2010-03-25

築地 _ 洋食たけだ

昔から冬は単純に寒くて嫌いだけど、牡蠣が食べれるシーズンとしては、冬を少しだけ、許してあげても良いかなと思う程、牡蠣が好き。恵比寿にある、馴染みのパスタ屋さん"アンクルトム"でも、冬はほぼ牡蠣のトマトスープを食べるし、カキフライも好き。タウリンを豊富に含んだ牡蠣は正にパワーフード。


築地は1年を通して、旬の味覚に出会えるから週に1度は行く。前にもブログで書いた鮨文がお馴染みのお寿司屋さんで、曲が出来上がった時や、猛烈に美味しい食事が食べたくなった時に訪れる。毎回1発1発、強力な味覚のパンチ力と、旬な時期でしか味わえない魚達に感動し、板長の佐藤さんにやられている。

頻繁に訪れる築地だけど、朝4時からオープンしている"洋食たけだ"は、その鮨文の隣で、ここ数ヶ月良く行くお店だ。マグロの各部位のステーキや、あなごのバター焼き等、魚介系プレートが有名だけど、今年に入ってから、牡蠣のバター焼き定食を、何回も食べた。選び抜かれた大粒の牡蠣をふんだんに使い、小さなベーコンを牡蠣の上にあしらっていて、この店の定番バターソースで仕上げている。3者が織りなすハーモニーは抜群で、コクと旨味を十二分に味わえる。エキストラでご飯にカレーをかけてくれるし、サイドメニューも充実している。残念ながら今月で牡蠣のバター焼きはメニューから無くなるけど、どのメニューを食べても美味しい。深夜にお腹がすいた時に、ちょっと我慢して朝4時のオープンに滑り込む事の出来る"洋食たけだ"は、完全夜型人間の自分には、明け方の時間帯に最も充実した食事を提供してくれるレストランだ。