンは、この店でしか味わえない絶品で、さっぱりとした塩味の鶏ガラスープに、あさりの旨味が溶け込んでいて、最高に美味しいけど、先日試した冷やし中華は、本当に心から美味しい!と思える逸品。元々暖かい季節が訪れると、無性に冷やし中華が食べたくなる性分で、色んなお店で試してみるけど、中々納得のいく味に巡り会う事はない。でも、ここやじ満の冷やし中華は、自分にとって、ど真ん中のストライク。3代に渡って守られてきた、黒酢をベースに作られた秘伝のタレのバランス感は、究極的で、正に絶品。きゅうり、たまご、紅ショウガ、チャーシューとトッピングが王道そのもので、これぞ理想の冷やし中華ですよ!と食べた時に叫びたくなった。築地市場は、食のプロが集まる場所だから、長年続けられているお店は、もちろん揺るぎない、そのお店ならではの味がある。そんな築地の常識を、長い列に並ばずしても味わえるやじ満は、間違いなくオススメです!

2010-05-12

マイブログ、1周年を迎えました

自分の DJ 活動や、旅。好きな音楽、食べ物、温泉等。日々の生活で身の回りに起こる、様々な話を伝える事で、自分自身の考えや、自分の愛する音楽"ドラムンベース" の事を少しでも、知ってもらえたら良いなと思い、1日10人も見に来ない状況で開始したこのブログが、先月末で1周年を迎えた。1年経ったからヘッダーを、リニューアル。


最近は地方に訪れたり、久しぶりに会った人達から、ブログ見てるよ~と挨拶のように言われるようになったし、このブログを通して、自分の近況を多くの人が知ってくれているのが、案外嬉しかったりする。

この1年で書き込んだ投稿数は、135。平均で 2.7日に1回はブログを更新している計算だから、さぼっているようで、割とマメに更新している方かな? ブログに訪れてくれた人は、世界 66 各国から40,000人を超え、ページビューは、60,000ページを超えた。

amebro の芸能人ブログとかと比べたら、大した数字じゃないかも知れないけど、細々ながら1年間続けて来たブログに 40,000人以上の人達が訪れてくれた事実は、個人的にとても有り難く、感動的だ。何もしていなかったら、この1年の自分の動きは、何も伝わらなかったと思うと、逆に虚しく寂しい事だ。


最近はつくずく思うけど、インターネットが完全に普及した現状から、TVや、雑誌等の存在価値がどんどん薄れてきていて、個人発信のブログや、USTREAM、SNS、TWITTER から発信される情報源が、ユーザーにとって重要な要素になって、既存のメディアを色んな意味で、超え始めたなぁと感じている。実際の経験から産まれて、噛み砕いた言葉に真実があると思えた1年。これからも時間と話のネタが許す限り、自分の言葉でブログを書き続けて行きたいと思う。

基本的に、緩めな進行だから、みんなも時間がある時に、覗いてくれたら、幸いです!これからもよろしく♬

2010-05-10

逆流性食道炎

セルビアから戻り、そのまま成田から新幹線で大阪に移動し、東京に戻ってから WOMBでのパーティー。セルビアから大阪まで移動にほぼ1日かかっって、大阪で DJをし、東京に戻り 06S。GWのバイブのおかげが、あまりにも良いパーティーだったから、パーティー終了後に飲み過ぎてしまって、若干体調に異変を感じていた。1週間という時間の中で、ちょっと詰め込みすぎたかな?と思っていた矢先、GWの連休中にスタジオで、堪え難き痛みが胸のあたりを中心に襲ってきた。


10年位前に、長年住んでいたニューヨークから日本に帰国して、あまりの環境の変化に極度のストレスを感じたのか、胃潰瘍で入院したけど、それ以来、疲労やストレスがたまると、胃に異変が2年に1度位起こる。。。こう見えて案外センシティブな部分があったりする。近所の緊急病院や、三軒茶屋、池尻のボロボロの緊急病院の古畑病院、旅先の軽井沢で病院に、倒れる様に転がり込んだ事もある。でも、いつも強めの鎮痛剤を点滴してもらうと、痛みが和らぎ、また普通の生活に戻ってしまっていたけど、2年前に同じ症状が起こった際は、医者に胃カメラを進められて、その時診断された病状が、逆流性食道炎。


胃酸が、食道に逆流し、食道に炎症を起こすこの病気は、ストレスや、飲み過ぎ、たばこ、不規則な生活、寝る前に食事をする等、様々な理由が原因で発症するようだが、全部この原因があてはまっている自分は、この病気になって当然だ。。。

40歳になってから痛い程感じるのは、気持ちは若くても、身体は正真正銘40年間の時間を生きて来ていて、老化が少なくても始まっている事実があり、20代の頃に比べると、精神力に伴わない、体力の衰えがあって、全く次元が違って来る。若かりし頃は、何も考えないで、赴くままに遊び、弾けていた性格なだけに、30歳、35歳、40歳と、どんどん低下していく体力と共に、これは自分の健康に対する考え方そのものを変えないと、早死にするなぁと身を持って感じる。身体に起こる痛みや、異変は、身体が自分自身に送るメッセージだからしっかりと受け止めなさい!と D-BRIDGEに注意されたし、最近は、何故か会う人会う人にたばこは止めて、生活を見直しなさいと言う、再三の注意を受ける。。。これも何かのメッセージだな。。。


この先10年更に DJ を続けて行く為にも、処方された7種類の薬をしっかりと飲んで、まず病気の完治をし、自分自身がもっと先を見越した生活の過ごし方を心がけないとなぁと、身を持って感じる今日この頃だ。みなさん健康にはくれぐれも気をつけましょう★

2010-05-09

シュニッツェル in ウィーン

セルビア共和国から、ウィーンに飛んで、経由時間に4時間あったから、ウィーンの街の中心地近く迄、ちょっと足を延ばしてみた。空港から街迄は、わずか16分で、30分おきに電車が出ているからかなり便利。東ヨーロッパのセルビアから飛んで来ただけに、西ヨーロッパの瀬戸際である、オーストリアの首都ウィーンは、かなり西側の印象が強くて、街の空気や風が明るく感じる程、全く雰囲気が違った。4時間の経由時間は長そうで案外短いから、街をちょこっと歩く事しか出来なかったけど、日本を出発する前日に、以前ウィーンに訪れた事のある友人のエミちゃんに、ウィーンにはトンカツみたいな名物料理があるから、寄れる時間があったら食べてみたら良いよ~とオススメされたのもあって、駅近くのウィーン料理が食べれそうな、お店に入ってみた。メニューにあった、牛肉のフライが、多分そのウィーンのトンカツだと、ドイツに度々訪れているYUUKiが、言うのでオーダーしてみると、グローブのように大きい、正にウィーン版トンカツがサーブされた。牛肉を叩いて薄く延ばし、衣をつけて油で揚げたこの料理は、シュニッツェルって呼ぶ。とくにトンカツソースのようなソースは無く、レモンを絞る。軽い塩味がふられていて、サイドに運ばれたポテトと一緒に食する。これが案外美味しい。でも、トンカツソースが好きな自分としては、ソースをかけたくなる衝動が。7月末にウィーンで開催され、10万人が集まるフェスティバル"BEATPATROL"に出演する為、4日間程ウィーンに滞在するから、次回はソース持参でウィーンに行くか?なんて思った。音楽の都と呼ばれるだけあって、雰囲気が良いし、街も綺麗そうだから次回7月のウィーンは、今から楽しみだ。

2010-05-08

SUPERNATURAL FESTIVAL

先週末訪れたセルビア共和国の首都ベルグレード。先日のブログで、到着してから感じた街や人の印象等を書いたけど、DJ 出演したフェスティバル "SUPER NATURAL" の事を書こうと思う。このフェスティバルは、街の中心地から車で20分程の自然に囲まれた、大きな公園で開催されていた。ベルグレードで最も奇麗な水が湧き出るほど、自然豊かな山の中の公園は、街よりも涼しく、空気も奇麗で、中々良い環境だ。入場料は通常の前売りチケットの他に、空いたペットボトルを数本持って来ると入場出来るシステムも存在している。去年は10tに及ぶ空きペットボトルを回収出来たと、オーガナイザーが話してくれた。環境問題を強く意識したフェスだなと納得。







フェスティバル当日のお昼から開始していて、早い時間はキッズプログラムが行われていて、子供の合唱団や、人形劇等が行われていた。早めに会場入りしたから、ちょっとだけ子供達が楽しむフェスの様子も伺えたし、親子で自然と音楽を楽しむ姿は、何とも平和な光景だった。

夕方の五時頃から本格的に、音楽フェスへと以降し、地元のバンドがいくつか出演。サブステージでは、DJ を中心にプログラムが組まれていて、ぞくぞくと人が集まって来た。昼間から夜24時までの1日で、およそ1万5千人の人が集まったらしく、メインアクトだったバンドは長年セルビアで活躍するバンドで、1曲目からセルビア語で大合唱。会場は見渡す限りの人で埋め尽くされて、想像以上に大盛況だった。メインアクトの次にイギリスのDUBバンド ZION TRAIN がプレイしてから、日曜日の夜だったのもあってか、少しずつ人もひき始め、自分たちの出演時には、ピーク時の30~40%程の人の数になっていたけど、充分に人がまだ残っていた。ステージからお客さんまでの距離がかなりあって、お客さんとのコミュニケーションを取るのが中々難しかった。そんな中、遠くで踊る人達を眺めながらのプレイだったけど、思いのほか自分たちのプレイに対して良い反応があって、1時間のプレイがあっと言う間に終わってしまった。初めての国で初めての DJ だと、小さなクラブやバーで、小規模なパーティー出演が常だけど、あれだけの人達に、自分たちのプレイを聞いてもらえたのは、とても素晴らしい事だし、しっかりと手応えを感じる事が出来た。去年同じ時間帯に出演した DJは、あまり良い反応が無かったらしく、最後にはお客さんが全く居なくなってしまったようで、今年は最後迄人が残っていて良かったと、オーガナイザー始め、スタッフも喜んでくれたし、翌日街を歩いていたら、昨晩は良い音楽だったよと、声をかけてくれる人達もいて、とても嬉しかった。ベルグレードには、様々なドラムンベースのアーティストが訪れていて、シーンも徐々に浸透して来ているようだから、今回のフェスティバルをきっかけに、またセルビアに訪れる事が出来たら良いなぁと思えた、時間を与えられた。


フェスティバル翌日に、オーガナイザーのファミリーと、出演者が20人程集まって、セルビア料理のレストランで、ビッグディナーがあった。ギターとバイオリンの弾き語りが居て、みんなで美味しい食事とワインを楽しみ、多いに歌う、ディナースタイルは、おもいっきりセルビアのローカルな時間で、そんな場に、日本人の自分が一緒に居る事自体、かなりレアで、まるでウルルン滞在記の中に、滑り込んでしまったような感覚。心から楽しい貴重な時間を過ごさせてもらった。

まだまだ知らない土地があり、そこに住む人々と、音楽を分かち合い、楽しむ喜びを強烈に感じた、セルビアの首都ベルグレードだった。

2010-04-29

TOTAL SCIENCE

セルビア共和国から、ウィーン経由で帰国し、その足で、成田から大阪に移動。大阪のパーティーは、人は少なめだったけど、アンダーグランド感たっぷりな箱は、案外楽しめた。そして、今週土曜日は、06S @ WOMB。


今回のゲストは、PAUL SMITHと、JASON GREENHAUGH のユニット TOTAL SCIENCE。イギリス・オックスフォードを拠点に活動する彼等は、'94年に結成され、20年以上に渡ってシーンで活躍し、玄人好みなサウンドで、根強い人気を誇っている。CIA、ADVANCEと、2つのレーベルを主宰し、自身のアルバム"ADVANCE"、"SILENT REIGIN EP"、そして、大ヒットした名作"MARS NEEDS TOTAL SCIENCE "のリリースはもちろん、若手プロデューサーの発掘にも務めている。また、DJ MARKYのレーベル"INNERGROUND"や ZERO T 等、多数アーティストのコラボレーションも活発だ。自分も SQUASH や、BAD COMPANY の往年の名曲クラシック "CHAMPION SOUND REMIX" は、当時相当ヘビーローテーションした。


自身のレーベル以外にも METALHEADZ や、HOSPITAL、CREATIVE SOUCE 等からもリリースを重ね、現在ではすっかり重鎮になった彼等だが、最近注目されている女性ボーカリスト"RIYA"は、現在 TOTAL SCIENCE のメンバーでもあり、S.P.Yや、D-BRIDGE とのコラボレーション作品が、熱い注目を集めている。


往年のドラムンベースフリークにはたまらない、TOTAL SCIENE。今回の 06S で、彼等の最新のサウンドを楽しませてくれるだろう。

2010-04-27

セルビア共和国 _ ベルグレード

東ヨーロッパのバルカン半島に位置する、セルビア共和国の首都ベルグレードに訪れた。ヨーロッパ大陸は、オランダとベルギー、スイスしか訪れた事がないから、そんなに詳しく知らないし、ましてや東ヨーロッパは初めての上、日本にこの国の情報が少ないから、全然想像もできなくて、出発する前から、どんな国で、どんな事が起こるのか?初めて訪れる未開の地にワクワクしていた。


ベルグレードには、オーストリアのウィーン経由でのフライトだったけど、本来10時間位のフライトが、火山灰と燃料費削減の影響で、11時間半もかかった。ウィーンの経由ターミナルには、喫煙所もあるし、インターネットが無料で使い放題。4時間の経由も比較的時間を潰すのに、事欠かない。






あっと、言う間にベルグレード行きの飛行機に乗り換える時間になったが、何とプロペラ機。。。自分の記憶が定かなら、前にプロペラ機に乗ったのが、'98年に DJで、ニューヨークからノースキャロライナに飛んだとき以来。未だに80年代に作られたようなプロペラ機が、飛んでいる事実に驚きながら、落ちないでくれよ~と祈りつつ搭乗したけど、プロペラの音が機内に鳴り響く飛行機に揺られ、1時間ちょっとでベルグラードに無事着いた。飛行機から降りると荷物を受け取るゲージ周辺には、視線の鋭いミルコクロコップのような強面の警官達が何人も居て、いきなり東ヨーロッパの緊張感。イミグレーションでは、入国カードが存在しなくて、パスポートを見せてスタンプを押してもらうだけ。こんなに入国が楽な国は珍しい。




今回のフェスのオーガナイザーをしている、この旅を一緒に渡航しているYUUKi MC のイギリスの大学時代の後輩が、空港にピックアップしてくれて、車でホテル迄向かった。夜だから街並みをはっきり見る事は出来なかったけど、至る所に共産圏だった名残があって、割と殺風景だけど、人がいきいきしていて、活気はある雰囲気。ホテルに荷物をおいて直ぐに、YUUKi のイギリス時代の大学の先輩だった、セルビア人の "スロボダン"が、夕食に連れて行ってくれるということで、彼の家に訪れ、いきなりベルグレードのローカルな生活に滑り込む。相変わらず YUUKi は世界中に友人が居るなぁと感心した。

ブラジルやイギリスでもそうだけど、地元の人達が歓迎してくれて、迎え入れてくれる事で、その土地で暮らす人達の生活や文化を、到着したその日に垣間みれる。観光では感じる事の出来ない、DJ として旅が出来る喜びを感じる瞬間だ。


先輩は、勇気の大学を主席で卒業した秀才で、英語がとても上手。秀才でありながらベルグレードの TOP HOUSE DJ で、音楽をこよなく愛し、心が温かく、素朴でとても良い人だ。

彼がレストランに連れて行ってくれたが、レストランが禁煙じゃなくて、男も女もみんな、たばこをガンガン吸っている。近年の先進国ではあり得ない光景。お店に入るとお客さん全員から痛い程の視線を感じる。アジア人は見た事はあると思うけど、こんな姿の日本人を見るのは初めてなのか? セルビアのローカル感たっぷりのお店に居る自分たちから、かなり違和感を感じているのか?とにかくみんな一瞬固まってから、凄まじいガン見状態で、圧倒されまくり。。。色んな国を訪れていても、これだけスーパーアウェー感たっぷりな土地は、本当に初めてだ。


セルビアは、長い間トルコに侵略されていた時代があるから、食事はトルコ料理に似ていて、基本お肉のバーベキューが多い。しかも、みんな体格が凄く良くて、背も横幅も軽く日本人の1.5倍はある。あの体格の人達と、サッカーをしても日本代表が勝てるはずないなぁと心底思う。もちろんそんな大柄な国民だから、その分食べる量も多くて、これが前菜ですか!?って思う程の量が、テーブルに並べられた。プラムのサラダ、ポークチョップ、ラムのステーキ、パスタと、ボリュームがあったが、割と美味しかった。

食事も終わり、クラブに連れて行ってもらったが、東京のようなインターナショナルな雰囲気は皆無で、ほとんどセルビア人。ここでも凄まじくみんなからの熱い視線を受けたけど、とにかく人が持つエナジーがとてもポジティブで、エネルギッシュな印象が強い。音楽を純粋に心から楽しんでいて、リスペクトしている。


セルビアは、旧ユーゴスラビア時代に、国の内戦が長い間続いていて、民族間で凄まじく争っていた。もちろんベルグレードの街も爆撃を受けていて、未だ戦争の傷跡が残っている場所もある。実際まだ戦争が終わってから15年しか経っていないから、きっとクラブに居るような若い人達でも、子供の頃は戦争の時代で、自分の未来が見えない不安な世界観の中で、育ってきているはずだし、親達はもちろん実際に戦争をしていたに違いない。そんな暗黒な時代から、戦争も終わり平和が訪れている分、みんな前向きに生きていて、やっと勝ち取った平和を、心から楽しもうとする様子をヒシヒシと強く感じる。そんな状況だからこそ、音楽をストレートに心底楽しもうとする姿勢があるんだろうと納得出来た。戦争から60年以上経って、完全に平和ボケしてしまって、色々と歪みが産まれている日本も、きっと戦後は、国を復旧する為に、みんな必至に前向きになって生きていたんだろうなと、思わずには居られなかったし、平和な社会で何不自由無く生活出来ている日本人は、もっと平和の有り難みを感じなくてはいけないと実感した。新しい土地に訪れると普段感じる事のない、感覚や考えが産まれ、その土地の時代背景迄もが見えてくる。おもいっきりタイムスリップしたような感覚さえも覚えた、東ヨーロッパのベルグレードだった。フェスの模様は次のブログで。

2010-04-22

船が出るぞぉお! WOMB CRUISE 2010

毎回クラブでは味わえない、開放的な船ならではのバイブが最高に楽しい、 "WOMBCRUISE"2007年9月から始動し、今回で7回目を数えるが、毎回 DJ 出演していて、はっきり言って、良い思い出ばかり。毎回サウンドシステム "FUNKTION 1"を導入し、大型客船バンティアンや、セレブリティーで、東京湾をクルーズしてきた。


今回は、銀河鉄道999や、宇宙戦艦ヤマト。そして、近年では DAFT PANK PV アニメーションも制作した松本零士氏がデザインし、総工費8億円で造船された未来艇 "JICOO" でのクルーズパーティーが決定した。この船には、床と天井に LED ライトが設置されていて、過去最高に光の洪水の中でのクルーズになるから、今から楽しみだ。


自分が出演するのは、3回に分けて行われるクルーズの最終便で、時間が 22:10 - 23:30Dr.SHINGO と共に DJ。チケット発売は、423日から WOMB STORE で開始される。乗船出来る人数は、1便限定150名と少ないので、早めのチケット購入がオススメです!


今回の WOMB CRUISE は、船が発着する、日の出桟橋に併設されているカフェで、入場無料のフリーパーティーも同時開催。是非遊びに来て下さい。

2010-04-20

D&B ARENA TV インタビュー

D&B ARENA TV

イギリスの老舗ドラムンベース WEBSITE "D&B ARENA TV" に、先月の ゲストだった、SHIMONと受けたインタビューと、パーティー映像レポートが UPされた。いやー拙い英語で申し訳ないっす。キャラクターって事で許して下さい。

時間がある人は見てね♬

2010-04-18

WOMB 10th ANNIVERSARY REPORT MOVIE

WOMB 10周年記念パーティーの際、DJブースからMY MATE "K2HG"が撮影してくれた映像を、youtubeUPしてくれた。

このモーメントは、丁度、最近プレイするとフロアーが激震する、DJ AKi & TAKEO TECHNOPOLIS カバー。

半端じゃなくフロアー盛り上がってるね~。

他にも何スライスも映像をUPしてくれたので、パーティーに来られなかった人も、是非チェックです!

2010-04-17

NOISIA _ SPLIT THE ATOM

オランダはもとより、現在ではヨーロッパのドラムンベースシーンを代表する強力な3人組ユニット"NOISIA"。BLOCK CONTROLで、衝撃的にシーンに頭角を現して以降、様々なアーティストとのコラボレーションや、RAM RECORDS よりFACADE VIP。VIRUS RECORDINGS から END GAME と、 トップレーベルより次々とリリースを重ね、全世界で NOISIA フリークが増殖中だ。そして、満を持して先日、自主レーベル "VISON"よりリリースされた、デビューアルバム "SPLIT THE ATOM"。


約2年前 06S にメンバーの1人、 Thijs (タイス)が出演してくれたが、それ以来、度々新曲を送ってきてくれている。音質と曲のクオリティーが凄まじい勢いで、年々進化していて、プロ中のプロである、ED RUSH や、OPTICAL が、プロダクションスキルを彼等に尋ねるらしく、NOISIA ならではのサウンドクオリティーは、正に玄人も唸らせる職人芸。シーンでメキメキと頭角を表している NOISIA だが、今回リリースされたアルバムは、とにかく凄い!の一言。約 3ヶ月前に送ってもらって、初めて車で聞いた時の衝撃は、とてつも無く大きかった。。。


ドラムンベースシーンから飛び出したプロデューサーでありながら、アルバムの三分の二はドラムンベース以外の他ジャンルで、エレクトロ、ハードコア・ブレイクビーツと、バラエティーに富んでいて、様々なリスナーが楽しめる内容になっている。何と言ってもサウンドクオリティーの際立ち方が、驚異的で、ビートはよりソリッドに、ベースはより極太になっている。最近は自分も TAKEOとスタジオに籠り、スタジオワークの日々だけど、あの音を奏で、響かせる難しさと、そこに裏打ちされた経験値と知恵は、憧れ的存在であり、目指すべきサウンドだ。


アーメンビーツ炸裂の "SHELLSHOCK"は、長年ドラムンベースを聞いて来て良かったなぁと思わせてくれる、おもいっきりハードコアな楽曲で大好きだし、先攻シングルとしてリリースされた "MACHINE GUN" は、エッジが効きまくった驚愕のサウンドで、ブレイクビーツでありながら、様々なドラムンベース DJ にもヘビーローテーションされ、ロシアンモダン・テイストな PV も制作され、大きな話題を呼んでいる。先週の WOMB 10周年記念パーティー で自分も最後にプレイしたけど、盛り上がりが凄まじく、ジャンルレスに NOISIA が支持される事を確信出来た。


はっきり言って、NOISIA 完全に来てます。このサウンドを聞かずしてシーンを語るなかれ。

2010-04-15

WOMB 10周年記念パーティーレポ

何ヶ月にも渡って心待ちにしていた10周年記念パーティー。自宅から WOMB に向かうタクシーの中から既に気持ちが高ぶっていた。当日は開始3時間前に会場入りしたけど、まず驚かされたのが、初めての試みだった、ミラーボールの周囲に設置した UFO LED の豪華絢爛さにびっくり!DJ ブース背後の LED スクリーンと、こちらも初導入だった4発の LED ムービングライト。3つの光達が、フルに融合した時に産まれる、色と光の洪水は、アニバーサリーパーティーが盛り上がらないはずがない!と、サウンドチェックの時点で予測するのは簡単だった。


他にもリニューアルされた、ロッカー付近のエントランスや、シルバーを基調にし、ブース上に、

LED スクリーンが常設された VIP ラウンジの雰囲気も、かなりフューチャリスティックになっていて、新たな RESTART 感が産まれていた。今後も細部に渡ってリニューアルされるので、期待したい。


パーティー開始と当時に、怒濤の勢いで入場者が訪れてくれたけど、いつもと比べるとかなり早い時間からのプレイだったし、今回のアニバーサリーは、各ジャンルの TOP DJ 達の総出演で、ジャンルレスな客層になるのは必至だったから、フロアーがどんな状況になるのか?ちょっと心配だったけど、心配は無用で、自分の DJ 開始時には、ちゃんと自分の SET 時間に合わせてフロアーで待っていてくれた、06S フリークの姿も多数

で、既にフロアーはパック状態。スタートから飛ばして、ハードコアなサウンドでグイグイひっぱってみたけど、フロアーから跳ね返ってくるバイブをビンビン身体に感じ、アニバーサリーならではの最高な雰囲気と、ハイテンションなみんなのノリの良さは格別だった。今回のパーティーでは、オリジナル曲を5曲プレイしたけど、各曲の反応も上々で、この2ヶ月程ほとんど社交をしないで、スタジオにこもって、曲制作していた甲斐があったなぁと心底思えたし、自分のプレイを通して、少しでもドラムンベースの持つ魅力を、感じ取ってくれた人がいたら嬉しく思う。


プレイ終了後、各フロアーを覗いて見たけど、それぞれの DJ 達のプレイが、アニバーサリー仕様の音で、終止ハッピーバイブが館内に漂いまくっ

ていた。何処に行っても人の数がもの凄くて、不自由な想いをさせてしまって申し訳ない気持ちで

一杯だけど、それだけ沢山の人達がお祝いにかけつけてくれたのは、とても嬉しかったし、何年か振りに会う人達も多数で、10年の歴史を十二分に感じる事が出来た。


今回は、ラストの ISHIIさんの後に1時間弱2回目の DJ をしたけど、ブース周りには、WOMB ファミリー総出で最後の閉めに入って、かなりの盛り上がり。アットホームな雰囲気でアニバーサリーが終了出来て、とても楽しかった。

2度目の DJが終わってから4Fで、もう全てを解放しての、日本酒大会で、10周年記念用に作ってもらった、熊本の名酒、蓬莱大吟醸酒を、1時間で軽く4本も空けてしまって、スタッフや友人はもちろん、OSAWAさんや、ISHIIさん始め、かなりの人数を撃沈させてしまいました。。。私の JAPAN JAPAN コールにお付き合いのみなさん、ご迷惑をおかけしました。。。しかも、最後の最後に樽酒の鏡割りをして、樽ごとお酒を飲んでみたけど、樽が重くて、不覚にも身体にかなりの量の日本酒を浴びました。。。優勝した野球チームのビールかけのような体験で、最高に気持ちよかった!


いつもそうだけど、良いパーティーほど、一瞬の出来事のように、あっと言う間に終わってしまう。。。超満員御礼!! の言葉と共に、WOMB 10周年記念パーティーに足を運んでくれたみなさん、そして参加してくれた DJ の方々。沢山の人達のサポートがあったからこそ成し得た10年です。本当にありがとうございました。心より感謝します。一生忘れる事の出来ない、過去最強なアニバーサリーパーティーでした。

2010-04-14

これって一体どういう事でしょうか??

以前日本に住んでいて、ニューヨークに数年前に引っ越したブラジル人の友人から、先週末 facebook 越しにメールが来た。 AKi いつ ニューヨークに来たんだ? 今週末は、マンハッタンの何処で DJなんだ!?とメッセージが。。。


丁度 WOMB 10周年パーティー直前で、もちろん自分は日本に居るのに、彼は何をメールしてきているんだ?と返信したところ、直ぐさま返事が帰ってきて、ニューヨーク の雑誌" TIME OUT" に、AKi の写真が載ってるんだけど、と更に返信が。。。そのメールに添付してあったデータが、この写真記事。。。これって一体どういう事でしょうか??


本文は細か過ぎて何が書いてあるか分からないけど、"盛大なこの1日は、マンハッタンから旅立たずに、東京を旅しよう!"的な見出しのコピーがある。何か日本がらみの フェスティバルのようだが、誰が何の目的で、自分の写真を掲載したのでしょうか?? しかも、このフェスの主役のように、ど真ん中のレイアウト。私の肖像権は何処?? 10年程前にニューヨークに長年住んでたから??いやいや、そんな事は関係ないなぁ。。。

誰か、NYC TIME OUT 関係者にお知り合いが居たら、真相を教えて下さい。 まぁ笑っちゃいましたが。。。

2010-04-08

10周年直前に思う事

410日土曜日、WOMB 10周年を迎える。WOMB はご承知の通り、自分の愛する活動拠点で、何者にも代え難いホームだ。自分はオープンして1年経ってから関係が始まり、 DJ 活動と運営サイド の2足のわらじで、 歩んできたけど、正直山ほど色々な事がありながらも、あっと言う間に10年経ってしまったような感覚だ。


WOMB との関わりが始まったのは、ニューヨークから帰国したばかりで、長年日本を離れていたせいか、感覚が半分アメリカ人的になっていて、日本社会のシステムをあまり良く理解していなかった若かりし頃。でも、情熱は人一倍あったと思うし、大切な仲間に恵まれていた事は確かだ。


当時はプログレッシブハウス全盛の時代で、ドラムンベースという音楽を少しでも日本に浸透出来たら良いな、と言う熱い想いで帰国したけど、パーティーや、DJ が出来る場所を見つけるのは簡単では無かった。欲求と現実の狭間で悩んだし、強い想いに反比例して、やりきれない想いを感じる事が多々あった。そんな矢先、日本にニューヨークから共に帰国した現代表取締役のSABiが、オーナーから、WOMB の運営をしてみないか?と誘われたのが、大きな人生の分岐点だった。実際、当時自分たちは5人のクルーで、みな帰国子女。当然クラブ業界で働いた事も無かったし、経験値は皆無だったけど、幸いにも5人まとまって WOMB に関わるチャンスをもらった。


WOMB をどんなクラブにして行くのか? 最初の2年間はみんなで共同生活をし、24時間体勢で色んな事を常に話し合い、様々なプロジェクトを企画しながら、試行錯誤していた。手探りな状況で、日本社会の仕組みや、日本のクラブシーンを学びながらだったけど、自分たちは、海外のリアルなクラブシーンをおもいっきり体感しながら育っていて、本物を身を持って知っていたし、日本と海外のギャップは充分理解していた。クラブ業界はエンターテイメントビジネスだけど、自分たちも楽しみ、そして、人々を楽しませながら、そんなギャップをどうやって埋めるかに対して知恵を絞り、奮闘してきたが、最終的に自分たちが WOMB に関わる前から、働いていた、現店長である桃井サンや 、DJ の大西クン達との考えや行動力が融合し、確固たるチーム力が確立された結果、現在の WOMB が出来上がったと言っても過言ではない。


10年続くクラブは、世界的に見てもほんの一握りだし、今迄後ろを振り返る事無く、前だけを見て進んで来た姿勢があったからこそ、現在の WOMB は存在している。WOMB で学んだ事や、このクラブのおかげで 成し得た経験値によって、DJ として、人として成長させてもらったし、大きな飛躍を遂げられた事は、自分にとってとてつもなく大きな財産だ。様々な場面でチャンスを与えてくれた、オーナーの中川社長には、心から感謝している。そして、共に一緒に歩んで来た仲間やスタッフ、今迄支えて来てくれた、サポーターのみんなに、自分の出来る事をもっともっと形にし、更に飛躍させて、恩返しして行きたいと思う。


土曜日10周年記念パーティー当日は、24:10 ~ 70分間メインフロアーで DJ。スタートダッシュで行きます。そして、パーティー最後の30分位 DJをする予定。当日は大混雑が予想されるし、DJAKi の出番がいつもと比べるとかなり早いので、みんな24時目指して WOMB にお祝いに来て下さい。待ってます!