先週横須賀の実家に帰った。両親が病気がちなのもあり、月に1回は帰るようにしているけど、
実家から車で10分ほどの所に住む、小さい頃から可愛がってくれた93歳の叔母さんの容態が芳しく無く、
もう数ヶ月かも知れないという事で、お見舞いに訪れた。
実際会ってみると既に寝たきりだけど、意識はかなりしっかりしていた。
伯母さんは、見舞いに訪れた私の姿を見ると、来てくれてありがとう、あなたは幸せに暮らしてるのか?と
聞いてきた。はいと返事をすると、まるで自分の事のように、幸せなら良かったと笑顔を見せてくれたが、
寝たきりで、もう数ヶ月の人が、甥である自分の幸せを心配してくれるなんて。。。
伯母さんから無償の愛を感じ、正直涙腺が緩み感無量で、言葉が出なかった。
自分もこれから更に年を重ね、何十年後かには、彼らのような老人になっていくけど、自分がそんな状況に置かれたときに、
伯母さんのような一言が言えるのか?また、そんな言葉を投げかけられるような人間になれるのか?
人生は長いようで、あっと言う間に、はかなく終わってしまうのかも知れない。残りの人生で伯母さんのように
無償の愛を抱ける人間になれたら良いと思うし、人の死に直面した事で、残りの人生に対する様々な感情を覚えた出来事だった。
2 件のコメント:
AKiさんの思い、大切にしていることがすごく伝わり、感動しました。どのように歳をとっていくか、人として何を大切にしてどう生きていくか、考えさせられました。
これからも応援しています。
久々にいい話しを聞いて、私も感無量。
歳とともに辛い出来事にぶつかったりすることも増えてくるけど、きっとそれは、いつでも自分より他人を思いやれる、そんな素晴らしい人間になるためのステップなんだろうね。悲しい思いや辛い思いを経験している人ほど、たくさんの思いやりを持っているものだしね。
Akiくんは、いろいろなことにぶつかりながらそれを乗り越えて、きっと叔母さんのような人間になるんだろうね。
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