2010-06-30

DJ FRICTION MIX CD by MINISTRY OF SOUND

今週土曜日7月3日に WOMB で開催される 06S。今回のゲストは、イギリス・ブライトン出身で、類いまれな才能を発揮する大人気スーパースター "FRICTION" が登場する。今月末に、イギリスの老舗クラブ "MINISTRY OF SOUND" から、正にグッドタイミングでリリースされた MIX CD。自身のレーベル"SHOGUN AUDIO"からの楽曲や、FRICTION と交流の深いアーティスト達の楽曲がふんだんに収録されていて、現状のシーンがとても分かりやすく、また FRCTION ならではの DJ スタイルが楽しめる2枚組の作品に仕上がっている。


共に来日する予定だった MC ID は、アーティストの都合でキャンセルになってしまったけど、FRICTION の音をピュアに楽しんで欲しいし、パーティー前に、この MIX CD をチェックして 土曜日の 06S で弾けましょう!








2010-06-23

06S 9th ANNIVERSARY

ちょっと時間が空いてしまったけど、ロンドンから戻った週末に開催された 06Sの 9周年記念パーティー @ WOMB。USTでも話したけど、開始当初は9年間も続けて行くとは、想像も出来なかったし、9年も経ったのかと思うと、様々な思い出が頭に浮かんで、感慨深かい。この9年間で日本のドラムンベースシーンも変化して、今では日本各地に DJ やパーティーが存在し、それぞれ個性がある活動を行っているし、06S 自体もいきなり突出するような事は無かったけど、徐々に右肩上がりでお客さんの数も増えてきていて、WOMB を代表する一つのパーティーになった。



ゲストの SONICは、始めて06Sに来日した際に、パーティーで出会った女の子と結婚し、先日BABYも誕生した。最近は HOSPITAL のパーティーに多々出演していて、リリースも次々と決まっているようで、彼のプレイ自体も飛躍的に良くなっていた。久しぶりの第2の故郷日本に戻って来られた事がとても嬉しかったようで、テンションが高かったし、子供が日本語も話せる様にしたいようで、彼自身日本語がとても上手になっていた。


もう一人のゲスト SUB FOCUSは、約4年振り2度目の 06S だったけど、RAM のエース・アーティストなだけに、ANDY C の十八番、ダブルドロップをふんだんに MIX に組み込んでいて、その合間に自分の楽曲を差し込んでいたけど、自分の楽曲がどれもビックチューンなだけに、フロアーの盛り上がりが凄まじかった。そして、世界各国を旅してるだけに経験値がかなり高くなっていて、エレクトロ・フレイバーたっぷりな 音で構成されていた DJ が、以前と比べ格段に上手になっていたのが、印象的だった。2人共、大満足のアニバーサリーパーティーになったようで、終止ご機嫌だった。


9年間は、正直長い道のりで、今迄平坦な道では無かった。でも、今迄共に歩んできた仲間やスタッフ、何よりも遊びに来てくれたみんなのおかげで迎えられた9周年は、自分にとって大きな意味があって、みんなの笑顔が、大きな喜びを感じさえてくれ、とても至福な時間を過ごす事ができたアニバーサリーパーティーになった。パーティー終了時に、初めてみんなと共に撮影した記念写真は、最高の思い出になる1枚の写真だ。


来年は 06S が 10周年になるけど、この先1年間で、出来る事を全てトライして、最高の形で10周年を迎えたいと思います。これからも応援よろしくです!

2010-06-19

DJAKi STREAM


先週 の木曜日に初めて試みた DJAKi 初の USTREAM チャンネル"DJAKi STREAM"。最近は、ソーシャルメディアの台頭が目立って来ていて、様々な試みが行われているけど、今回は実際自分の番組を始めた事で、色んな意味で実りが多い、実験生放送になった。

今回は、06S 9周年のプロモーションも兼ねて、番組を始めてみようと思い、ロンドン のFABRIC 出演から丁度日本に戻ってきたのもあって、伝えたい事も沢山あったから、タイミング的にも番組を開始するのに、最適だった。当初は合計視聴者数がどれくらいいくのか、想像も出来なかったけど、最終的には2,300ビューを超えて、想像以上の反響に正直驚き、昨今のソーシャルメディアに対する注目の高さを、証明する数字になった。そして、番組でも話したけど、最近若手のDJやプロデューサー、いつも応援してくれている人達とのコミュニケーションが、忙しいのもあって、少なくなっているから、個人的に、番組を通して、見てくれていたみんなとコミュニケーションが出来たのも嬉しかったし、今後の可能性が見えた事で、少しでもシーン拡大に繋がって、活性化出来たら最高だなと心底感じた。これから月に1度位の頻度で、番組配信出来たらと考えているので、twitterで告知します。番組最初の10分くらいがかけているけど、多分1,2ヶ月は、アーカイブを残しておくので、時間がある人は是非見て下さい。

2010-06-10

SUB FOCUS

























4年に渡ってオファーし続けて、やっと念願叶って来日してくれた SUB FOCUS。前回は、FUTUREBOUNDと一緒に初めての来日をしたけど、"X-RAY"、"AIRPLANE"、"TIME WARPと次々のビッグヒットチューンをリリースし、"RAM RECORDS" の エースプロデューサーとして、数々の賞を獲得。リリースしたアルバムは、記録的な大ヒットになり、4年前とは比べ物にならない程、大物になって日本に帰って来てくれた。丁度先週末、ロンドンの同じパーティーで DJ だったけど、クラブだとあまり話す時間もなくて、昨晩ご飯を食べに行って色々と話す事が出来た。とにかく、この数年は昨年リリースした初のアルバムの制作に集中していたらしく、やっとアルバム制作から解放されて、毎週末、世界中を旅している。SUB FOCUS の FABRIC での DJは、ドラムンベースはもちろん、4つ打もダブステップもプレイするハイブリッドなスタイルで、日本でも彼のサウンドは間違いなく受け入れられるだろう。


最近は、オリジナルの楽曲制作はもちろん、多ジャンルからのリミックスオファーが絶える事無く、CHASE & STATUS、SHY FX と共にシェアするスタジオで、楽曲制作の日々は続いている。そして、先週終わったPENDULUM のアルバムツアーでオープニングアクトを務め、彼一人で Abelton Liveでの ライブショーを行った。自分の背後に無数の LED ライト を配備したステージで、音と光が同機するように midi で制御したシステムを組んでライブを行ったらしい。うーん興味あるなぁ。見てみたい。。。


各地で数千人を集客したライブの反響が相当良かったようで、今後の彼の活動も心から期待出来るし、大好きなプロデューサーである SUB FOCUS と、06S の9周年を共に迎える事が出来て、最高に嬉しい。今週土曜日はみんなも楽しめると思うので、WOMBで会いましょう!そして、一緒に9周年をお祝いしましょう♬


↓ SUB FOCUS の最新シングル "SPLASH feat. COCO"のPV


FABRIC

可愛い子には旅をさせろという、ことわざがあるけど、はい、正にそれはごもっともです!と心から言いたい気持ちにさせられた、今回のロンドンへの旅。旅の途中、Twitter で少しずつつ時間経過を、ぶやいていたから、どんな状況か知っている人も案外居ると思うけど、2日目の金曜日に出演した FABRIC での "RAM NIGHT" は、DJとして、人としても大きく飛躍し、成長する事が出来た、大切な経験をさせてもらった。


聞く人の耳が厳しい本場で、自分の腕試しをする機会があると、普段ないテンションへと自分の気持ちが高ぶる。やはり、本場を旅する事で、感じた事のない感覚を得られるし、今迄知らなかった自分に出会え、一人旅は特に人を成長させると思う。初めて20歳の時に、ニューヨークに留学した頃の自分を思い出したりもした。


今回出演したクラブは、以前のブログにも書いたけど、出演予定だったクラブ "MATTER"の突然のクローズで、急遽パーティーが決定した "FABRIC"。このクラブは11年続いている、ロンドンの 大型老舗店で、全部で3 ルームあり、毎週末人気の大型 DJが出演し、 3,000人近い集客力と、年間数枚リリースされる、旬なアーティスト達の MIX CD "FABRIC LIVE"が有名。最新のシーンと音を知るのに最適な作品やパーティーをリリースし続けているクラブだ。初めて訪れたのは、約9年前で、ROOM 1 で見た ANDY C のプレイと、フロアーに鳴り響く音のクオリティーと音質が凄過ぎて、かなり大きなインパクトを与えられたのを、今でも強く覚えている。いつかこのブースに立ちたいと思ってから9年も経ったが、意外な流れで夢が実現し、ROOM 1で DJ をする機会を与えられた。実際 FABRIC の ROOM 1 では、今迄ドラムンベースのパーティーは、DJ HYPE の レジデントパーティー"TRUE PLAYZ NIGHT"しか開催された事がなく、ドラムンベース DJ にとって、とても狭き門だ。しかし、今回から 自分がいつもロンドンで出演させてもらっている "RAM NIGHT" が FABRIC に 移動した事で、貴重な体験を得る事が出来た。


パーティー開始は21:30 ~で、自分の 出演は、22:30 ~だったけど、オープンから怒濤の勢いでお客さんが入場して来て、自分の開始時は既にフロアーは埋め尽くされていた。前売りチケットも完売していたし、相変わらずロンドンでのパーティーは客入りがもの凄く早く、ドラムンベースを知り尽くしたお客さんの音に対するリアクションが最高にご機嫌で、やっぱり心地良い。DJプレイ後に沢山の人に声をかけられ、DJ 良かったぞと言われたし、自分としてもこの何年の中でも、最も納得出来、手応えがあった DJ プレイをやり遂げられた事はなによりも大きいし、更に大きな自信へと繋がった。訪れる度に、新たな目標と目的が産まれるロンドン。次は2月辺りに訪れたい。

2010-06-03

ロンドンで、バーベキュー


1年に1度か2度は訪れて、ドラムンベースのメッカである本場ロンドンのパーティーにDJ出演し、自分の可能性を挑戦する気持ちで DJ をする。そして、最先端の音に身を置いて、感覚を研ぎすます。自分のDJキャリアにとって、ロンドンは切っても切れない目標であり、DJである限り、続けて訪れたいと思える、大切で重要な場所。

今回の渡英は、昨年の9月以来で、記念すべき10回目。しかし、冷静に考えると、今まで必ず同行してくれる友人達が居たから、初めての一人旅ロンドンで、いつもと違った印象を街から感じる。長い飛行機のフライト中の時間も、ホテルの部屋でも、一人の時間は、ゆっくりと様々な事を考えられて、幾分、頭の中が整理出来る。海外での一人旅は、そんな普段あまり感じる事が出来ない貴重な時間を与えてくれるし、一人っ子の自分には案外向いている。

FABRICが、用意してくれた ホテルは、クラブから歩いて5分の最高の立地で、クラシックでモダンなロンドンスタイルのホテルがお洒落な"MAL MASION"。FABRIC で遊ぼうと思って、渡英を考えている人には、オススメ出来る快適な良いホテルだ。

ホテルに着いてからほどなく、ノルウェイ人の YUUKI MC の彼女 イングリットが、丁度仕事でロンドンに居るから、会ってご飯でも食べようと、渡英前から約束していて、彼女がステイしていた友人の屋上で、バーベキューするという事で、お邪魔してみた。屋上にバーベキューの炭に火をおこせる、ブロッグでまれた焼き場にチャーコールが完備されている。天気も良い上、ロンドンは今サマータイムだから、22時位まで日が落ちない。開放的な空間でのホームパーティーは、いかにも海外的で、中々良い環境だった。

ロンドンの街の真ん中で、バーベキューをするとは、考えた事が無かったけど、アットホームな雰囲気のホームパーティーでの時間は、ロンドンに着いていきなりローカルなゆっくりとした時間を過ごせて、リラックスすると共に楽しかった。イングリッド、そして彼女のお友達にお礼したい。明日のFABRICは、必ず良いプレイが出来そうだ。

2010-06-01

清き1票を!

今年も始まりました、音楽専門雑誌 "LOUD" の投票 DJ ランキング。みなさんの投票で、毎年50位までの国内外の DJ ランキングが決定する "DJ 50/50"。2003年から開始されて、早くも7年目。毎年投票してくれるみなさんのおかげで、上位にランクインする事が出来ていて、ここ数年は、大御所の DJ の方々と並んで、TOP 10入りを果たしている。DJ をランクで計る事は出来ないし、HIP HOP 等の DJ の方々は、LOUD の雑誌スタイルとは違うため、ランクインしてこないから、このランクが全てだとは決して思わないけど、数多くの人達が投票してくれて、結果が出る事は、素直に嬉しいし、励みになっている。特にドラムンベースの DJ は、残念ながら 50位の中に、自分以外誰もランクされていないから、ドラムンベース・シーン及び DJAKi の存在を示す為にも、今年も TOP 10 入り出来たら、嬉しいです。

今年もみなさんの清き1票を、よろしくお願いします。


投票はこちらから!

LOUD DJ 50/50