2012-06-21

DJAKi が 遂に Fuji Rockに出演決定!

約12年前に7年近く生活をしたニューヨークから日本に帰国して、WOMB を拠点に日本での活動を続けて来たけど、音楽に関わる DJ として日本の音楽シーンがどう成り立って、クラブシーンやダンスミュージックシーンとの関係が存在するのか。もちろん興味が湧くところだけど、そんな日本の音楽業界のシステムを理解すべく様々な音楽シーンを客観的に見て来て、やっぱり Fuji Rock という大きな看板は、日本の音楽シーンに多大な影響を与えてきた存在であり、ある意味オールジャンルのミュージシャンにとって聖域。日本最大な規模で、長い歴史を持つ野外音楽フェスティバルに対して尊敬の念を抱いていた事は確かだ。音楽に関わっている以上、心の何処かでいつかは出演してみたいと感じていた事は間違いないし、今回出演オファーが来た事で、Fuji Rock 出演は自分にとって、日本で活動を開始して以来、大きな一つの目標だったんだと改めて気付いた。

実際2年前に WOMB が Fuji Rock に飲食店を出店した事があって、フードコートの一角にあった小さなステージで DJ をさせてもらった事があったけど、朝方で天気もよく無くて、もちろんそんなに人が居ない状況での DJ で、華やかな Fuji Rock デビューだったとは言い難かったけど、実際その出演によって初めて Fuji Rock に訪れる機会が出来たし、自分にとっては意味のある経験になった。そして、会場随所で見られる、完璧な運営と、その規模の大きさをしっかりまとめあげているシステムをリアルに体感した事で、何故このフェスティバルに長い歴史があり、毎年多くの人が参加するのか充分理解出来た。

自分は長い間大都会に住んでいるし、クラブ育ちで、基本的にインドアな人間。アウトドアな遊びをほとんど知らないから、テントを張って土の上に寝る感覚すら良く分からないけど、確かに3日間山の中で仲間とテント生活して、開放的な気分で好きな音楽をおもいっきり楽しむ事が出来る環境は、楽しいに違いないと思う事が出来たし、その歴史に裏付けられた、お客さんからの信頼度の高さは、Fuji Rockの為にしっかり装備してフェスに挑んでる人達の遊び方からも垣間見れて、大型屋外フェスの楽しみ方を初めて知った。

その Fuji Rock に遂に出演です。しかも YUUKi MC という自分にとって最高の理解者でありパートナーが一緒に出演してくれる事は何よりの喜び。ここ数年盟友のシュウチャンや、荒木氏が DJAKi 推しで、様々な角度からアプローチしてくれていたけど、自分にはまだまだ力が足りないなぁと、自問自答していたし、いつかこの目的が達成出来る迄は、頑張らないといけないなぁと考えていたけど、オファーが舞い込んできた時は衝撃的で、久々にきたーーーーー!って叫んでしまったし、かなり熱い気持ちが込み上げてきた。しかも、今回はブライアン・バートンルイスがオーガナイズする、オレンジコートの深夜枠、オールナイトフジが10周年を迎え、国内 DJ がラインアップされるようで、イシイさん、エンマクン、クラッシュさん、DEXの2人、そして DJAKi という豪華ラインアップに自分の名前が並ぶ事はこの上ない光栄な事だし、このメンバーで1番良いプレイをしたい気持ちが高まっている。この夜に全てを掛けて挑んでみたくなってきたし、久しぶりに闘志が湧いている。このチャンスを物に出来ないで、今迄自分が積み上げてきたキャリアは嘘になるし、この先広がるであろう明るい未来も無いと思うから、全神経集中して全身全霊をかけて、このステージに挑みたいと思います。

個人的には金曜日のヘッドライナーの STONE ROSES と、土曜日の THE SPECIALS が凄く見たい。この2バンドは自分に大きな影響を与えてくれた所謂ルーツだし、彼等の生ライブを体験出来ると思うと、Fuji Rockに足を運ぶ楽しみも更に増えたね。しかし、マンチェスターサウンドの核だった STONE ROSES、スカを代表する THE SPECIALS も何のその、ドラムンベースサポーター及び、DJAKi ファンの皆様!ここは是非 Fuji Rock に足を運んでドラムンベースでガチ上がりして、歴史の証人になって欲しいと切実に願いします!

2012-06-13

大きな愛に包まれたアニバーサリーパーティー


















06S 11周年を無事に終了して、そのまま興奮が冷めなくて、一睡もしないで神戸クルーズ出演の為、神戸へと向かった。3時間の新幹線は爆睡でタイムワープしたみたいだ。神戸クルーズには沢山の清潔感漂うお洒落な神戸の人達が集まって、女子率がとっても高いクルーズパーティーで、前回と比べると3倍近い人が乗船していて、かなりの大盛況な船上パーティーだった。神戸港は東京や横浜の夜景と違った、また味のある眺めで、中々ロマンティックで環境が良いから、これからもっともっと大きな船へとパーティーが成長しそうな予感がたっぷりな夜でした。アフターにちょっと顔出して、さすがにかなりの疲労困憊で、ベッドに倒れる様に寝落ちした。

記憶と感覚がまだ鮮明なうちに06S 11周年記念パーティーのお礼と感想を書きます。まずは、当日 WOMB へ足を運んでくれた全ての皆さんに心から感謝します。そして、この11年間支え続けてくれた WOMB クルー、パーティー開始当初から10年以上遊びに来てくれている人や、ここ数年 06S 皆勤賞な若い世代の人達まで、幅広い世代に拡大したドラムンベースを愛する 06S ラバーズ。そんな多くの様々な人達の多大な愛を受けてあそこまで成長したパーティー"06S"が、今回の11周年記念パーティーで、また新たなエネルギー体として産まれ変わったような感覚を覚えた。思えば11年前の 06S 開始当初は、WOMB のフロアーに全く人が埋まらない状況で、このまま続けられるのか?と正直思っていたし、ハウス全盛の時代にドラムンベースを浸透させる行為は、かなり無茶な挑戦だった。他ジャンルの関係者から良く言われない事も多々あったし、クラブシーンの中の存在として、ドラムンベースはもう死んだジャンルだと思われていて、疎外感がたっぷりだったのは間違いない。でも、自分を信じ、熱い想いを持った仲間といくつも迎えた局面を何とか乗り越えて来たからこそ生まれた鉄則のチームワークや、海外のアーティストとの間に生まれた信頼関係や友情は、かけがえの無い財産だ。06S11年間継続出来たのは、そんなプライスレスな経験や感覚、多くの人達との繋がり、そして、クルーの心の根底にあるドラムンベース愛が大きいからだ。

そんな熱い気持ちと愛を胸に今回のアニバーサリーに挑んで、個人的に出来る事はコツコツ積み上げる事が出来たし、パーティー前から反響が大きかったのもあるけど、当日のあのフル満員のお客さんと、フロアーのパーティーバイブは、この11年間で1度も見た事も体験した事も無い、恐ろしいくらいの勢いで、06S に限らず WOMB の歴史上でも TOP パーティーだったと言っても過言では無いし、正直パーティーの途中にフロアーに渦巻く強烈なバイブと熱気で WOMB が爆発するんじゃないか?と思う程だった。

今回のスペシャルゲストだった Pendulm Mc Verse は既にシーンにおいて黄金タッグで、数少ないトップチームに属しているけど、ここ数年でヨーロッパやアメリカの主要大型フェスティバルに出演し続けているだけに、彼等が積み上げた経験値は、WOMB 規模の人間をコントロールする事は容易で、彼等のサウンドに熱狂するクラウドの姿は一種宗教的。20年くらい前にロングアイランドのナッソーコロシアムで見た、Beastie Boys のライブの記憶がふと蘇った。 あんなにモッシュしたり、人の上をサーフするやんちゃなお客さんが続出するとは想像もしてなかったし、大合唱するフロアーの一体感も驚愕だった。彼等の DJ MC 2人だけで演じるショーケースは、もっともミニマルな最強のライブだと思えたし、今迄 Pendulum が作り上げて来た世界観は、ある意味ドラムンベースの枠組みを軽く超えて、独自のサウンドがあるからこそ、あそこまでフロアーを熱狂させる事が出来るんだと改めて考えさせられた。やっぱり彼等は究極にプロフェッショナルだし、久しぶりに心から凄いなぁと思えるショーケースに圧倒され、素晴らしい時間を過ごせた。

今回は11周年記念パーティーのコンセプト及びメッセージとして、"All Day,All Night, Drum'n'Bass is My Life"(寝ても覚めてもドラムンベースは、私の人生です)を掲げたけど、予告映像も制作して、多くの人達からお褒めの言葉をもらったし、きっとストレートなメッセージが多くの人にダイレクトに伝わった事で、本当にドラムンベースや、06S を愛する人達がお祝いに駆けつけてくれたと思う。パーティー中も DJ が終わってからも、みんなからお祝いの言葉をもらって、自分はこれだけ沢山の人達の愛に支えられ、大きな愛に包まれているおかげで、11年間も 06S を継続出来たんだなと痛感している。これからは、そんなみんなの大きな愛に対して、少しづつでも応えていく事が自分の使命だし、期待以上の活動を目指したい。そして、パーティー開始当初から気持ちは何も変わらず、ぶれずにドラムンベースのシーン拡大の為に尽力し、更にみんなにこの音楽に対して、大きな愛を抱いて欲しいし、これからもみんなのサポートが必要です。06S を更に何年も継続して行きたいので、DJAKi共々、06S をよろしくお願いします!

2012-06-05

06S 11th Anniversary Mix by DJAKi



アニバーサリーに向けて怒濤の様にリリースされる楽曲や、もちろんリリース前の楽曲が各レーベルから届いていて、まるで06S のアニバーサリーに合わせてみんな送ってくれてるの?と思うタイミング。新曲満載になったから、まずまとめて MIXしたけど、始めて組んだ新セットの1回目のレコーディングにしては、案外出来が良かったので、06S 11th ANNIVERSARY MIXとして、Soundcloud UP しました!正直パーティーのプロモーションMIXにしては、ゴリゴリにハードで若干ダークによった男向きMIXだけど、最近はこの辺の楽曲は好きだし、旬なドラムンベースを感じてもらえると思います!ダウンロード可能なので、家でプチクラブ状態にするも良し、夜のドライブで聞くも良し、土曜日の 06S 11周年までこの MIX で気持ち高めて欲しいです~! 

2012-06-01

06S 11th ANNIVERSARY TEASER MOVIE!!



6月9日にWOMBで開催される、06S 11周年記念パーティーのティザー映像が遂に完成しました!今回のアニバーサリーパーティーのメッセージは"All Day,All Night,Drum'n'Bass is My LIfe"(寝ても覚めてもドラムンベースは私の人生です。) DJキャリアの根底は全てドラムンベースに対する愛が大きかったからこの11年もの長い間 06Sを継続する事が出来た。是非見てみて欲しいです!


My party "06S" @ WOMB will be 11th anniversary on 9th June.Finally The teaser movie is coming up!! Please check this out!!


STARRING : DJ AKi 
DIRECTOR : YUUKI ITO
CINEMATOGRAPHER : YUUKI ITO , CLAY C
COLOR GRADING : NUMAN
ART DIRECTOR : KEI NIHONGI (9B)
PRODUCER : TAKEO YATABE (HIGH CONCEPT) , SABI TAKAHASHI (WOMB)
06S CREW : KEISUKE  NIIJIMAN , TECHRIDERS , AKR , KEITA , VELOCITY , KID , YMASA , EYE LINK , CHA2 , MASAKI , TR2HG , HIRO (9B)
SPECIAL THANKS : ALL 06S LOVERS!! WOMB CREW! MOMOI , OHNISHI , SAITO , YANA , KANA PINK , YUI  , KYOKO , INGRED , EIICHI & REACH (HIGH CONCEPT)