雨の中夏の最後に行われた衆議院選挙で、民主党が歴史的圧勝を収めた。麻生元総理が、失態や失言を繰り返し、問題ばかり
起こす大臣達が辞任、更迭を続け、あれだけ悪あがきしながら、今まで総理大臣を続けていなかったら、今回のこれほどまで
の大差は無かったんじゃない?と思う程の自民党の惨敗だ。でも、今思うと最近メディアに登場していた麻生元総理の末期の
姿はある意味痛々しかった。あの表情は小泉元総理の負の遺産を抱える苦悩と、今回の結果を予知していたようだった。
個人的に驚くも納得出来たのは、これだけ多くの日本人が、既存のシステムに対して、NO!と意思をはっきり示したという
ことだ。実際、年金問題に親が呟いてたり、経済の悪化で身近な友人が仕事を失ったり、未だにアメリカの植民地のような、
日本の立ち位置が見え隠れしたり、何かと不安と不満を、世の中や世界情勢に感じやすい今の時代は、自分の意志を今まで
以上に、はっきり示さないとシリアスに生き残れない生活や現状が、よりリアルに国民に強くあるからだろう。そして、戦後
から50年以上続いた政治のシステムでは、これからの時代を生き抜けないと、多くの国民が判断したかったからで、ある意味
これは国民が抱いている淡い期待でもある。オバマ大統領でないけど、日本国民も、CHANGE=改革を求めているからだ。
今回の結果と同時に国民の意思を、民主党はしっかり受け止めないと、今までの与党同様、口先だけのペテン師になってしま
う。
選挙結果のニュースを見ていると、鳩山民主党代表の表情の印象が大きく変わったと思ったのは、自分だけではないだろう。
愛と融和を掲げていたピースフルで、サラブレットであり、おぼっちゃま的印象が強かった代表も、最大の目的である悲願の
政権交代を成し遂げたことで、一国の総理として抱えた大きな責任の重さを、今回の選挙で強く感じているに違いない。
日本人でありながら、フリーメイソンのメンバーとも噂される鳩山氏のバックグランドを考えると、世界の金融、経済界から
の大きなサポートと、コントロールがあったのかな?なんて都市伝説のような事も、考えてしまう。
ただ、世間が騒いでいる程、民主党を待っているこの先の様々な状況は容易でないし、前途は多難だ。実際まだやっと
スタート地点に立っただけに過ぎない。今はあくまでも与党が変わるだけで、今回の選挙が、歴史的な大きな転換期を迎えた
と言い切るには、この先の民主党が、どれだけこの世の中を変えて見せるかの結果と実績を、国民にしっかりと示せるかが
最も重要だと思う。当選した民主党の方々の中には、小沢ガールズなんて命名されてる当選者もいるけど、前回の小泉
チルドレンのような、ぶざまな姿を次回の選挙で見せないように、日本の為にしっかり仕事して、真剣に歴史と時代を変えて
欲しいものだ。
1 件のコメント:
本当、その通りですね!!!
今回、期日前投票に行ったとき、投票するのに
行列が出来てたのには、ビックリしました。。
何かが変わるのかも・・・って、少しドキドキしながら、
選挙速報を見てたのは、人生初でした。。
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