06Sは既に、100回以上開催しているけど、土曜日は、これから
先もずっと、記憶に残るような夜になった。まずTECHRIDERS
と、AKRがシンガポールの ZOUK 出演の為お休み。TAKEOは、
友人の結婚式でアメリカのミネソタ と NYC へ。MC YUUKiは、
Richie Hawtine とメタモルフォーゼ。この日誕生日で乾杯する
予定だったケイちゃんも、熱が出て朝4時までお休みと、自分が
ファミリーと呼ぶべきクルーが、ほとんどみんな不在。そんな
状況だったし、メタモルフォーゼが同日開催だったのも重なっ
て、いつものように人が集まってくれるか正直心配だったけど、
1Fを担当してくれたYUKIチャン、出演してくれたRYUSUKE。
4FのHARRYクン達が、サブフロアーを盛り上げてくれた。
また、ピャアにドラムンベース好きな人達が沢山集まってくれ
て、いつも以上にアットホームな雰囲気が一杯で、最高のパー
ティーになった。
まず、初めて来日した INSTRA:MENTAL が、06Sで披露した DJ SET は、現在の LONDON で最も旬で最先端な音。
正直、東京のお客さんには新し過ぎた音だったかも知れないけど、確実に未来を見据えた革新的なサウンドで、今回彼を
初めて日本に紹介出来たことを、とても嬉しく思っている。最近は、DUB STEP の "SKREAM"とのコラボチューン曲制作も
しているので、その作品も気になるし、シーンの拡大が目まぐるしい DUB STE Pシーンとの融合で、更に新しい音楽
ジャンルが産まれるんじゃ無いかな?とも思う。彼は、自分よりもアニメが詳しいアニメオタクで、日本文化に以前から
大きな憧れを抱いていただけに、今回の日本滞在を心から楽しんでいた。でも、あまりのテンションの高さに充分寝むれ
なかったようで、寝不足だったり、日本酒を飲ませれすぎたりで、体に応えたようで、イギリスに帰りたく無いけど、
このまま日本に居たら、死にかねないと言っていたのが笑えた。
そして、'99年に開催した、06Sの前身パーティー"RECOMBINATION"から、もう10年に渡って自分のパーティーに出演し
続けてくれている D-BRIDGE は、自身のレーベル EXIT のパーティーが、LONDON の TOP クラブ FABRIC で始まり、
日本の後は、イタリア、イギリスの METALHEADZ NIGHT、クロアチアと、ヨーロッパ中を旅しているだけに、DJ としての
スキルが毎年向上していて、今年のSETは CD-J を3台駆使した、彼独自のダビーかつミニマルで、極太の BASS が特徴の
SET で、過去の彼の SET の中で、 BEST だったし、D-BRIDGE の音が更に東京に浸透しているのを肌で感じた。パーティー
終了後、約2時間程 WOMB でお酒を飲みまくって、ほとんど記憶を無くしてしまったようで、翌日若干自己嫌悪気味だった
けど、終止ハッピーバイブだった、D-BRIDGEを見ていると、それだけパーティーが楽しかったんだな~と実感出来たし、
彼の暖かい人柄はいつもとても心地良い。今回の06Sに彼等を招待して本当に良かったと思えた 06S だった。
来月の 06S は、通常の1週目から2週目に移動して、10月10日(土)に FABIO を迎えて開催。来月まで待てません。