2012-06-05
06S 11th Anniversary Mix by DJAKi
2012-06-01
06S 11th ANNIVERSARY TEASER MOVIE!!
6月9日にWOMBで開催される、06S 11周年記念パーティーのティザー映像が遂に完成しました!今回のアニバーサリーパーティーのメッセージは"All Day,All Night,Drum'n'Bass is My LIfe"(寝ても覚めてもドラムンベースは私の人生です。) DJキャリアの根底は全てドラムンベースに対する愛が大きかったからこの11年もの長い間 06Sを継続する事が出来た。是非見てみて欲しいです!
My party "06S" @ WOMB will be 11th anniversary on 9th June.Finally The teaser movie is coming up!! Please check this out!!
STARRING : DJ AKi
DIRECTOR : YUUKI ITO
CINEMATOGRAPHER : YUUKI ITO , CLAY C
COLOR GRADING : NUMAN
ART DIRECTOR : KEI NIHONGI (9B)
PRODUCER : TAKEO YATABE (HIGH CONCEPT) , SABI TAKAHASHI (WOMB)
06S CREW : KEISUKE NIIJIMAN , TECHRIDERS , AKR , KEITA , VELOCITY , KID , YMASA , EYE LINK , CHA2 , MASAKI , TR2HG , HIRO (9B)
SPECIAL THANKS : ALL 06S LOVERS!! WOMB CREW! MOMOI , OHNISHI , SAITO , YANA , KANA PINK , YUI , KYOKO , INGRED , EIICHI & REACH (HIGH CONCEPT)
2012-05-31
DJAKi STREAM vol.21
Video streaming by Ustream
2012-05-24
06S 11周年記念パーティーを迎える前に
2012-02-15
DJAKi STREAM Vol.18
Video streaming by Ustream
前回 06S の2日前に配信した、DJAKi STREAM VOL.18のアーカイブをどうぞっ!今回は、新たに引っ越した TAKEO のオフィス、神宮前 HIGH CONCEPT スタジオ から配信したけど、約2年近く前からスタートしたDJAKi STREAMも早くも18回を迎えて、コツコツと続けて来た事で、相変わらずトークはグダグダだけど、番組全体の趣旨と流れは大分良くはなってるかなぁと思う。何でもそうだけど続けて行くのは大変だけど、続けて行く事に大きな意味を感じるDJAKi STREAM! これからも是非お引き立てを!
2012-01-12
新年のご挨拶

遅ればせながら、みなさま明けましておめでとうございます!
昨年は日本にとって震災という大きな出来事があって、上半期は様々な面で新たな価値観を産み込まれるような経験をして、多くの人が自分の人生観を見つめ直した1年だったと思う。個人的な話だと、震災が起こって、予定されていた仕事がいくつもキャンセルになったし、自分自身も自分がすべき事は何かを見失っていたのは確かだった。でも、震災から2ヶ月後の 5月が 06S の10 周年だったのもあって、ここで止まっていては、自分達にとって、そして日本にとって何も変わらないし、傷ついてしまった日本に、新しい世界観を作る為にも、強く前に進もうと思えたから、実際あれから色々なプロジェクトが動き出したし、定めた目標をクリアーする為に以前よりもクルー間の鉄則が高まったと思う。
以前ブログに書いたけど、震災以降自分のDJに対するリアクションが確実に変わって、フロアーに遊びに来てくれる人達が、ぐっと増えたし、フロアーからDJブースに跳ね返ってくるバイブが、とても強くなった。10年以上東京で活動してきて、今が最もドラムンベースに対する人々の想いが暖まっていると感じるし、SNS や USTREAM の普及もあって、シーンに勢いがあるのを身を持って体感している。そんな状況の中、昨年の下半期は DJ のオファーを様々な方面から沢山もらって、11月は1ヶ月で14本の DJ GIG をこなすという、自分の16年の DJ キャリアの中でも最も忙しく駆け回る1ヶ月になった。およそ2日に1回のペースで現場で DJ をするって事は口で言うのは簡単だけど、平日週末関係なく、実際に様々なクラブや会場に足を運んで、DJ をする事はかなりハードだったけど、激務の1ヶ月を乗り越えた事で、自分の DJ スキルが確実に上がった。経験を積めば積む程、やっぱり DJ って成長するんだなぁと実感した。まだまだ自分が立ってみたいステージは山ほどあるし、そんな目標にすべき仕事をやりきる事で、更に自分がどうやって成長し、その成長の中から新たに自分のスタイルを発見出来るのかに、大きな興味を持っている。そして、そこに到達出来たら、必ず新しい世界が広がって行くし、DJ としてとても幸せな事だと思う。今年は年頭からそんな事を考えて過ごしてます。
ちょっと話は脱線するけど、先日の 06S に来日してくれた ED RUSH は、最も好きなDJ & PRODUCER の一人で、初めて 06Sに来日してくれた時の彼の DJ SETは、今の自分に大きな衝撃と影響を与えてくれた。ロングミックスで構築する、ハードかつダンサブルなその世界観に強い憧れを抱いたし、音楽に対する姿勢が、正にアーティストで、とても尊敬している。そんな彼と先日の06S 翌日に食事に行って、多分この10年で初めて、AKi の昨夜のセットは良かったし、楽しめたよ~。選曲もmixも良かったし、グルーブがとにかくローリンだよね!と言ってくれて感激した。ある意味ここまでやって来て良かったと痛感したし、自分にとってとても大きな意味があるその言葉に、この先の大きなモティベーションが産まれた。
最近は若い世代の DJ 達が台頭してきているし、ドラムンベースの DJ を始めたいんですけど?何て質問を受ける事が以前よりもずっと増えた。誰でも初めての事は簡単に出来ないし、挫折して諦める人達も沢山居ると思うけど、何よりも毎日の積み重ねが大事で、1年2年と続ける事で、自分の可能性が見えてくるから、しっかりと継続して欲しいと思う。まぁこれはこの先の自分に対しても言える事だけどね。とにかく2012年も日々精進し、ドラムンベースの魅力を1人でも多くの人に伝え、シーンを大きくして行きたいと思います!
最近はすっかりブログがご無沙汰になってしまってるけど、今年は時間が許す限り、個人的な意見や考えは、やっぱりこの自分のブログ"Real Life of DJAKi"にしっかり書きたいと思う。そして、 Twitterやfacebookは常に更新しているので、フォローやリクエストしてね。それでは、今年もよろしくお願いします!!
2011-10-06
WA'10 映像レポート
今年も来るよ!11月26日幕張メッセで開催される、冬の大型ダンスミュージック・フェスティバル"WOMB ADVENTURE'11"! 今年もDJAKiの出演が決定!そして、ドラムンベース界に限らず、様々なジャンル層からも支持を受ける、世界NO.1ユニット"Pendulum"のElfortと、Mc Verseが登場!約7年前に06Sで日本でのデビューを飾ったPendulumだけど、念願叶って、遂にWA’11へ帰還してくれるよ!今からかなり楽しみだけど、まずは、昨年の WA の映像レポートをどうぞ。
2011-10-05
日本人のみで開催したMAKOTOクンとの06S

先週土曜日10月1日に WOMB で開催された06S feat. MAKOTO ALBUM "SOULED OUT" のリリースパーティー。ご存知日本を代表するプロデューサーである MAKOTO クンのアルバムがリリースするにあたり、自分たちがサポート出来る事として、彼に 06S でリリパをして欲しい意向と、出演、企画オファーをさせてもらって、MAKOTOクンが一つ返事で承諾してくれた。ある意味この時期に、日本人の DJ や、プロデューサーだけで開催するパーティーは、今の日本のシーンの現状がはっきりと見える環境で良い機会だったし、どういった結果になるのか、蓋を空けるまで全く想像出来ない部分も沢山あったけど、これ以上の結果は無いと思える程のパーティーバイブと盛り上がりになった。
オープニング DJ だった SHINTAROは、ロンドンの生活を半年経験して、06S 史上最年少(21歳)での出演になったけど、まだまだ気持ちが空回りしていて、彼自身も満足していなかったけど、最初はみんな WOMB のメインブースに立つ時は、50%も実力が出せないモノだし、DJは、毎回の GIG を経験して1歩1歩成長して行く。06S はそんな貴重な経験値の一つであるようなパーティーでありたいし、彼のように純粋な気持ちで、真剣に DJ になりたかったり、心からドラムンベースを愛している若い世代の DJ 達をこれからもドンドンサポートして行く。自分も、そういった何も無い所から、上の世代の人々にチャンスをもらって今があるから、これからは、より意識的にサポートして行きたいし、我こそは!って思う人は声かけて欲しいなって思っている。
もうすっかり 06S でお馴染みな VELOCITY だけど、今回は特に DJ が良かったと思う。彼自身も様々な土地で経験値を積み上げているし、DJ としての心得や、精神が鳴っている音に現れ始めた。そして、それに伴った技術が大分磨かれて、完全に一皮むけたし、安心して見ていられる DJ になってくれた。MC KEYチャンとの相性もいいし、オリジナルの楽曲を何曲もかけていたし、今最も成長していて、旬な DJ と言っても過言じゃない。そして、MAKOTOクンのレーベル HE:DIGITAL からリリースされる9枚目のシングル、VELOCITY & KEY の LADDER VIP REMIXは、その美しいピアノの旋律や、 グルーブ、サウンドクオリティーが最高で、始めて聞いた時は、ベロチャンも遂にここまで来たか!っと感慨深かったし、感情に響く楽曲で、是非みんなにも聞いて欲しい。
そして、この日の主役だった MAKOTO クンのプレイは、DJをしながら、生キーボードを演奏するという、革新的かつチャレンジ精神旺盛な LIVE セットで、今まで10年以上 WOMB で様々なアーティスト達のプレイを見て来たけど、実際キーボードを弾いたアーティストってそんなに居なかったし、遠い記憶の中でも テクノの伝説的ユニット、UR の MAD MIKE 以来なんじゃないか?と思う程、レアで誰でも出来る事じゃない貴重なショーケースを披露してくれた。彼が10年以上に及ぶアーティスト活動で積み上げて来たサウンドや、表現方法が濃縮されていて、MAKOTOクンは真のアーティストだと改めて思ったし、そんな彼の 06S での新たな試みは、かなり感激的で更にリスペクトした。そして、今回パーティーを開催するにあったって、パーティー2日前に DJAKi STREAM で、2人で初の B2B をして1,000人以上の人が見てくれて、もの凄く有意義で楽しい UST が出来たし、UST後の食事会でも沢山の明るい未来の話が出来て、MAKOTO クンと共に構築したパーティーが本当に意味がある形になって、なりよりも嬉しいし、もっともっと自分たちの手で大きなシーンへと拡張出来ると確信が持てた。小さな日本のシーンでいがみ合っても無駄な事で、何も産まれない。でも、自分とMAKOTOクンがお互いに手を取る事で産まれる要素で、シーンが活性化し、プレイヤーが増える実感があるから、これからも意欲的に MAKOTO クンとは絡んで行きたいと思ってる。と言う事で、MAKOTO クンこれからも是非よろしくね!そして、彼のアルバム"SOULED OUT"は、聞いてみよう!
DJAKi STREAMでアルバム"SOULED OUT"の話が聞けて、2時間のB2Bもアーカイブされているので、これも是非チェックしてね!
2011-09-19
ブログ復旧!
10/1 (土) 06S @ WOMB 東京
10/20(木) RedBullMusic @ Audi Forum 表参道
10/22(土) Casa 7th Anniv. @ Casa 福井
10/25(水) @ Avalon Singapore
10/29(土) Halloween party @ RCA Bangkok _ Thai Land
11/2 (水) The Star Festival @ 名村造船所 大阪
11/4 (金) W10 Records launch party @ Loop 青山 (仮)
11/5 (土) 06S @ WOMB 東京
11/7 (火) Usual Suspects @WareHouse 東京
11/9 (水) SOLID @ WOMB LOUNGE
11/12 (土) Jungle Space @ Heavy Sick Zero 中野 _ 東京
11/14 (火) Usual Suspects @WareHouse 東京
11/19 (土) CMN @ ageHa Box
11/21 (火) Usual Suspects @WareHouse 東京
11/22 (水) @ Blume 神戸
11/26 (土) WOMBADVENTURE @幕張メッセ
11/28 (火) Usual Suspects @WareHouse 東京
12/2 (金) @ Casa 福井
12/3 (土) 06S @ WOMB 東京
12/7 (水) MainFarme @ Vienna Austria
2011-09-02
13回目のDJAKi STREAMを終えて
昨夜のDJAKi STREAMは、ある意味DJをしている自分が1番ワクワクしていたのかも知れない。とにかく1曲1曲をMIXする行為が、何故か分からないけど、DJを始めた頃のように無性に楽しかった。
新たなメディアである、USTREAMにおいて、2時間半で、800人近い人がドラムンベースを感じて、楽しんでくれた事実は何者よりも代え難い事実で、メジャーから見たら少ない数字だけど、自分から見たら本当に沢山の人達。ここには大きな意味がある。
自分は大きなビジョンを抱けない人間かも知れないけど、小さな事を積み上げて、1人でもドラムンベースって他のダンスミュージックには無い魅力があって、好きだなぁって思ってくれる人が存在する事が、最もリアルに感じて、幸せを感じる瞬間。幸せの尺度って人それぞれだし、何に欲求を求め、何に価値を感じるのか...とても大きなテーマだし、その答えを求めて人は翻弄していると思うけど、自分は自分がやりたい事だけをして生きて行きたいし、今までそうやって生きて来たと自負している。
これからも自分が出来る事を少しでも積み上げて行きたいなぁって素直に思えた、昨夜のDJAKi STREAM VOL.13 だった。だって、一人でも多くの人が、そんな想いを積み上げて行ったら、大きな形になるし、ピュアな気持ちが無かったら、DJなんて選択する仕事じゃないし、15年も続けて行けない。この先5年、10年とDJの活動を続けて行くと思うけど、根本的な考えや想いは、これからもずっと変わらないんだろうなぁ。それが最も自分らしい生き方だって信じてるから。
2011-09-01
今週土曜日はブラジリアングルーブで!

9月3日土曜日、06S @ WOMB を開催!今回はスペシャルゲストに DJ MARKY と、DANNY WHEELER が出演する。06S に最多出演し、東京でも不動の人気を誇る DJ MARKY だけど、今回はブラジルサンパウロから、タイを経由して土曜日当日に日本入り。ロングフライトでハードなスケジュールだけど、いつもの MARKY スマイルで、最高のプレイをしてくれるだろう。MARKY の凄い所は、DJ プレイの安定感。どこで DJしても必ずフロアーを大爆発させるし、スタイルがぶれないのが彼の魅力。毎回必ず新しい技を披露してくれるポイントも最大の魅力だ。ご存知タンテを持ち上げてスクラッチする豪快なプレイスタイルから、繊細に Serato のループ機能を巧みに操り、衝撃の MIX を見せつけてくれたり、他のドラムンベース DJ では、味わえないサウンドと雰囲気を創りだす MARKYは、ある意味ドラムンベースの神に愛される数少ない DJ だと思う。

06S に初登場となる DANNY WHEELERは、現在日本に数ヶ月滞在中で、始めて会ったのは、半年前の名古屋。彼も名古屋に訪れていたようで、自分が DJ 中にブースに来て声をかけてくれた。J Majikのレーベル"Infrared"から、Sub Focusとの共作をリリースした時から彼には注目していたし、名古屋で会ってから一度 UK に帰国して、再び日本に3ヶ月訪れる旨をメールしてくれて、どこかのタイミングで、06Sに出演してもらいたかったんだけど、昨年ブラジル音楽をリミックスした"THE BRAZIL PROJECT"を手がけたのもあって、MARKYとの相性がいいはずだ!と思いオファーしてみた。快くオファーを承諾してくれた上、今回の 06S 初出演を心待ちにしてくれているから、彼のプレイも今から楽しみだ。
今回は、オープニングに若手のホープで、自分も最も期待している YMASA がオープニングを務め、始めて外タレにパスし、DANNY WHEELER、DJ MARKY、DJAKiと豪華な顔ぶれだし、1fラウンジには、Kta★Brasil率いるサンバ隊や、ロンエレの日本語ボーカルを務めたAMWEが、ロンドンは夜8時を歌ってくれるようだ。そして、4fでは、日本に住む外国人のdjチーム"London Calling"が、06Sに初ジョイン。今までとちょっと違ったメンツで開催する今回の 06S。あっというまに9月になってしまって、夏よまだ行かないで~って感じだけど、台風に負けない勢いで、土曜日は弾けまくろうと思ってる。
また、今夜は22:00~ DJAKi STREAM がスタート!13回目となる今回は、大分新曲がたまってきたので、2時間位がっつり DJをしようかと思案中。そして、今回もDJAKi STREAM 特別招待枠として、9月3日(土)の 06S feat.DJMARKY & DANNY WHEELER @ WOMBに、5組10名様をご招待!
● 応募方法→ twitter に、キーワード『9/3 06S @ WOMB 行きます! #06S』 と書きこむ → 9/1(木)のDJAKi STREAM の番組最後の 24:00頃に抽選します!是非ご応募をお待ちしてます!DJAKi STREAM 見てね★ http://www.ustream.tv/channel/djaki
2011-08-25
やっと辿り着いた新たな DJ 機材

選択肢が沢山ある現在の D J シーンで、何を使って DJ をするか? レコード?CD? SERATO? TRAKTOR? DJ にとって重要かつとっても悩むポイント。16年前に DJ を開始した時は、もちろんレコードで DJ をしていたし、ジェラルミンのレコードケースに、100枚近いレコードを入れて、重たいバッグに右往左往していた、懐かしい修業時代。DJ プレイがある前日は、試合前の部員がボールを磨く様に、針飛び防止と、レコードのコンディション確認もあって、1枚1枚ピカピカになるまで磨いていた程、レコードに対する愛着はとってもあった。そして、当時はまだ CDJ すら存在しなかったから、CD で DJ をする概念なんて全く無かったし、15年後に DJ 機材や DJ シーンがここまで変革するとは、想像すら出来なかった。
2000年に日本に帰国して、レアなレコードが中々入手出来ない状況もあったし、チャットを通して海外のアーティスト達から音源のデジタルファイルが直接自分の手元に届く様になって、CD プレイヤーの登場もあり、当初は CD とレコードを併用して DJ をしていたけど、ここ数年は CD だけのプレイスタイルが続いていた。でも、CD になってから針飛びの心配が無用になってプレイが安定したけど、毎回 CD を焼く手間や、DJ ブースに散乱する CD に嫌気が差していたのも事実。そんな状況下、数年前に登場したのが、SERATO や TRAKTOR に代表される PC を使った DJ スタイル。多分実際使っている DJ を1番始めて見たのは、RICHIE HAWTIN だったかなぁ。一体どうやって音が鳴っているのかも分からない程、概念が新しくて興味を持ったけど、少しづつドラムンベースのアーティスト達も SERATO にスイッチして、ダププレート王の、FABIO、BRYAN GEE、DJ HYPE までもが移行したのは、大きな衝撃だったし、時代の流れを強く感じた。確かに2、30回プレイしたら音が劣化する上、1枚1万円近くするダブプレートをたびたびカットしてたら破産しちゃうよって FABIO が言ってた事があったけど、これだけ大量の新曲が世に送りだされている現状だと、簡単かつコストのかからない SERATO 等に移行するのは自然な流れだと思う。
でも、個人的な考えとして、パソコンを現場に持ち込むのが、何故かどうしても嫌だった。パーティー中にブースでお酒をこぼす人も一杯いるし、実際プレイ中にトラブルが起きて、音が止まってしまった事も何度も見てきた。その上今は、大分改善されたといえ、音質がどうも好きになれなくて、パソコンを使った DJ へと移行出来ない現状だったけど、そんな自分の悩みをすっかり解消してくれたのが、Pioneer CDJ-2000 の登場。もう何シリーズもリリースされている Pioneer の CDJだけど、2000は正に最新機種。音源をオーガナイズするソフト"rekordbox"に楽曲を放り込んで、USBスティックにデータを移行。現場で2台の CDJ 2000 を LAN ケーブルで接続して、USBスティックさえあれば、超簡単に DJ プレイが 出来る優れもの。PCトラブルも無ければ、何よりも自分が好む Pioneerのミキサーとの音質の相性が抜群。そして、CD を抜いたり差したりする動作が無くなった事で、プレイ中の自由度がグッと増して、パフォーマンスが向上した。 やっと辿り着いた新たな DJ スタイルと言い切れちゃう程、機材が変わると、ここまで大きな違いが産まれるんだなぁと思うし、何よりも LANケーブルとCDJ 2000を現場に用意してもらえば、USBスティックとヘッドフォンさえあれば DJ が出来るという利便性は完全に時代を変えてくれた。現在既にUSBスティックに、新旧400曲の楽曲が入っていて、いつでもどこでも身軽にウキウキしながら DJ に行ける。それ以外にもBPM表示がコンマいくつまで表示されるからピッチが簡単に合わせられるし、操作性が高いから、DJ の上達が間違いなく早くなると思うので、これから DJ を始める人には是非試して欲しいシステム。オススメです。
2011-08-16
最近DJで感じる事

6週間続いた週末の DJ GIG も、先週末は久しぶりのオフ。実家や先祖のお墓参りに行こうと考えてたけど、日曜日に撮影が入って、今週末行かなくてはと思ってる。母親の墓はほぼ毎月訪れているし、先祖の墓参りは必ず、盆と正月に訪れる。何故か若い頃からこの習慣があって、先祖を敬う事が、ある意味自分の宗教なのかも知れない。人生が上手くいって無いなぁと思う人は、先祖の墓参りに行って、お墓を徹底的に綺麗に掃除してごらん。不思議と身も心もすっきりするから。
DJ の話に戻すけど、震災以降 DJ をしてお客さんから跳ね返ってくるバイブや、フロアーの様子が大きく変わったと身を持って感じている。音楽を今まで以上に楽しむのはもちろん、お客さんの弾けっぷりがかなり高くなった。ドラムンベースの DJ としては、有り難いリアクションで、みんな震災で見失いそうになってしまったこの世界から自分を取り戻すかの様に、その場を出来るだけ楽しもうとするその様子は、この先のシーンに大きな変革が起きる予感がしてならない。特に自分のWOMB でのパーティーや、ageHa Box でのパーティーバイブは、今まで見た事無いような驚愕な雰囲気。ここには、大きな意味があると思う。
2週間前は大阪名村造船所跡地で開催された"The star festival"に出演したけど、震災の影響をほぼ受けなかった関西なだけに、最近東京で感じるあの独特な激しいバイブでは無かったけど、大阪は今心斎橋周辺のクラブの状況が良く無いのもあって、夜遊び難民が沢山存在しているから、久しぶりのダンスミューックを心から堪能している様子があった。年内にそれぞれのクラブが通常の営業を出来る様に、心から祈っているし、東京とは違った独特な大阪の雰囲気もある意味新鮮だった。
先々週は、熊本で DJ をした。東京、大阪の DJ GIG が終わってから訪れただけに、東京、大阪との温度差を激しく感じた。震災の影響も無かったし、大阪のような問題も起きていない熊本のバイブは、とても緩くて、まるで違う国で DJ をしているかのようだった。東京と大阪が大きく変化したのに反し、特に大きな変化もなく、平和な日常を繰り返している熊本が逆にピュアに感じられたけど、同じ日本であってもこれだけ、全く違った人々の反応や、パーティーバイブに色々と考えさせられた。
自分は DJ で、音楽の力によって、人に喜びや楽しみを与え、様々な人とコニュニケーションを取って、みんなを踊らせるのが仕事。受け手側の心境や環境が違うと、ここまで同じ曲に対する反応も変わってくるのかって身に染みたし、そんな状況を瞬時に判断し、その土地やその人々にマッチした音楽を提供しないといけないと、東京、大阪、熊本の DJ で痛い程感じた。今までこの感覚を深く認識し、実践していたのか?自問自答しているけど、1流の DJ だったら、そんな事は当たり前のことで、この曲をかけていればみんな喜ぶだろうと、自信を持ってプレイしても、そこにおごりがあってはいけない。どんな状況だろうと臨機応変に自分のスタイルを保ちつつ、状況に合わせたパフィーマンスをしていかないとなぁと考えさせられた、6週連続の DJ ツアーだった。
2011-08-02
SHIMON & DISASZT

毎日気温の変動が激しくて、体調を崩してる人が沢山いるけど、みんな大丈夫かな? 自分も疲労とこの気候で、持病の胃潰瘍がうずいてるようで、久々に病院行って、点滴に鎮痛剤で何とか痛みを緩和させて、頑張ってるよ。昨日熊本から東京に戻ったけど、何とか体調も復調しつつあるかな。とにかく、みなさん、体調管理だけはくれぐれも気をつけましょう。
さて、8月6日今週土曜日に開催される 06S!今回はゲストアーティストに、SHIMON と DISASZTを迎える。ANDY C 主宰のイギリス最大大手のドラムンベースレーベル"RAM RECORDS"の黎明期からレーベルを支え、"BODY ROCK" に代表される数々のアンセムチューンを世に送りだしてきたSHIMON。約4年前から自身のレーベル""AUDIO PORN"をスタートさせた。エレクトロサウンドを意識し、ドラムンベースに限らずダブステップや、テクノもリリースし、今年の9月には、ドラムンベース界の歌姫 "TALI" のアルバムもリリースを控えている。12曲に及ぶアルバムは、様々なジャンルに渡ってプロデューサーが参加し、盛り沢山な内容になっている。
また、フランスから飛び出した4人組のドラムンベースユニット"DIRTY PHONICS"や、斬新なトラックスタイルで、頭角を現した"XILENT"まで、数々の若手プロデューサーを多数発掘し、シーンに紹介し貢献している。独特な兄貴的なキャラクターで、多くの人々から愛されているSHIMONだけど、昨年は彼の家に3泊ほど滞在して、曲作りの極意や、

スタジオワークのコツを伝授してもらったけど、シーンを牽引して来た1流の技術と、彼自身の人柄から学ぶ事は多く、大好きなプロデューサーであると同時に、人としても素晴らしいSHIMON。ANDY C の奥さんの実の兄貴だけあって、ANDY に強くモノが言える希少な存在。多大な親日家でもある SHIMONとの再会が今から心待ちだ。
そして、もう一人のゲストである、DISASZT は、オーストリアのウィーンを拠点に活動し、ヨーロッパで最大級のドラムンベース・屋内パーティー"MAINFRAME"を5年に渡って開催し続けている。昨年自分も参加したヨーロッパ最大級のダンスミュージック・フェスティバル"BEATPATROL"のオーガナイズにも関わり、昨年は、フェスティバル内に、SHIMONのレーベルと提携して、AUDIO PORN ステージを設置。ドラムンベースエリアだけでも、軽く4,000人を越える大盛況で大成功を収め、ヨーロッパに拡大するドラムンベースの勢いを証明させた。今年の7月には待望の初アルバム"SHADOW & LIGHTNING"もリリース。ダークハードコアを軸に、様々なプロデューサーとのコラボレーション楽曲も収録されているので、こちらも要チェック!
本来なら4月に来日が決定していた彼等の来日も、震災の影響で8月へとスライドしたけど、今月彼等が無事に来日してくれるのを心待ちにしつつ、お馴染みのSHIMONと、初登場の DISASZT が、どんなプレイを見せてくれるか、期待したい。また、DJAKi STREAM も 8月4日22時より配信。 SHIMON と DISASZT が出演してくれるから、彼等の今後の活動等をインタビューしたいと思うので、こちらもお楽しみに!ディスカウントゲスト(¥2,000)を受け付けるので、フルネームと希望の人数を、DJAKi facebookアカウントまで、メールしてね!待ってまーす!
2011-07-01
06Sドキュメンタリー予告映像
06Sも10年を迎え、過去に録りためた写真や、映像を使って、YUUKi監督のもと、ドキュメンタリー映像を作ってます。まずは、10周年のパーティーレポートを軸に、MARKYや、RONI SIZEのインタビュー映像もちょっとだけみれます。ティザー映像見てみてね★