2010-03-16

走水神社

実家のある横須賀には、忙しくても割と頻繁に帰るようにしている。幸い、両親は色々と問題がありつつも健在なので、一人息子としては、出来るだけ顔を出して、元気になって欲しいと思うものだ。

横須賀は、車で1時間弱と、都心から結構近くても、海と山と米軍基地ぐらいしか無い田舎で、帰ってもそれほど出かける所もないけど、パワースポットに興味がある自分としては、噂の走水神社に訪れてみた。


走水は、三浦半島の観音崎のすぐ近くで、車の免許を取り立ての10代の頃は、良くこの辺りをドライブしたけど、走水神社の存在は全く知らなかった。走水は、古事記や日本書紀にも出てくる地名で、古くは房総半島に向かう船の出発地点だったようだ。


宮崎の高千穂や、長野の戸隠神社等、日本中の様々な土地の神話に登場する、日本武尊(ヤマトタケルノミコト)も、今から約1900年程昔に、走水から千葉の房総半島に向かったようだが、暴風雨に見舞われ、海が荒れて立ち往生し、危険に晒されていたところ、同行していた妃の、弟橘姫(オトタチバナヒメ)が、夫の身を守る為に、自ら海に身を投げて、海を沈めた伝説がこの土地に残っている。入水から7日後に、弟橘姫が浜に漂着し、橘神社で祀ったが、戦争の都合でこの神社は取り壊され、明治時代にこの走水神社と統合されたそうだ。歴史が物語る、由緒正しい神社だが、ここにも戦争の傷跡が。。。






子供の頃から、水質が良いから、ここに水を汲みに来る人が沢山いると、聞いた事が多々あったけど、どうやら走水の水は、富士山から長い年月をかけて、この土地の地下から湧き出ているとのこと。訪れた際、お清めの水が湧き出ている所に行ってみると、ご近所のお婆さんが、水をペットボトルに何本も汲んでいて、「昔は何ヶ月も海に出た漁師が、走水の水を汲み、沖に出たんだよ。」と笑顔で教えてくれたが、お婆さんの顔にシワがほとんど無く、元気そうだったし、少しだけ水に浸した手が、ツルツルになった。確かにここの水は霊感漂い、身体に効く事は間違いなさそうだ。訪れてから気持ちが心無しか清々しいし、清い水が存在する所を、パワースポットと呼ぶのは、納得だなぁと思わせてくれた走水神社だった。



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