2009-10-17

修善寺_ あさば

LONDON MATTER 出演も無事に終わり、帰国してから体が温泉を求めているのもあって、伊豆修善寺を代表する温泉旅館"あさば"に訪れた。350年の歴史を誇り、格式高い名旅館として、多くの温泉フリークから、憧れの温泉旅館として称されているが、実際訪れてみると季節ごとに表情を変える、手の行き届いた庭園や、部屋の目の前に広がる600坪の池。そして、池にそびえ立つ前田藩より寄進された能舞台「月桂殿」が、旅館内にある等、極上の風情があり、歴史を感じる最高に趣のある宿だ。シンプルながらモダンで絶妙な和洋折衷感を持ち、隅々まで掃除が行き届いた内装は、正に引き算の美学を感じる。従業員の教育も完璧に行き届いていて、バリ島のリッツカールトンを思い起こさせるホスピタリティー。食事は、無添加で徹底的に素材に拘った中々お目にかかれない料理のオンパレードで、板さんの料理に対する心意気と気合いを感じる味。食べログのTOP 50にランクインしているのも存分に納得した。特に鱧と松茸の吸鍋は、絶品過ぎて絶句した。朝食もクリーンな優しい味で、宿泊客の健康を気遣った食事だった。結局高級旅館の重要な要素として、完璧な食事無くしては語れないなと、更に実感出来た。


温泉は、男女別の、檜の内湯と、小さな貸し切り風呂が2つある。そして、男女共同の露天風呂(時間帯によって男女別になる)は、石の組み方が完璧で、何処でも温泉を良い体勢で楽しめる完璧なレイアウト。備え付けの、浴衣2組、足袋、パジャマ、タオル、1つ1つが本当に上質かつ、クオリティーが高く、清潔である。修善寺の泉源は、集中給湯の混合泉。62度と高温のアルカリ性単純温泉で無味無色。正直九州のお湯や、有馬温泉、登別温泉のような個性はないが、とにかく柔らかい優しいお湯で、ほのかに香る湯の匂いに充分癒された。平日に滞在したのもあったけど、ほとんど人に会う事が無くて、フランスの元シラク大統領が滞在した事があるほど、外国人を受け入れる体勢も整っているせいか、見かけた宿泊客の半分以上は外国人だったから、WOMB にゲスト出演するアーティストたちを連れて行ったら間違いなく気に入るだろうなと思った。1番安い部屋で、1泊1人4万円弱と決して安い値段では無いけど、お値段以上の高級感を感じるし、本物とは何か?を充分体感出来る温泉旅館あさばだった。東京から車で3時間弱なので、大切な家族、恋人が出来たら、一緒に行ってみる事をオススメする。同行する人への感謝の気持を伝えられるし、愛が深まる事は間違いないだろう。本物の高級旅館を知りたければ、あさばに行くしか無いだろう。

泉質 : アルカリ性単純温泉

効能 : 神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、慢性消化器病、疾患、冷え性、疲労回復、健康増進等


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