2009-06-30

DJ FRICTION

DRUM'N'BASS ARENA AWARDSや、その年の優秀なアーティスト、

レーベル、作品等を決定するコンテストがドラムンベース界では、

沢山存在するけど、その賞の中に日本人では、あまり聞き覚えの無い

"BREAK THROUGH ARTIST"という賞が存在している。

"BREAK THROUGH ARTIST"とは、ある領域を破って超えて来た

アーティスト的な意味合いがあるけど、簡単にいうと新人賞だ。


イギリスブライトンを拠点に活動する DJ FRICTION は、

間違いなく数少ないクオリティー DJで、この5、6年で最も頭角を表した

アーティストだ。正確ではないけど、多分2002年頃に"BREAK 

THROUGH ARTIST" の称号を得てから最も活躍したアーティスト。

彼のキャラクターは、中々の男前で人気が出たのも理解出来るけど、

注目すべき点は、やはり彼の DJ プレイだろう。彼の DJ の特徴は、

独自の選曲センスと、NEW TUNE に留まらずクラシックのアンセム

チューンも上手に SET に織り込み、3台のターンテーブルを巧みに

コントロールして、SET を構築する点だ。ANDY よりもより分かり

やすく、ハードに行き過ぎない FRICTION の SET は、個人的にも

興味深く、毎回楽しませてもらっている。

しかも今回は、MC ID を連れての登場で、MC と共に初めて 06S に出演

するの彼の音に期待大だ。また、丁度 2週間前に FRICTION の主宰する

レーベル "SHOGUN AUDIO"からリリースされた MIX CD 

 "ASSASSIN VOULUME 1"は、シーンで大きな反響を呼んでいるので、

06S 前にチェックする事をオススメする。

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