幸いにも、自分には欲求を満たしてくれる大切な仲間達が居るから、やりたい事をおもいっ切り表現出来る場を与えてもらえて、この11年自分のスタイルをひたすら探求させてもらえた。DJ に関してはパーティー当初から比べると 11年の経験値と知恵を身につけた分、最近では何とか自分が納得出来るパフォーマンスが、少しづつだけど出来る様になったかなと思う。きっと永遠に終わりは無くて、続けて行く以上、人は必ず成長するし、この先まだまだ自分が何処まで行けるのか挑戦してみたい。
そして、11年間も継続出来たもう一つの大きな要素は、ドラムンベースという音楽に対して、心の根底に揺るぎない大きな愛があり、DJ をする事が自分の人生において、大きな比重になっている現状もとても大事な要素だ。16年の DJ キャリアを積んだ今では、世界中から集まる新しい楽曲を組み替えて、自分が与えられた時間内でストーリーを描き、自分が表現したい世界観を創りあげる行為は、衣食住のように、自分の生活の1部だ。好きな事を生業にする難しさ、厳しさは当然あって簡単では無いけど、結局そこに情熱や愛が無かったら継続する事は不可能だったし、音楽と共に生きるって、自分の強い気持ちと愛が無いと出来ない。
06Sは、WOMB で最長のレジデントパーティーで、06S 以外の他のパーティーでも何度と無くプレイしたから、間違いなく自分が WOMB の歴史で最もメインフロアーの DJ ブースに立った DJ だから、この11年で自分の中に築き上げた経験は何者にも代え難い財産になり、大きな誇りと自信に繋がっている。そんな経験や自信から痛感する想いは、今回の11周年記念パーティーのコンセプトでもある"All Day, All Night, Drum'n'Bass is My Life"(寝ても覚めても、ドラムンベースは自分の人生だ)。当然、後戻りする気持ちは皆無だし、これからも前だけを見て強く進んで行きます。そんな想いと共に今回は11周年の舞台に立たせてもらいます。また弾けるようなみんなの笑顔をブースから見るのを楽しみにしてるね!
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