2009-12-31

大晦日に思う事

2009年は、仕事もプライベートも、色んな意味で大きな変革の年になった。自分の人生観ががらっと変わってしまうような出来事もあったし、辛かったり苦しい思い

も沢山したけど、今はそれらの経験から這い上がってきて、かなり前向きな思考を持てるようになった。多くの人達が助けてくれたし、結局人は1人では生きて行けない。自分をサポートしてくれる家族や友人には心から誠実に恩返ししたいと考える。そして、自分の人生は自分でしっかりと見定めて、自分が出来る事を信じて、1歩1歩、強く歩いて行くしか道はないと悟った。


そんな想いと共に、2010年1発目の06Sは、1月9日(土)に開催する。自分の誕生日が 1月4日だから、毎年1月は、DJ AKi BIRTHDAY BASH! だけど、いつも沢山の人に祝ってもらえて、正月共々めでたい 06S で、自分にとって最高に HAPPY なパーティーになる。今年はゲストに DJ ではなく、大人気ドラムンベースバンド "PENDULUM" の フロントマン MC VERSE がイギリスから駆けつけてくれる。彼と初めて出会ったのは8年前に BAD COMPANY 宅に滞在させてもらった時で、BC 宅で 自分が DJをして、その上で彼が MC をしてくれとても有意義で楽しかった時間を過ごした思い出がある。当時まだ無名だった彼と意気投合して以来、VERSE は大切な友人だ。サクセスストーリーに乗り、PENDULUM が PRODIGY を超える勢いの人気バンドへと飛躍し、毎日全世界で、大型 LIVE を開催している状況で、とても多忙

な VERSE だが、ハードスケジュールの合間をぬって、誕生日を記念して来日してくれる。06S 初出演になる MC VERSEと共演出来る機会は、とても喜ばしい光栄な事実で、9日は久しぶりに 3時間のロング DJ セット(24:30~3:30)をする。ディープな音から歌もの、ハードな音まで、自分の大好きな音楽をより多くの人達に楽しんでもらえたら幸せだ。



皆さん今年もありがとう。そして、良いお年を!2010年のカウントダウンも、WOMB 4fで、24:30~DJです。

1月1日は大阪 TRIANGLE に出演します!お正月にDJをするのは、多分初めてだけど、関西のみんなに新年の挨拶が出来たら嬉しいです☆

2010年初踊りはDJ AKi と共に、WOMB と TRIANGLEで!!

2009-12-30

2009年最後の 06S

12月29日今年最後の06Sが開催された。通常の第1土曜日からのイレギュラー開催で、年末まっただ中のドラムンベース忘年会になったけど、HEAVY 1、VELOCITY、MAKOTO、DJ AKiと久しぶりに日本人の DJ のみがメインフロアーに出演。シーンを牽引する日本人アーティスト達の底力を感じたし、パーティー開始から終了まで、終止 GOOD VIBE な良いパーティーになった。各DJそれぞれ楽曲制作をしていて、HEAVY 1は若手NO.1プロデューサーとして海外からリリースをしたし、VELOCITYは、AIRで新たなパーティー"PLUS ONE"を開始。MAKOTOクンは、自身のレーベルを立ち上げ、ヨーロッパを中心に海外での活動も活発で、日本を代表するプロデューサーとして今年は更に飛躍した。29日の DJは、MAKOTOクンにしては異例なハードよりなSETで、海外経験がおもいっきり音に反映されていて素晴らしかった。今回自分は、1曲目にオリジナルチューンをかけたけど、半端じゃない盛り上がりを見せて、自分の楽曲があれだけフロアーをスマッシュする状況は、無によりも代え難い快感で、ある意味あの瞬間の為に生きているのかもしれない。みんな音楽に対する愛や熱い想いがあるからこそ、しっかりとした目標を定め、それに向かって日々努力している結果が、それぞれ表現出来ていて、この先の日本の明るいシーンを感じずにはいられなかった。来年は更にみんなにリスペクトされるような活動をしっかりとして、より高くまで突き進んでいきたいと思わせてくれた、最高の06Sになった。

そして、今年も無事に12回 06Sを開催出来たのは、出演してくれた DJ のみんな。海外からのゲスト DJ達。そして、何よりも毎月 06S を楽しみに遊びに来てくれる人達のおかげです。心から感謝します。そして、2010年も共にシーンを拡大していきましょう!!

2009-12-29

奥黒川温泉 _ 和らく

熊本 FRESCO 4周年記念パーティーは、記録的な集客とアニバーサリーならではのバイブで、凄まじく盛り上がって、最高に楽しかった。自分のDJプレイに対して、一緒に熊本に来ていたSUBLIMEのYAMAさんからお墨付きを頂いた。イエガー、ドンペリ、日本酒、焼酎とありとあらゆるお酒を飲み過ぎて、パーティー終了後は、かなり醜かったけど。。。

2日酔いも何のその、2009年最後の温泉は、熊本阿蘇の奥黒川温泉にある、和らくに訪れた。熊本市内から比べると黒川温泉は、何百メートルも高地に位置するため、訪れると雪が降ってきた。今年の初雪を九州で見るとはかなり意外。浸かった穴湯は、頭上に石で組まれた屋根が付いていて、珍しい作り。以前黒川に訪れた際に滞在した山河のお湯と比べると、優しい硫黄匂が漂っていて、お湯が白濁色になるほど、無数の湯の花が浮いている。北海道の登別のお湯を思い出させる。同じ黒川でも泉質は様々なようで、それが九州を代表する知名度を誇る、人気黒川温泉の魅力だろう。

今年は、北海道登別、軽井沢 星のや、鹿児島妙見温泉石原荘2回、熊本三加和温泉、栗山温泉、黒川、杖立温泉、福岡 那珂川温泉、太宰府、嬉野温泉、有馬温泉 陶湶御所坊、新潟五頭今板温泉、月岡温泉、静岡 熱海、赤沢温泉、修繕時 あさば、草津温泉、奥黒川と1年で様々な温泉に訪れる事が出来た。温泉は自分にとって人生のモチベーションの源であり、最高の趣味だ。自然に触れる大切な時間だし、疲れた体やメンタルを癒してくれる温泉地に、多大な感謝をしつつ、来年は今年以上にもっと沢山訪れたいと思う。


泉質 : 含硫黄 _ ナトリウム _ 塩化物・硫酸塩泉 (弱酸性低調性高温泉)

効能 : 神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、うちみ、きじき、慢性消化器病、健康増進


2009-12-21

VISIONAIR INTERVIEW


先日フリーペーパー"VISIONAIR"のロングインタビューを受けた。印刷物配布前に、PDFのダウンロードが開始したので、興味がある人は、読んで欲しい。印刷物は日本5都市、レコード店、クラブ等で配布されるようなので、手にする機会があったら是非。
↓ダウンロードはこちらから

http://www.broswear.com/text_archives.html

FILE.02内の vol.5が、DJ AKiのトークセッションになってます。


2009-12-20

12/22 FLJ & CMN presents X PARTY

1222日火曜日は、フリーペーパー"FLJ"と、CROSSMOUNTAIN NIGHT (以下CMN) のコラボレーションパーティーが WOMBで開催される。いつも CMN では、サブフロアーでの出演だけど、今回は初のメインフロアーに出演する事になった。このパーティーには、ハイスタンダードの難波サンと、ドラマーのツネオカさんのライブが決まっている。ハイスタと言えば90年代に一時代を築き、昨今のインディーズブームを作った立役者。しかもその人気は海外でも絶大で、ミリオンのアルバムセールスを記録した伝説のバンドだ。自分はメロコアとかは、そんなに聞かなかったけど、自分のトラックパートナーの TAKEO がパンク上がりで、ハイスタのファンだったのもあって、昔から彼等の素晴らしさを良く熱く語っていた。そんなハイスタの中心人物である、難波サンが、先日06S に遊びに来てくれて以来、最近ドラムンベースや、自分の DJ に興味を持ってくれていることもあって、パーティー当日はハプニング的に何か面白そうなコラボレーションが起こりそうだ。彼とは年齢が同じで、名前も AKIHIROと同名なので、創造力や感性がリンクしあって、今後新たな形が産まれたら良いなと思っている。

2009-12-17

代官山 _ ぽん太

12月は、師走というだけあってバタバタと忙しく、ブログを書いている時間があまり無い。wombadventure以降は、スタジオワークの毎日で、一昨日は久しぶりに疲労困憊で、機能しなくなり、心身共に動けなくなった。やっぱり気力だけでは、走り続けられないし、人は休みがないと壊れる。しかし、止まっている訳にはいかないので、美味しいご飯を食べて、年末年始まで、また TOP ギアを入れて走り出さないといけない。ということで、今日は自分の好きな代官山の槍ヶ崎交差点近くにある、とんかつ屋さん"ぽん太"に行った。

土地柄、お洒落なカフェ等が隣接するけど、厨房でAMラジオの文化放送が流れる、昭和の雰囲気たっぷりなこのお店は、この5、6年、ふらっと基本的に一人で行く事が多くて、店内も15、6席と少ない、自分にとって隠れ家的なレストラン。普段とんかつは、そんなに食べる事は無いけど、この店の味は、まい泉やさぼてんのような所謂トンカツとは、一線を画している。ここでいつも注文するのはとんかつ定食だけど、衣が薄く、色は白っぽく、見た目がまず通常のとんかつと全く違っていて、肉がかなり分厚く切ってあり、肉汁溢れる豚肉の旨味をとことん味あわせてくれる。ソースは、ウースターソースで食べるのも珍しいが、それがこの店の流儀。ゆっくり、じっくり揚げるから注文してから15分くらいかかるけど、いつもお店に置いてある、週刊新潮を読みながら待つ。お店のお母さんが、漬けているおしんこは、おふくろの味そのもので、自分にとってここに来たくなる大きな逸品。お店で焙じている、ほうじ茶、赤出しのなめこみそ汁等、おかみさんの愛が詰まった味、心意気、サービスは、今の時代の東京で、中々他店では受けれない希少なお店だと思う。とんかつ定食2,800円と若干高めだけど、いつも何故か懐かしい思いを感じさせる、心温まる味は、お値段以上。この店ならではの味わいは、自分にとって本当に格別だ。恵比寿や代官山に来る時は、ふらっと立ち寄ってみてはいかが?


2009-12-13

SENNHEISER "HD 25 1 Ⅱ"

DJをする時のヘッドフォンは何を使ってますか?という質問を頻繁にされる。様々なヘッドフォンがあって DJ の好みで、それぞれ使用している機器は違えど、自分にとって何が何でもヘッドフォンは、"SENNHEISER"(ゼンハイザー) の HD -25だ。先日そんな愛すべきドイツの老舗オーディオ機器ブランド "SENNHEISER"から新たにスポンサーシップを受ける事になった。自分の愛用してきた、この HD-25 を使用するようになって、もう10年以上経つけど、ハードコアに使用するせいか、1,2 年に1度は新品に乗り換えているけど、今回 頂いたヘッドフォンは、"HD 25 1 Ⅱ"という、新モデルにリニューアルされていた。思えば、ニューヨークに住んでいた DJ の駆け出しの頃、イギリスのドラムンベース DJs がほぼ、実際のプレイや、雑誌等で見る限り、このヘッドフォンをしている事実に気付き、何処のヘッドフォンなんだ!?と疑問に思い、のどから手が出る程、欲しくてたまらなくなった。そして、'98年に始めて訪れたロンドンの FABIO のパーティーで、 DJ 中だった BAILEYに、一緒に ロンドンに遊びに行っていた、SABi が、"そのヘッドフォン何処で売ってるの?"と聞いて、彼が DJ 中にも関わらず、優しく教えてくれたのが、そもそもこのヘッドフォンを手にしたきっかけだった。翌日ロンドンの電気街に走ったけど、10年前の自分には、ホントに高価な買い物で、まるで宝物を手にした子供のように嬉しかった思い出がある。実際このヘッドフォンで DJ をすると、耳に入って来る音がクリスピーで、抜けが良く、細かい音の粒がしっかりと聞こえてきて、それまでに使っていたヘッドフォンとは全く次元が違うもので、自分の DJ 上達に大きな弾みをつけてくれた。

今回頂いた "HD 25 1 Ⅱ"は、軽量で素材などに品質の高いものを使用していて、耳の収まりが非常に良く、今までの HD -25よりも、更に全域でフラットな周波数特性を有している。音が繊細で本物の音を奏でてくれる SENNHEISER の中でも TOP クラスの品質で、ケーブルのつなぎ目だったり、耳当て部分の稼働がスムースに向上して、DJ の為の機能性がぐっと上がった。正直なんでもっと早くこのヘッドフォンに変えなかったんだ!と後悔してしまうほど、最高のクオリティーで、全ての AUDIO ファンや、DJ に強くオススメしたい逸品だ。間違いなくDJ 機材の質で、プレイががらっと変わってしまうと言い切れる "HD 25 1 Ⅱ"は、DJ AKi 最強の WEAPON です!

2009-12-08

WOMBADVENTURE'09 無事に終了!

先週土曜日に千葉の幕張メッセで開催された、年に1度の WOMB の大型ダンスミュージック "WOMBADVENTURE"(以下WA'09) が、無事に終了した。この1ヶ月は、DJ 業、曲制作と並行して、このフェスティバルのプロデュースサイドに携わっていた分、毎日目まぐるしく忙しかったけど、大きな事故も無く、無事に終了して良かったし、何よりも遊びに来てくれた大多数の人達が、満足してくれたのが心から嬉しかった。自分は当日かなり早めに幕張に入っていて、サウンドシステムのチューニングや、LED スクリーンの設置、GLMV の丸野氏とプロデュースしたエントランス映像のインスタレーションの仕込み等、会場作りの様子も見たけど、イベント自体の規模の大きさ や、制作スタッフとアルバイトの多さに驚きつつも、着々と会場が出来上がって行く進行を見ながら、いつも以上に気持ちが盛り上がって、どんなフェスティバルになるのか、久しぶりにワクワクして来た。

WA'09 の開演を知るかの如く、大雨だった天気も好転して晴れ渡り、21:00 の開演時にはエントランスに長い列が出来ていた。オープンからピーク時の終電終了時間まで、凄まじい数の人達が入場して来て、あっと言う間に会場は人で埋め尽くされた。普段 WOMB に良く遊びに来てくれる人達から、あまりクラブに遊びに来なそうなタイプの人まで様々だったけど、客層がとても良くて、ピースフルな雰囲気が会場を常に包んでいた。自分としては、WOMB WORLD WIDE のフロアーが気になり、ずっと滞在してしまって、KITSUNE のフロアーは覗く程度だったけど、両フロアー各ジャンル、各アーティストのファンが、笑顔で楽しそうに踊っている姿が印象的で、フェスティバルならではの盛り上がりは格別だった。個人的な 今回のBEST DJ は、JOSH WINK で 安定感たっぷりの5時間セットの DJ プレイは、予想通り素晴らしかった。

自分は特設ラウンジで、3時~90分程 DJ をしたけど、会場にはポールダンサーや、水着姿のダンサーの女の子達が 20人以上居て、かなり華々しかったけど、ある意味独特な圧倒感のある空気感の中で DJ をした。ドラムンベースで踊るポールダンサーは、始めてかも知れないな~なんて思いながら DJ をしたけど、ディープな音からグルービーな歌ものまで、割と幅広くプレイ出来て、最後にはとても盛り上がって一安心出来た。当日まで、Marlboro のタバコを買うか、会員登録をしないと、その特設会場に入場出来ない事を知らなかったり、自分の DJ 中に入り口で入場規制があったりで、それらの情報をみんなにきちんと伝える事が出来なくて、立ち寄ってくれたけど入場出来なくて迷惑をかけた人達には、本当に申し訳無かった気持ちです。

総体的に見て、今回は WOMB で活動するクリエイター達が総出演して行った演出が、想像以上の仕上がりでとても良かったと思う。WOMB WORLD WIDE の VJ NUMANと、LIGHTINGの AIBAさん。KITSUNE AREA の VJ UNU、LIGHTING SAITO クン。各自が自分のやるべき事を明確に理解し、しっかりとした仕事をし、形を作ってくれた事に感謝したい。そして、全てを統括した SABi & MOMOIさん。FORM スタッフ。WOMB の アルバイトスタッフ等、一家総出で行った運営面で、予想の集客に対するオペレーションが比較的上手くいって、トイレも BAR もそこまで並ばずにスムースに遊べたのは、去年の WA で学んだポイントであり改善点だったし、今年は多くの人から快適に遊べたと言われた事は、次回へのアドバイスとして再び反映出来るように、しっかり受け止めたい。結局パーティーが大きくなればなるほど、運営は大変だし、長い時間をかけてプロジェクトを進行しないといけないけど、これからもチーム一丸となって、更なる日本のダンスミュージック拡大に努めたい。また、大きなパーティーになればなるほど、実際遊びに来てくれたお客さん達が、その場の雰囲気や時間を作る物だと更に実感出来た WA'09 だった。間違いなく今後もっともっと WA は良いフェスティバルになって行くと思う。


今週土曜日は WA'09 AFTER PARTY があって、メインフロアーは、DUB FIREの 6時間セットで、自分は WOMB 1F のリニューアルされたラウンジで DJ をする。DJ ブースの位置が高くなって、かなりラウンジの雰囲気が変わったし、今回はもちろん入場規制は無いので、沢山の人に遊びに来て欲しいと思う。












2009-12-03

2009年 BEST ALBUM

今年も既に12月に突入したので、2009年のシーンの印象を書こうと思う。素直な感想として、ドラムンベース・シーンの盛り上がりが、ここ10年で最も目覚ましいと言える。イギリスのダンスミュージック・チャート TOP 40に、ドラムンベースの楽曲が何曲もランクインしている現状は、目を見張る現象で、正直信じられない程の勢いだ。約10年くらい前にドラムンベースがブレイクし、全世界にシーンが拡大した。その後、アンダーグラウンドとオーバーグランドなシーンを行ったり来たりしていて、知る人ぞ知る音楽のような存在だったけど、今年は SUB FOCUS を筆頭に第3世代的な若手プロデューサーの台頭、熟練プロデューサーの復活等、両方の側面から良質な楽曲が次々とリリースされ、様々なタイプのドラムンベースが存在していて広い幅を感じる。そして、メジャー音楽シーンへのアプローチが、とても戦略的に成功したことによって、現在の結果が産まれていると思う。何よりもドラムンベースという音楽を盛り上げようという、アーティスト、レーベル、ドラムンベース関連のWEBSITE、雑誌、広告媒体と、音楽に関わる全ての人の熱い想いが、今のシーンを作り上げている事は間違いない。



そんな中、今までの既存のドラムンベース以外に、最近はミニマムでディープなサウンドのドラムンベースが、EXIT RECORDS を主宰する D-BRIDGE を中心に盛んになって来ていて、DUB STEP とクロスオーバーした独特なイギリスならではのシーンに育って来ている。彼等は自分達のサウンドを "AUTONOMIC" と命名し、ドラムンベースでありながら新たなジャンルを感じさせている。以前ブログで紹介したけど、D-BRIDGE は、今年06S に共に出演した交流の深い INSTRA:MENTALと、AUTONOMIC PODCAST を12シリーズ制作し、彼等の牽引するシーンの音を紹介している。そして、ロンドンの大型クラブ FABRIC がリリースしている、記念すべき50枚目の MIX CD を、2010年2月にリリースする事が決定した。FABRIC はこの10年で時代を象徴するアーティスト達が、MIX CD を手がけているだけに、今回の彼等のリリースが決定したことは、いかにイギリスで彼等の音が支持を受け、今後のシーンに多大な影響を与えるかと証明している。


2010年へと移行する節目であり、新たなジャンルの誕生すら感じさせる時代の流れの中、今年 11月末に、D-BRIDGE 主宰レーベル"EXIT RECORDS"よりリリースされた CONSEQUENCE のアルバム"LIVE FOR NEVER"は、10月頭に LONDON に訪れた際に、D-BRIDGE から手渡されたアルバムだけど、始めて聞いた時の衝撃がとにかく大きかった。オーストラリア出身で、現在はニュージーランドを拠点に活動しているプロデューサーである彼のこのアルバムは、正にミニマムかつディープなサウンドで、オリジナリティーと、サウンドクオリティーが非常に高く、アルバム1枚を通して、統一された彼独自の世界観は本当に真新しく、新鮮なサウンドだ。ドラムンベースはダンスミュージックだし、基本的にハードな音楽だと一般的に認知されているけど、彼のサウンドは、それに逆行するような、じっくり聞き込めるサウンドで、まるで瞑想音楽のような個性と、音楽的センスが際立っている。数々リリースされた今年のアルバムの中で個人的にベストだと思うし、丁度まだリリースされたばかりなので、多くの人の耳にこのアルバムの音が届くと嬉しい。ドラムンベースの進化はまだまだ止まらない。





LIVE FOR NEVER / CONSEQUENCE のダウンロード販売はこちらから↓

http://www.abunchofcuts.com/my-store/detail.php?page=LR&r=10147



2009-11-30

WOMBADVENTURE'09で急遽DJします

WOMBADVENTURE'09 (以下WA) が、今年もいよいよ今週末12/5(土)に開催される。このブログを始める時に WA でドラムンベースのフロアーを開催したいと切に願っていたけど、会場側の都合や、予算の折り合いが付かなかったりで、今年は残念ながら現実的に形にする事は出来なかった。でも、日本にもっともっとダンスミュージック・シーンが拡大して欲しいし、いつかチャンスが巡って来た時に、フェスティバル内にしっかりとしたドラムンベースエリアを作る目標は必ず達成したい。そんな想いの中、今年はプロデュース側にまわり、自分もこのフェスティバルの運営を色んな側面で関わっている。今年の目玉であるRICHIE HAWATIN と、DUB FIRE による CLICK 2 CLICK SPECIAL SHOW CASEは、自分の音楽ジャンルとは異なるけど、最先端のテクノロジーが織りなす、間違いなく世界を代表するダンスミュージックの TOP DJ 2人の夢の共演だし、そんな彼等と共に、いつも 06S で VJ をしてくれている、NUMAN がパフォーマンスする 巨大 LED SCREENを駆使したVISUAL SHOW は、ハイクオリティーな音楽との融合で、必ず驚愕の化学反応を起こしてくれるはずだから、もの凄く楽しみだ。オープンから2時までプレイする JOSH WINK も大好きな DJ だし、パーティー開始から WOMB WORLD WIDE AREA から動けなさそうだ。


そして、急遽会場内に設置されるMarlboroラウンジで、自分も DJをする事になった。時間は3:30~(予定)。ラウンジなので、今回は最近はまりに、はまりまくっている、イギリスの最先端な音の、ディープでミニマルなドラムンベースセット

(AUTONOMIC SET)をプレイしようと思っている。WAに遊びにくる人々で、新しい DJ AKi の音に興味がある人は、ちょっとラウンジを覗きに来て欲しい。

昨年 RICHIE HAWATIN の MINUS クルーが総出演した CONTAKT AREは、正に日本を代表するダンスミュージック・フェスティバルの幕開けであり、大きなスタート地点だった。あれだけ多くの人々が、WOMBの考え方に賛同してくれたのは、感動的だったし、これからの可能性が見えたのは確かだ。今年は、昨年問題だったBARの数、トイレの数も3倍に増設して、みんながより快適に遊べるような環境作りを目指しているので、今週土曜日は幕張メッセで会いましょう!!

2009-11-27

12月の06Sは。。。

12月の 06S は、WOMB主催のダンスミュージックフェスティバル "WOMBADVENTURE '09" が幕張メッセで開催される為、通常の第1土曜日から、年末の12月29日(火)に移動して開催します。ゲストDJ には、最近自身のレーベル "HUMAN ELEMENTS DIGITAL" を立ち上げ、ブラジルの英雄 MARKY のレーベル"INNERGROUND" から MIX CD "DJ Marky & Friends Presents : Makoto"をリリースしたばかりの、日本を代表するプロデューサー MAKOTOクンが、ゲスト出演します。イレギュラーな開催日な上、年末の忙しい時だけど、もう仕事も学校も休みになっている人々も多いと思うし、ドラムンベース好きな人々の忘年会になれば嬉しいです★

2009年の踊りおさめは 06S で!


12/29 (TUE) 06S feat. DNBJPN @ WOMB

DJs : MAKOTO , DJ AKi , VELOCITY , HEAVY 1 / 4F LOUNGE : TECHRIDERS , AKR , RAHA , KUSDA

1F LOUNGE : KTA☆BRASIL and more!!

2009-11-26

群馬 _ 草津温泉

♬草津良いとこ~1度はおいで~ドッコイショ。お湯の中に~もほ~ら、花が咲くよ~チョイナチョイナ♬ 先日、友人が別荘を持っているので、群馬の草津温泉に訪れた。きっと日本人なら1度は聞いた事があるこのフレーズの曲は、草津名物の長板を使って、湯モミの時に歌う曲。実は歌詞が35番まである事を、今回初めて知った。

実際草津に訪れたのは、約10年振りだったけど、当時はまだ若くて温泉の魅力や、効能を気にする事もなく、ただ、お風呂入ったら良く寝れたな~くらいしか感じなかったけど、ここ数年、温泉にどっぷりはまってしまった自分としては、おもいっきり本番の魅力を見せつけられた。草津温泉は、100種類近い様々な泉質が存在していて、温泉によって発達した文化と、各温泉場に"泉質主義"と看板が掲げられている見事なプライドがあって、名実共に、最高の温泉地だと身を持って体感出来た。




基本的に泉質は、肌にピリピリと感じる酸性がとても強く、逆にアルカリph値が低い、九州のお湯とは真逆の泉質で、硫黄の匂いがかなり強烈。味は若干酸っぱめで飲めない程、美味しく無い。今回あの名物の湯モミをやってみたいと思ったので、調べてみると、草津には時間湯と呼ばれる湯治場があり、江戸の昔からの文化を現在でも引き継いでいて、実際体験出来る温泉がいくつかある。冒頭の歌を歌いながら長板をスクリューするように、お湯を混ぜる感覚だが、何故、草津には湯モミという文化があるのか?実は源泉が92度と熱湯に近い程の高温で、湯を板で揉むことで、温度を冷ますと共に、お風呂で運動することで、準備運動もかねていて、呼吸によって体内に良い温泉成分を吸収する重要な目的があるからだそうだ。納得。。。有名な湯畑の周りに無料で入れる温泉が無数にあるのも大きな魅力の一つで、昔から旅人と現地の人達の大事な情報交換とコミュニケーションの場所として存在している。千代の湯、白旗の湯、地蔵の湯、大滝の湯、西の河原露天風呂、別荘に隣接する万代鉱泉の露天風呂と、2日間で10回以上、温泉に浸かって、いつも髪の毛を編んでいる頭にも温泉かけまくり、心身共に思う存分、リフレッシュした。

東京から関越道を通って、一般道が長く山道なのが若干ネックだが、約4時間弱で到着でき、あれだけディープなお湯を楽しめる草津温泉は、かなり魅力的だし、恋の病以外なら何でも治ると言われる草津温泉が、何故日本3大名湯と呼ばれているのかを充分理解出来た。

ドラムンベースを知りたければ本場イギリス・ロンドンへ。
温泉を知りたければ草津温泉へ!


基本泉質 : 酸性・含硫黄-アルミニウム-硫酸塩・塩化物温泉
効能 : 恋の病以外


2009-11-24

BKK PARTY REPORT

先週末は、バンコクで2 GIGに出演。金曜日は滞在したホテル内のワインパブで DJ。当日はボジョレーヌーボの試飲会と重なったのもあって、DJ 目当て以外の人達も居て、独特な雰囲気だったけど、オーガナイザー周りのクルーがみんな遊びに来てくれて、約1年振りとなった、みんなとの再会は、とても嬉しかったし、バンコクには知り合いが沢山居るなぁと実感。みんな心から親切にしてくれるし、笑顔が溢れていて、みな心優しい。彼等とのコミュニケーションは、とても心地良かった。ワインパブなだけに、かなり赤ワインを飲んでしまって、DJ 終了時にはかなり酔っぱらってしまったけど、歌ものを中心に組んだ DJ SET は、終止良い盛り上がりを見せてくれた、ラウンジパーティーだった。


翌日土曜日は、カオサン通りエリアのフリースペースを利用したイベントに出演。初めての場所での DJだったから、会場入りしたのが早めの時間で、オープンからどんな人が集まって、どんなイベントになるのか?と予想出来なかったけど、エントランス約600円+1ドリンクと、安い入場料設定も功を制したのか、23時を過ぎてから続々と人が増えて来て、自分のプレイ時間には、フロアーはパック状態。最終的にはバンコクでは記録的な700人位が来場してようだ。イベントが開催されたカオサン通りは、世界中のバックパッカー達が滞在する安宿が多数存在しているから、ヨーロッパ各国の人々、アメリカ人、オーストラリア人等、集客のおよそ3分の2が外国人で、かなり国際色豊かな客層だった。バンコクがいかに国際都市と呼ばれているのか、垣間見る事が出来た。自分の前の DJ が、おもいっきりトランスだったのもあって、ドラムンベースがそんなに浸透していない土地で、お客さんに対して自分の音がどう響くか、かなり微妙で心配だったけど、プレイ途中からお立ち台に上がっていたオーストラリア人の女の子が、服を脱ぎだしてしまって、異常な盛り上がりを見せたり、バンコクは小さなバケツに入ったお酒を回し飲みするカルチャーがあって、かなりご機嫌な酔っぱらいが多く、パーティー終了の2時まで沢山の人が残っていて、雰囲気もバイブも良いパーティーになってホッとした。

毎年訪れる度にパーティーの規模が拡大しているのは、とても嬉しい事だし、4年連続で、バンコクに訪れる事が出来ているのも、全てパーティーをオーガナイズしてくれている、タイ人の MICHIE と、フランス人の SERGE のおかげだ。バンコクのクルーとは深い縁を強く感じる事が出来た、思い出深いイベントになった。そして、手作り感たっぷりのパーティーは、忘れかけていたパーティーの基本的に大事な部分を思い出したし、そんな大切な思いを、今後自分のイベントに呼び起こしたいと思った。再び必ず来年訪れたいバンコクになり有意義な時間を過ごせた。



2009-11-21

バンコク


約1年振り6度目のバンコクに滞在中。昨晩バンコクに到着したけど、基本的に成田からバンコクに飛ぶ飛行機は、夜の到着便で、ホテルに着いたのが24時過ぎ。今回は、丈夫とK2HGが同行してくれて、彼等がバンコクに来るのが初めてなのもあって、着いていきなりバンコクの観光地として有名な、パッポン通リに行った。バンコクは2時以降クラブや、バーをオープン出来ない法律があるから、着いて1時間位しかお店が開いてなかったけど、今回のイベント・オーガナイザーである、SERGE & MICHIE カップルが、水着姿の女の子がバーカウンターの上で踊る、GOGO BARに連れて行ってくれた。店に入るや否や、日本人だと分かると、酒をおごってくれと

か、色んな人にたかられる始末で、相変わらずのドジーな雰囲気は、正にパッポンならでは。。。ビールを1本飲んでほどなく、土曜日の会場である、カオサン地区に訪れて、会場の下見をしたけど、自分がDJをする、屋上のフロアーは雰囲気が良くて、土曜日のパーティーに対して、期待が膨らんだ。朝までオープンしている、カオサンのカフェのご飯もおいしかった。今日は昼間に起きてから、サイアムスクエアーの馴染みのフカヒレ専門店で舌鼓を打ち、その足でワットポー(寝釈迦寺)に訪れた。ここでタイ古式マッサージを受けたけど、かなり体が軽くなった。とにかく心から、バンコク満喫中。パーティーのレポートは、また追って。




2009-11-18

THIS IS IT

前評判が高く、公開終了が近づいているのもあって "THIS IS IT "を見に行った。正直な感想は、予定されていたイギリス各都市 50回のコンサートのリハーサル映像が、編集されたもので、何故か、映画の途中から何か虚しい感情が産まれてきてしまった。。。実際17歳の時に見た BAD ツアーでの生マイケルの衝撃は、今でもかなり大きくて、エンターテイメントは何かを完璧に見せてくれたし、かなり感動的だった。でも、既に50歳を超えたマイケルは、あれから20年以上も経ってるし、今でもマイケル節は健在だったとはいえ、劇薬と呼ばれるような鎮痛剤を打ちながら、あのリハに臨んでいたのかと思うと、ちょっと痛々しい印象は否めなかった。なによりも、死んでしまった完璧主義者と言われるマイケルが、リハの映像を映画として全世界で公開される事を望んだのかな?とか、最後に自分の子供達に捧げるというメッセージがあって、子供に捧げる目的なら映画にするべきだったのかな?とか色々と複雑な思いが、こみ上げた。結局彼の周りで繰り広げられている、ミュージックビジネスの為に、彼の死も利用されてしまっているのかなと思うと、ホント何とも言いがたい映画だった。マイケルの音楽は好きだし、彼の音楽は永遠だと信じているけど、個人的にお金を出して映画館に行くのなら、ポニョでも見て、癒される方が、健康的で良いのかも知れない。

2009-11-17

TDF 2009 MOVIE REPORT

日曜日に代々木公園で開催された"TOKYO DANCE MUSIC FESTIVAL 2009"

おもいっきり秋晴れで、想像以上に人が集まってくれて、DJをしていて、とにかく楽しかった。

日曜日の昼間から、遊びに来てくれた人達には感謝します!

当日は1時間のセットだったけど、K2HGが、ほぼ40分の映像を撮影してくれたので、

他の映像は、youtube でどうぞ。ブログには、最後の10分の映像を UP します。

2009-11-12

TOKYO DANCE MUSIC FESTIVAL 2009

今週日曜日(11/15)は、代々木公園で開催される、TOKYO DANCE MUSIC FESTIVAL 2009 に出演する。3年前からメインエリアの他に、WOMB も参加するようになり、サウンドシステムと共に、WOMB エリアを設け、レジデントDJs が出演してきた。3年前は丁度台湾ツアーに出かけていたので、参加出来なかったけど、一昨年の WOMB エリアは、原宿駅まで音が聞こえたよ~と、遊びに来た人々から言われる位の音量が鳴り響く、最高のサウンドクオリティーで、暴動になるんじゃないかと思う程の盛り上がりと、延べ 6,000人に及ぶ人達が集まって、これは完璧に文化が産まれるぞ!と今後に大きな期待をした。以前ブラジルでダンスミュージックシーンが拡大した要因の一つとして、屋外のフリーパーティーで、様々なダンスミュージックを紹介した結果、シーンが拡大したと聞いた事があり、これは同じ現象が起こるに違いないと確信を持てた。でも、昨年は同日に NHK ホールで、NHK 交響楽団のクラッシックコンサートが行われていて、先方から音の苦情が止まなかった為、止むなく音量をかなり絞らないといけない状況があった。確かにクラシックを愛する方々には、耳障りな音かも知れないが、やっぱり東京のど真ん中の公園で、ダンスミュージック・フェスを開催するのは、色んな意味で、難しい点があるなと考えさせられた。。。 今年はWOMBエリアを設けずに、メインエリアのみの開催で、自分はそのステージの最後 (15:00 - 16:00) に出演するけど、代々木公園の隣で開催されている、サーカス団や、近隣住人の方々から苦情が無ければ良いなと祈りつつ、日曜日の昼間に開催される無料のフリーパーティーなので、少しだけでも立ち寄ってもらえたら嬉しい。ドラムンベースを聞いた事が無い人も沢山いると思うので、自分の愛する音楽の魅力を伝えるべく、1時間ノンストップの音で、ぶっ飛ばしていきます!

2009-11-11

82歳の経験値による味(極上)

先週金曜日は神戸 Troop Cafe でのパーティーで、RED ONEと共に出演したけど、毎回神戸に訪れる際には、上質な神戸牛を堪能させてもらっている。ゲスト無しで、自分一人で神戸に行く時は、お馴染みの"やきにく 肉料理 鶴屋"に必ず行く。和風割烹店で磨かれたシェフの技を見せてくれる焼き肉屋で、刺身の種類が豊富な上、上質な国産黒毛和牛をタレではなく、塩で食べるスタイルは、鶴屋ならではの味。肉の持つ本来の旨味を味わえて、最近はここ以外で焼き肉を食べる事はない。でも、外タレにホルモンや、生レバーは、正直ハードコアなので、彼等と一緒に神戸に訪れる時は、決まって神戸の老舗ステーキレストラン"モーリア"に連れて行ってもらう。目の前のピカピカに磨き上げられた鉄板の上で、焼かれる神戸牛のステーキは、正に極上の味で、シェフ達の洗練された小手捌きは、正に職人技。エンターテイメント度も高く、どのアーティストを連れて行ってもみんな、120%満足してくれる。でも、今回は初めて Troop Cafe の Shun Jack さんが新しいオススメのステーキレストラン "KOKUBU" に連れて行ってくれた。このレストランは、アットホームな雰囲気で、40年近くオープンしていて、お店自体はそんなに大きくないけど、ステーキの味は、本当に美味しかった。ミディアムレアで仕上げられた、霜降りのサーロインは、口に入れると、甘みのある味で、噛む必要がないほど、とろける。今思い出してもうっとりしてしまうほど。。。その他に、炒めた野菜達も新鮮かつ甘み成分たっぷりで、旨すぎる。隅々までおいしい料理をサーブしようという心意気を感じる。ステーキ & 野菜が極上だったのも最高だったけど、何が最高だったって、ここのお店の裏ボスである、おばあちゃんが最後に焼いてくれるガーリックライスだ。聞いた所によると、おばあちゃんは御年82歳!未だ現役で働いているのも素晴らしいし、お婆ちゃんが創りだすガーリックライスは、例えようの無い、今まで食べた事の無い味で、経験値と存在感を存分に感じる味だった。きっと何十年にも渡って焼いてきたであろう、お婆ちゃんの小手捌きと、絶妙な味付け、火加減の調節は、彼女しか出来ないらしい。本人も最近は腰が痛いから、後年々もお店に立てるか分からないよぉと言っていたが、出来るだけあの味が健在なうちは、あのお店に訪れたいと感じさせてくれた特別な味だった。。。しかし、神戸は味覚レベルが高い街だ。神戸肉を楽しみたければ、もちろん本場神戸に行くしかないでしょ。次は、3つのレストランを楽しむ為に3連泊か?!

2009-11-08

LOVE SPACESHIP PV


以前このブログに書いた、数ヶ月前に楽曲をプロデュースした女の子4人組のグループ"SHANADOO"が、

今月デビューアルバムを AVEX からリリースする。プロデュースした楽曲"LOVE SPACESHIP"は、

先攻シングルとして既にダウンロード販売されているが、 PVが、先日出来上がったようなので映像を UPする。

どうやらこの PV は、日本中で配布されている各都市の可愛い女の子を紹介する、フリーペーパー”美少女図鑑”との

コラボ作品で、素人の女の子達がモデルとして出演していて、SHANADOO本人達は一切出演していないのが、

かなり意外だったが、出演している女の子達が初々しく、比較的企画が面白いし、自分たちのプロデュースした楽曲に、

こういう形で、PVが出来るんだなと思い、個人的に好感を持てた。興味がある人は是非見て欲しい。

2009-11-07

HI & LAW @ FRESCO

先週末土曜日、遂に熊本の FRESCO で始まったドラムンベースのレジデントパーティー "HI & LAW"。レジデント DJ NOBORU と共に出演したけど、当日はハロウィンだったのも手伝って、多くの人が集まり、大成功を収めた。今までは、ハウスや、テクノの DJ に混じって FRESCO に出演してきたけど、1晩ドラムンベースオンリーのパーティーにあれだけ人が集まり、中々の盛り上がりを見せてくれた。来年は各月で開催予定なので、今後の熊本のシーンには大きな期待を抱いている。


Special Thanx to Turbo , Takaoka , Goro

photo by Tommy









2009-11-05

熊本 _ こむらさき

熊本の代表的な食べ物の中で、とんこつらーめんは、誰でも知っている有名な食事。正直同じ九州でも、福岡のとんこつらーめんと比べると、とんこつ臭がキツ目で、好みによって好き嫌いが大きく分かれると思う。1度地元の人に連れていってもらったお店では、あまりの匂いのキツさに驚いた事があるほど。でも、熊本のラーメン屋を代表する"こむらさき"に訪れてからは、熊本のらーめんに対する価値観が一気に変わった。このお店は、横浜のラーメン博物館にも出店しているお店らしく、その名前は全国区で、ラーメン好きにはよく知られた名前だ。このお店に来ると必ずオーダーするのが、納豆コーンらーめん。。。らーめんに納豆なんてあり得ない!と言われそうだけど、実際自分も食べるまでは、嘘だろうと思っていた。でも、実際食べてみると、トッピングされているローストされた刻みにんにく、アクと余分な油をカットしたさっぱりとしたとんこつスープ、細めの自家製オリジナル麺との相性は、本当に抜群で、納豆によって円やかに変化するスープの味は、このお店のオリジナリティーがとても高く、病み付きになる。なんで、納豆入りラーメンを食べるようになったかと言うと、実はここのお店の娘さんが、数年前にWOMBでバイトしていた事があって、熊本出身と聞き、自分も熊本には度々行くよ、と話していたら、その子が、こむらさきの娘さんと発覚した。しかも当然子供の頃から、ここのラーメンを食べていた彼女が、『納豆入りが1番美味しいんですよ。』と教えてくれたのがきかっけで、半信半疑で試して以来、ここの納豆ラーメンにぞっこんになってしまった。本来はお店の人達のまかないで、ご飯の変わりにラーメンに納豆をかけて食べたのが、そもそもの由来で、その美味しさからメニューにしたそうだ。熊本に来た時は、この合わなそうで合う、絶妙なバランスの味を試すのはあり。

2009-11-03

BKK on 21th NOV

今月21日に開催するバンコクのパーティーのフライヤーが届いた。前日は、滞在するホテル内のワインバーで、ラウンジ SET DJ をすると以前このブログに書いたけど、翌日は、KHAOSAN ELECTRIC MUSIC FESTIVAL というイベントに出演する事が正式に決定した。過去3回のバンコクは "CLUB CULTURE" という、長年バンコクで営業されているクラブでの DJ で、スタッフ達とも年を重ねる事に仲良くなってきたけど、今回は新しいクラブでの DJ プレイになる。どうやらこのフェスは、3フロアーで出演 DJ が14名と、今までのバンコクでは考えられなかった規模の大きさで、自分が出演するメインエリアは、ルーフトップの開放的なフロアーらしく、必ず楽しめるし、人が沢山集まるので期待していてくれと、オーガナイザーから先日連絡がきた。バンコクもダンスミュージック・シーンが拡大して、進化しているようだ。毎回良い思い出ばかりのタイだけど、初めて訪れたのは約20年前で、当時ニューヨーク の NYU の英語学校で友達になった、タイ人のカップルを訪ね、彼等の家に滞在させてもらった。タイ人でニューヨークに留学出来る程の彼等の、本国でのリッチな生活に驚きつつ、毎日のように色んなお寺に連れて行ってもらったり、パタヤビーチに訪れたりと、初めて訪れたアジアをかなり満喫させてもらって、彼等には今でも心から感謝している。でも、当時はインターネットも無かったし、長い年月が流れたことで、連絡が途絶えてしまっていて、今は会えなくなってしまった。毎回訪れるたびに彼等に会えるかな。。。と思うけど、中々それも実現しない。パーティーの規模が大きくなって、バンコク中にプロモーションされるようなパーティーに出演出来るようになったら、また彼等にも会えるかも知れないと期待しつつ、今回もタイ料理と、タイ古式マッサージを堪能したいと思う。

2009-10-29

RED ONE

来週117日土曜日に WOMB で開催される 06S に、RED ONE が約1年振りに登場する。言わずと知れたドラムンベースのトップレーベル"RAM RECORDS"を ANDY C と共に17年に渡り運営し、同時に自分も出演させてもらっている RAM NIGHT @ MATTER でのパーティー・オーガナイズも手がけている。レーベル運営を始めるまでは、銀行で働いていたRED ONE だが、当時15歳だった ANDY C に出会い、DJに興味を持っていた彼に、DJテクニックを伝授し、彼の才能を見いだした時点で、ドラムンベースレーベルを始める事を決意。現在までにおよそ80枚のシングルと、15枚のアルバムをコンスタントにリリースしている。どの楽曲もその時代を象徴するアーティスト達のプロデュース作品で、自分もほぼ全てのリリース作品をプレイし続けて来た。06S RECORDS を開始した際には、とにかくしっかりと続けて行く事が1番大事だとアドバイスしてくれたが、実際レーベル運営は、とても難しく、簡単な事では無い。そんな難しいレーベル運営だが、今年に入り大ヒットした CHASE & STATUS のアルバム"MORE THAN A LOT"。そして、今月リリースされる SUB FOCUS のアルバムと、大型リリースを立て続けに世に送り出す RED ONE の戦略と実行力は、正に脱帽で、若手アーティストの発掘能力は、桁外れだ。穏やかな人柄の RED ONE ながら、フリーメイソンの父を持つ、遺伝子レベルで1Qが高い彼は、正にキレキレの頭脳で、彼が居なかったら RAM RECORDS も、現在のドラムンベースシーンは無かったと断言出来る、シーンにおける重要人物だ。DJ プレイも ANDY C に DJ を教えた張本人なだけに、安定したプレイと最先端の楽曲を聞かせてくれるだろう。11月6日の神戸 TROOP CAFE、翌日の 06S と日本に再び RAM 旋風が巻き起こる!

2009-10-27

AGEHA POOL

先週土曜日、あの雨の中、AGEHA POOLに遊びに来てくれた皆さん、どうもありがとう。

あのクラブでは中々 DJ をする機会が無いけど、いつも自分が WOMBで DJ をする時に遊びに来てくれる、

変態ダンス部の方々、角刈りスナイパーと彼女チャン、FUCOチャン & アカネタン等、

沢山の人達の顔を見る事が出来て、とっても幸せを感じ、やっぱりみんなに支えられてると実感。

当日はプールサイドだったのもあって、いつもと違った、最近はまりまくっている

DEEP な音で構築した SET を予定していたけど、開始20分で、フロアーが寂しくなったので、

徐々にいつものハードな音に意向したら、多くの人々が、フロアーに戻って来た。

AGEHA で D&B がかかることは、滅多にないと思うけど、お客さん達はかなりノリノリで、

心底踊りたいお客さんが多いんだなぁと、再確認しつつ、良い雰囲気のパーティーになって良かった。

ブッキングしてくれた、岩波君はじめ、CMN クルーには多大な感謝です。

11月の06Sでも、みんなに会えるのを楽しみにしていますので、よろしくです★

2009-10-23

お詫び

昨日出演する予定だった、DEPARTURE LOUNGEですが、10日前に誕生日を祝った

ばかりの母親が、出演2時間前に突然倒れた為、急遽キャンセルさせてもらいました。

今までの14年の DJ キャリアの中で、自分が交通事故にあっても、風邪をひいても、

何があっても DJ ブースに立つという、頑な精神で、DJ に挑み、ブッキングされた

パーティーには、絶対的に出演し続けてきましたが、今回は母親の命に関わる事だった

ので、父親から連絡が入った時に、初めてキャンセルする決断をしました。

遊びに来てくれた人達、代わりに DJ をしててくれた AKR。オーガナイザーCAMILLA,

ご迷惑をかけた皆さんには、大変申し訳無い気持ちで一杯なので、この場を借りてお詫

びします。幸い倒れた母の意識も戻り、命は取り留めたので、今はホッとした想いです

が、家族のトラブルは誰にでも起こる事だし、改めて、出来るうちに親孝行しないと、

この先の人生、後悔してしまうと悟りました。痛みや苦しみ、悲しみは、正直辛いけど

自分の受け取り方次第で人を成長させます。未だ自分には子供は居ませんが、親は無条

件で、子供に対して無償の愛を抱いています。親が元気なうちは、中々感じ取れない子

供達が本来持つべきこの感情が、ブログを通して多くの若い人達に伝わり、家族別々に

暮らす人は、時間を見つけて親に会いに行ったり、電話してみたり、親に対して子供が

出来る行動を取ってもらえたら、嬉しく思います。明日は1日だけ東京に戻り、

AGEHA POOLに3時から出演するので、おもいっきり良い音楽を多くの人に伝えたい

と思っています。どんな状況であろうと自分の仕事は、DJなのだから。

2009-10-20

CAMILLA @ DEPARTURE LOUNGE

10月22日木曜日 麻布十番にある、DEPARTURE LOUNGE

出演する。このパーティーは、ブラジル人のモデル CAMILLA

主催。前回は彼女の誕生日で、木曜日の平日なのに中々雰囲気が

良いパーティーだったけど、そのパーティーが好評だったの

もあって、これから不定期に開催するようだ。彼女と初めて出

会ったのは、約5年前ブラジルのサンパウロ。以降日本に帰って

来てから、沖縄で遊んだり、ブラジルツアーをサポートしてくれ

たりと、仕事&プライベートでも親交がある。彼女は、ViViの

モデルに採用されて以降、現在では、フジTVの深夜スポーツ

番組スポルトで、金曜日にレポーターとして出演するようになる

程、サクセスストーリーにのった、中々の幸運の持ち主。彼女の

明るく天真爛漫な性格も相まって、当日は沢山の人が集まりそう

だ。出演DJは、自分の他に、DAIKY、ELLIROSE が出演するよ

うなので、平日の夜だけど、24時から DJ なので、時間がある人

は是非一杯飲みに来て!

CAMILLA BLOG : http://ameblo.jp/camilladias/

2009-10-17

修善寺_ あさば

LONDON MATTER 出演も無事に終わり、帰国してから体が温泉を求めているのもあって、伊豆修善寺を代表する温泉旅館"あさば"に訪れた。350年の歴史を誇り、格式高い名旅館として、多くの温泉フリークから、憧れの温泉旅館として称されているが、実際訪れてみると季節ごとに表情を変える、手の行き届いた庭園や、部屋の目の前に広がる600坪の池。そして、池にそびえ立つ前田藩より寄進された能舞台「月桂殿」が、旅館内にある等、極上の風情があり、歴史を感じる最高に趣のある宿だ。シンプルながらモダンで絶妙な和洋折衷感を持ち、隅々まで掃除が行き届いた内装は、正に引き算の美学を感じる。従業員の教育も完璧に行き届いていて、バリ島のリッツカールトンを思い起こさせるホスピタリティー。食事は、無添加で徹底的に素材に拘った中々お目にかかれない料理のオンパレードで、板さんの料理に対する心意気と気合いを感じる味。食べログのTOP 50にランクインしているのも存分に納得した。特に鱧と松茸の吸鍋は、絶品過ぎて絶句した。朝食もクリーンな優しい味で、宿泊客の健康を気遣った食事だった。結局高級旅館の重要な要素として、完璧な食事無くしては語れないなと、更に実感出来た。


温泉は、男女別の、檜の内湯と、小さな貸し切り風呂が2つある。そして、男女共同の露天風呂(時間帯によって男女別になる)は、石の組み方が完璧で、何処でも温泉を良い体勢で楽しめる完璧なレイアウト。備え付けの、浴衣2組、足袋、パジャマ、タオル、1つ1つが本当に上質かつ、クオリティーが高く、清潔である。修善寺の泉源は、集中給湯の混合泉。62度と高温のアルカリ性単純温泉で無味無色。正直九州のお湯や、有馬温泉、登別温泉のような個性はないが、とにかく柔らかい優しいお湯で、ほのかに香る湯の匂いに充分癒された。平日に滞在したのもあったけど、ほとんど人に会う事が無くて、フランスの元シラク大統領が滞在した事があるほど、外国人を受け入れる体勢も整っているせいか、見かけた宿泊客の半分以上は外国人だったから、WOMB にゲスト出演するアーティストたちを連れて行ったら間違いなく気に入るだろうなと思った。1番安い部屋で、1泊1人4万円弱と決して安い値段では無いけど、お値段以上の高級感を感じるし、本物とは何か?を充分体感出来る温泉旅館あさばだった。東京から車で3時間弱なので、大切な家族、恋人が出来たら、一緒に行ってみる事をオススメする。同行する人への感謝の気持を伝えられるし、愛が深まる事は間違いないだろう。本物の高級旅館を知りたければ、あさばに行くしか無いだろう。

泉質 : アルカリ性単純温泉

効能 : 神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、慢性消化器病、疾患、冷え性、疲労回復、健康増進等


2009-10-16

横須賀_中華光楽

ラーメンは、日本特有の食文化で、日本中に様々なスタイルや味

があり、人それぞれ好みがあると思うけど、個人的に子供の頃に

食べていたラーメンに、人は愛情を持ってしまうのでは無いか?

と考える。自分が初めてラーメンを食べたのは、多分小学校に入

る前で、地元横須賀の久里浜駅前のアーケード通りにある十八番

というラーメン屋の醤油ラーメンで、当時親戚のおじさんが、

その店の向かいで、時計屋さんをやっていたのもあって、おじさ

んを訪ねた際に、ラーメンでも食べるかい?と言って食べさせて

くれた。カウンターと数テーブルの小さなラーメン屋だったけ

ど、子供ながらに何て美味しい食べ物なんだろう!と思ったのを

覚えている。それ以降、何度となくその店に行ってラーメンを食

べたけど、その当時の料理人が、10年位前に独立して、実家の近

くに"中華光楽"をオープンした。実家に帰ると、必ずここの広東

メンを食べに行くけど、地元に密着したお店で、1杯 ¥700と

東京ではあり得ない安い価格設定は、かなり良心的。

げんこつ、鶏ガラ、魚介等がベースの澄んだスープに、片栗粉でとろみをつけた醤油味は、あっさりしながらもコクがあって

細麺と野菜たっぷりの具達との調和が、見事な世界観を創っている。今食べても子供の頃に美味しいな~と思った感覚が蘇る

味を、食べられることは幸せだし、これからも絶妙な職人芸を堪能させて欲しい、自分にとって貴重なラーメン屋さんだ。

2009-10-15

FABIO @ 06S

先週土曜日に開催した 06S に、ドラムンベース界

のゴッドファーザー FABIO が出演した。FABIOと

言えば、イギリスのラジオ番組 BBC RADIO 1

で、長年 MC を務めているけど、洒落た語り口に

定評があり、真新しいリリース前の LIQUID

FUNK 系や、VOCALモノのドラムンベースを軸

に番組を構成していて、世界中の根強いファンか

ら多くの支持を集めている。彼の主宰するレーベ

ル"CREATIVE SOUCE"は、14年前に自分が DJ

を初めた時に購入した5枚のレコードのうち、2枚

がそのレーベルの作品だったのを今でもよく覚え

ている。当時、未来を感じさせる真新しいサウン

ドに強く衝撃を受け、それ以降 "CREATIVE

SOUCE" の作品は必ずチェックしているけど、

FABIOのセレクションのセンスの良さが際立つ、

作品を、長年に渡ってリリースし続けている。

ここ最近では、昨年 LYNX の "DISCO DODO" が、大爆発して大型アンセムになり、レーベルの勢いを更に高めたけど、先日

MAKOTO クンのトラック"SENTIMENTAL MOOD"をリリースした。個人的に流石 FABIO 分かってるな~と思ったし、同じ

日本人として CREATIVE SOUCE から作品をリリースした MAKOTOクン には、多大なリスペクトを抱いた。

LONDON では、毎週水曜日に SWERVE というレジデント・パーティーを開催しているFABIOだけど、今までに3度出演させ

てもらった。LIQUID FUNKは、このパーティーで誕生したこともあって、沢山のドラムンベース・プロデューサーや、DJ も

沢山遊びに来ていて、平日ならではの緩い雰囲気が、彼のスタイルや人柄とマッチしていて、音楽を十二分に楽しめるパー

ティーだ。そして、今回の06Sで、多分5度目の WOMB 出演だったけど、今までで1番 FABIO らしい良い SET を見せて

くれた。フロアーの盛り上がりが凄くて、東京のシーンはまだまだ成長していると肌で感じ取ってくれたようで、パーティー

終了時にあの FABIO が、マイクを手に取り、東京のシーンの素晴らしさ、またこれからの日本のシーンに対して、多大な期待

をしていると語ってくれた事は、とても驚いたし、かなり嬉しかった。彼がそんな事をするのは滅多にないことで、いかに

先日のパーティーが、彼の心に響いたのか、写真の FABIO の笑顔が象徴している。

次回06Sは、11月7日に、RAM RECORDS のボス"RED ONE"を迎えて開催するので、そちらもお見逃しなく。

2009-10-14

REAL LIFE OF LONDON

LONDON 滞在最後の2日間は、LONDON の

北東に位置するD-BRIDGE 宅に滞在させても

らった。以前も彼等が住む家に訪れたけど、

HOTEL で過ごす LONDON の時間とは、全く

違う雰囲気が漂う家は、とても心地よくゆっく

りと出来て、良い時間を過ごすことが出来た。

1日目の夜は、D-BRIDGE 自ら夕食を作って

くれて、ジャマイカンをルーツに持つ、彼オリ

ジナルのチキン料理は、彼の人柄のように、

とても優しい味だった。

D-BRIDGE 宅には、日本でいう有料ケーブルテレビがひいてあって、日曜日はイギリス人が大好きなサッカー観戦に、MC SP

や、新進気鋭プロデューサーの JUBEI 等が、彼の家に集まってきて、大盛り上がり。ちょっとしたホームパーティーだった。

そして、イギリスには、日曜日の夜にローストビーフを食べる習慣"SUNDAY ROAST"があって、近所のイギリス料理を食べ

に連れて行ってくれたけど、何度と訪れたイギリスで食べた食事の中でも1番美味しかったし、美味しく無いと言われているイ

ギリスの食事も、年々大分まともになっている気がする。

食事が終わると "PLASTIC PEOPLE" というクラブで開催されているパーティー

"FWD "に訪れた。このパーティーは、DUB STEP がメインのパーティーだったけど、

BRAKEAGEと、DUBSTEP 界で熱い注目を集める YOUNGSTA が出演していた。

店は正直そこまで大きく無いけど、導入されていたサンドシステムの音は、

サブウーハー の強力な BASSサウンドを体感出来て、最高に音が良く、今までそこま

で興味を持たなかった DUB STEP に対して、あれ以降かなり気になってしまう程、

楽しめた。あの音で体感してこそ、DUB STEP の理解力はぐっと上がる。このパー

ティーは日曜日で、1時までなのに STAMINA MC や、MOKOTOクンの MC

DEZEEMも遊びに来ていて、照明も映像も無いけど、純粋に音を楽しめる環境の中で、

心から音楽を楽しむ人々を見ていて、音楽を志す人が住む場所として、イギリスって

やっぱり良いな~と想い、これからの日本にもこういう箱がもっと増えて欲しいと切に感じた。今回の LONDO滞在 は短かっ

たし、中心地に1度も訪れる機会がなかったけど、この街で暮らす人達の生活振りや、今まで知らなかった LONDON を垣間

みることが出来て、もっと頻繁に LONDON に足を運んで、沢山の人とコミュニケーションをし、良い音楽をもっと感じ、DJ

&プロデューサーとしての感性を更に高めていきたいと思えた LONDON滞在だった。今回の LONDON 滞在をサポートして

くれた、みんなに感謝したい。