2009-10-15

FABIO @ 06S

先週土曜日に開催した 06S に、ドラムンベース界

のゴッドファーザー FABIO が出演した。FABIOと

言えば、イギリスのラジオ番組 BBC RADIO 1

で、長年 MC を務めているけど、洒落た語り口に

定評があり、真新しいリリース前の LIQUID

FUNK 系や、VOCALモノのドラムンベースを軸

に番組を構成していて、世界中の根強いファンか

ら多くの支持を集めている。彼の主宰するレーベ

ル"CREATIVE SOUCE"は、14年前に自分が DJ

を初めた時に購入した5枚のレコードのうち、2枚

がそのレーベルの作品だったのを今でもよく覚え

ている。当時、未来を感じさせる真新しいサウン

ドに強く衝撃を受け、それ以降 "CREATIVE

SOUCE" の作品は必ずチェックしているけど、

FABIOのセレクションのセンスの良さが際立つ、

作品を、長年に渡ってリリースし続けている。

ここ最近では、昨年 LYNX の "DISCO DODO" が、大爆発して大型アンセムになり、レーベルの勢いを更に高めたけど、先日

MAKOTO クンのトラック"SENTIMENTAL MOOD"をリリースした。個人的に流石 FABIO 分かってるな~と思ったし、同じ

日本人として CREATIVE SOUCE から作品をリリースした MAKOTOクン には、多大なリスペクトを抱いた。

LONDON では、毎週水曜日に SWERVE というレジデント・パーティーを開催しているFABIOだけど、今までに3度出演させ

てもらった。LIQUID FUNKは、このパーティーで誕生したこともあって、沢山のドラムンベース・プロデューサーや、DJ も

沢山遊びに来ていて、平日ならではの緩い雰囲気が、彼のスタイルや人柄とマッチしていて、音楽を十二分に楽しめるパー

ティーだ。そして、今回の06Sで、多分5度目の WOMB 出演だったけど、今までで1番 FABIO らしい良い SET を見せて

くれた。フロアーの盛り上がりが凄くて、東京のシーンはまだまだ成長していると肌で感じ取ってくれたようで、パーティー

終了時にあの FABIO が、マイクを手に取り、東京のシーンの素晴らしさ、またこれからの日本のシーンに対して、多大な期待

をしていると語ってくれた事は、とても驚いたし、かなり嬉しかった。彼がそんな事をするのは滅多にないことで、いかに

先日のパーティーが、彼の心に響いたのか、写真の FABIO の笑顔が象徴している。

次回06Sは、11月7日に、RAM RECORDS のボス"RED ONE"を迎えて開催するので、そちらもお見逃しなく。

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