2009-04-17

WOMB ADVENTURE への道

そもそも、新たにブログを始めた大きな理由の一つとして、

今年の年末に開催される WOMB ADVENTURE '09 の事を、

しっかりと多くの人々に伝えたいという強い想いがあった。


WOMB ADVENTURE (以下 WA ) は、ラフォーレミュージアム六本木と、

恵比寿ガーデンプレイスで 6 回開催された WOMB MOBILE PROJECT " CLUHB PHAZON " が更に進化 &拡大し、

幕張メッセを会場として、昨年12月にWOMB が企画運営した初めての大型ダンスミュージック・フェスティバル。


昨年は、RICHIE HAWTIN 率いる MINUS クルーが総出演した

ミニマムテクノエリアと、ELECTRO を軸に豪華ラインアップが並んだエリアの2 フロアーで開催された。

昨年の WAでは DJ 出演という形ではなく、あくまでも企画運営サイドに回って、

WA が実際どういった結果を残し、日本のダンスミュージックシーンに対してどんな

化学反応が起こるのか? とても興味深かったし、全ての状況を間近で見る機会を与えられた。


率直な感想だが 、フェスティバルを運営するのとクラブ運営は、似て非なるもの。

フェスティバル運営は初めての経験で、大きな壁にぶつかる事もあり、

本当に開催に辿り着けるか? と思うような問題点も沢山あったけど、

試行錯誤とWOMBを支えるスタッフ達の努力の結晶のおかげで、

予想を遥かに超えた集客と、成功をおさめる結果となって、

何もにも代え難い多くを学ぶ事が出来た。

そして、今年2009年のWAに賭ける熱い想いが生まれた。


自分のDJキャリアの中で、確実に何かが大きく変わった経験が、

2004年にサンパウロで開催された南米最大のダンスミュージック・フェスティバル

" SKOLBEATS " での出演だ。様々なジャンルのテントや、ダンスエリアがあって、

4万人近いサンバのDNA を持ったブラジリアンが、グルービーかつ心地良さそうに踊り、

楽しむその光景は、正にカルチャーショックで、信じられないほど平和で、

音楽を楽しむ真の人間の姿がそこにはあった。

DJ プレイ中も、4000人近い人々が自分の音で踊りまくる姿を見て、

この光景をいつか日本で実現させたいと強く感じた。


日本でのDJ 活動も約8年。少しでも多くの人に自分の愛すべき音楽を知ってもらいたくて

DJ バッグと共に、日本中を何周もした。全て、少しでもシーンを大きくしたい想いからだ。

そんな活動の中、ドラムンベースを大型フェスティバルで開催する事は、

大きな目標であったし、とても大きな長年の夢だった。

昨年のWA 成功によって、その夢を今年は現実の物へとする為に 、

WA でドラムンベースをどのように最大限に表現出来るか、全力を注いで探求し、

しっかりとした形を作りあげたいと思っている。


WOMB ADVENTURE  は、今年の自分自身が定めている大きなゴール地点だ。

その大きな目標に向かって行く過程を、これからはこのブログで報告し、

より多くの人に知ってもらう事で、WAにかける想いを共有し、

フェスティバル当日に、みんなと喜びを分かち合えれば心から嬉しい。




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