2018-02-01

今週末は、Alix Perez 初来日!!


今週土曜日23日は、東京ドラムンベース・フリークの毎月のお楽しみ 06S をWOMBで開催する。今回のゲストアーティストは、dBridge主宰のExit Recordsを始め、自身のレーベル”1985 Music”を拠点に活動する ベルギー出身の Alix Perezが日本初来日!! そのミニマルかつ革新的な音で注目を集め、昨年のD&B Arena アワードにて最も飛躍した新たなレーベル賞を受賞した彼のレーベルとサウンドは、Exitの天才プロデューサー達である Skepticalや、Sam Binga等とのコラボレーション楽曲でその才能を開花したけどExit Recordsから突如現れ大きな話題をさらったユニット、Richie Brainsのメンバーの1人だったりもするが、昨年訪れたチェコの世界最大級のドラムンベース・フェスティバル”Let It Roll”で初めて会う事が出来た。”Let It Roll”はステージが8つもあって、全敷地内の全てのステージを歩くだけでも30分はかかる規模で、全ての出演者を見て体感するのは不可能だけど、丁度 Alix Perezが出演したステージに出くわして、おっ!この DJは中々面白いし、ヨーロッパのオーディエンスから大きな支持を受けるフロアーの盛況っぷりは、是非日本に招聘してみようと思わせてくれたプレイで、彼のサウンドは日本で紹介しないといけないなと思わせてくれたアーティストだった。そんな中、出演者が集うバックステージで、一休みしていると、AKiだよね?と彼から声をかけて来てくれた。初めて会った彼は、ドラムンベースシーンではあまり見かけないお洒落でスタイリッシュな出で立ちで、音楽以外の彼のレーベルからリリースされている、マーチャンダイズが即完なのも納得。話してみると日本に来たいという意欲も強かったし、人柄も物腰が柔らかいナイスガイで、初対面ながら好印象だった。
06S は17年に渡って毎年招聘しているアーティストはもとより、新しいサウンドを産むアーティストも積極的にブッキングしたいと考えていて、1年で多くても12組しか招聘出来ない中、チェコ以降直ぐにコンタクトをして来日してもらおうと動いたけど、ふたを開けると中々の売れっ子で、スケジュールの調整まで半年かかって念願の初来日が実現する。本人からもこの日を本当に心待ちにしているし、早く日本に行きたい!とメッセージが先週届いた。初来日でありながら、東京、大阪、名古屋の3都市ツアーが決定していて、彼に対する若い世代の日本のフリーク達の熱い注目を感じている。

昨年のチェコは、クラウドファンデゥングの支援によって訪れる事が出来て、自分が世界最大級のドラムンベースフェスで DJをする事が出来たのも自分にとっては掛け替えのないキャリアになって財産だったけど、今の世界のシーンで活躍し注目を集めるアーティストのプレイを体感し、そんな彼らと出会えてコミュニケーションが取れたのが物凄く大きくて、今年の上半期にブッキングすべきアーティストは、自分の中でほぼ決定している。極東の日本にいて無数のプロモが届く恵まれた環境は本当に感謝しているけど、やっぱり実際現地に訪れて自分の耳と目でしっかりと確かめて体感しないと全ての本質は分から無い。最近は、日本でも若い世代のDJやプロデューサーが成長し始めていて彼等の存在は大きく、今後のシーンを担って欲しいし、そんな彼等に DJ AKiが海外で見つけた新たな才能や音楽を今回の Alix Perezから感じてくれたら、自分としては嬉しいなと思う。雪が降ったりインフルエンザが流行っているけど、元気な人は冬の寒さに負けずに、Wombに遊びに来て欲しいと思います。