2011-10-06

WA'10 映像レポート


今年も来るよ!1126日幕張メッセで開催される、冬の大型ダンスミュージック・フェスティバル"WOMB ADVENTURE'11"! 今年もDJAKiの出演が決定!そして、ドラムンベース界に限らず、様々なジャンル層からも支持を受ける、世界NO.1ユニット"Pendulum"Elfortと、Mc Verseが登場!約7年前に06Sで日本でのデビューを飾ったPendulumだけど、念願叶って、遂にWA’11へ帰還してくれるよ!今からかなり楽しみだけど、まずは、昨年の WA の映像レポートをどうぞ。

2011-10-05

日本人のみで開催したMAKOTOクンとの06S

先週土曜日10月1日に WOMB で開催された06S feat. MAKOTO ALBUM "SOULED OUT" のリリースパーティー。ご存知日本を代表するプロデューサーである MAKOTO クンのアルバムがリリースするにあたり、自分たちがサポート出来る事として、彼に 06S でリリパをして欲しい意向と、出演、企画オファーをさせてもらって、MAKOTOクンが一つ返事で承諾してくれた。ある意味この時期に、日本人の DJ や、プロデューサーだけで開催するパーティーは、今の日本のシーンの現状がはっきりと見える環境で良い機会だったし、どういった結果になるのか、蓋を空けるまで全く想像出来ない部分も沢山あったけど、これ以上の結果は無いと思える程のパーティーバイブと盛り上がりになった。


オープニング DJ だった SHINTAROは、ロンドンの生活を半年経験して、06S 史上最年少(21歳)での出演になったけど、まだまだ気持ちが空回りしていて、彼自身も満足していなかったけど、最初はみんな WOMB のメインブースに立つ時は、50%も実力が出せないモノだし、DJは、毎回の GIG を経験して1歩1歩成長して行く。06S はそんな貴重な経験値の一つであるようなパーティーでありたいし、彼のように純粋な気持ちで、真剣に DJ になりたかったり、心からドラムンベースを愛している若い世代の DJ 達をこれからもドンドンサポートして行く。自分も、そういった何も無い所から、上の世代の人々にチャンスをもらって今があるから、これからは、より意識的にサポートして行きたいし、我こそは!って思う人は声かけて欲しいなって思っている。


もうすっかり 06S でお馴染みな VELOCITY だけど、今回は特に DJ が良かったと思う。彼自身も様々な土地で経験値を積み上げているし、DJ としての心得や、精神が鳴っている音に現れ始めた。そして、それに伴った技術が大分磨かれて、完全に一皮むけたし、安心して見ていられる DJ になってくれた。MC KEYチャンとの相性もいいし、オリジナルの楽曲を何曲もかけていたし、今最も成長していて、旬な DJ と言っても過言じゃない。そして、MAKOTOクンのレーベル HE:DIGITAL からリリースされる9枚目のシングル、VELOCITY & KEY の LADDER VIP REMIXは、その美しいピアノの旋律や、 グルーブ、サウンドクオリティーが最高で、始めて聞いた時は、ベロチャンも遂にここまで来たか!っと感慨深かったし、感情に響く楽曲で、是非みんなにも聞いて欲しい。


そして、この日の主役だった MAKOTO クンのプレイは、DJをしながら、生キーボードを演奏するという、革新的かつチャレンジ精神旺盛な LIVE セットで、今まで10年以上 WOMB で様々なアーティスト達のプレイを見て来たけど、実際キーボードを弾いたアーティストってそんなに居なかったし、遠い記憶の中でも テクノの伝説的ユニット、UR の MAD MIKE 以来なんじゃないか?と思う程、レアで誰でも出来る事じゃない貴重なショーケースを披露してくれた。彼が10年以上に及ぶアーティスト活動で積み上げて来たサウンドや、表現方法が濃縮されていて、MAKOTOクンは真のアーティストだと改めて思ったし、そんな彼の 06S での新たな試みは、かなり感激的で更にリスペクトした。そして、今回パーティーを開催するにあったって、パーティー2日前に DJAKi STREAM で、2人で初の B2B をして1,000人以上の人が見てくれて、もの凄く有意義で楽しい UST が出来たし、UST後の食事会でも沢山の明るい未来の話が出来て、MAKOTO クンと共に構築したパーティーが本当に意味がある形になって、なりよりも嬉しいし、もっともっと自分たちの手で大きなシーンへと拡張出来ると確信が持てた。小さな日本のシーンでいがみ合っても無駄な事で、何も産まれない。でも、自分とMAKOTOクンがお互いに手を取る事で産まれる要素で、シーンが活性化し、プレイヤーが増える実感があるから、これからも意欲的に MAKOTO クンとは絡んで行きたいと思ってる。と言う事で、MAKOTO クンこれからも是非よろしくね!そして、彼のアルバム"SOULED OUT"は、聞いてみよう!


DJAKi STREAMでアルバム"SOULED OUT"の話が聞けて、2時間のB2Bもアーカイブされているので、これも是非チェックしてね!