2010-02-10

YMO

昨年末に、2010年のカウントダウン1発目の曲は、オリジナルの楽曲でスタートしたいなと考えていた。曲制作にあったってサンプル音をあちらこちらで掘っていた所、YMO のファーストシングル "TECHNOPOLIS" の 声サンプルを見つけた。YMO と言われても20代の人達にはピンと来ないかも知れないけど、当時はキレキレのサウンドで、世界に進出した、日本を代表する世界的なテクノポップユニット。坂本龍一、細野晴臣、高橋幸宏の才能溢れる 3人で結成された YMO(イエローマジックオーケストラ)は、"TECHNOPOLIS" を今から30年以上昔の1979年にリリースした。まだ10歳位の小学生の頃に、近所の年上のお兄ちゃんが、このYMOのライブのカセットテープをくれて、彼等のサウンドに傾倒したけど、とにかく初めて聞いた時の衝撃は、もの凄く大きくて、こんなカッコいい音楽がこの世に存在するのか!と子供ながらに感じ、毎日のようにローラースケートを滑らせながら、初期型ウォークマンで聞いていた。自分にとって正にルーツのような音楽であり、自分が成長する過程で、もの凄く影響を受けたアーティストだ。

結局昨年末に、この曲のカバーとも言える楽曲が出来上がったけど、作る前の想像以上にフロアーに響いて、今迄東京、大阪、熊本でプレイしたけど、お客さんの反応がかなり良くて、盛り上がりが凄まじい。パーティーに遊びに来てくれている人達の大変は20代の人達だから、YMOと TECHNOPOLIS の存在は、知らないはずだけど、ボコーダーボイスと、メロディアスなフレイズは、やっぱり日本人には特別に響くのかなと思う。これからもプレイし続けると思うけど、興味があったら、若い人達には YMOのアルバム"SOLID STATE SURVIVOR" を聞いて欲しいなぁと思う。今のように気軽にコンピューターで曲を作れる時代では無かった30年前に、これだけ、カッティングエッジなサウンドを生み出してしてた日本人が居た事実は、今更ながら凄まじいことだと感心してしまう。TOKIO! TOKIO!

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