♬草津良いとこ~1度はおいで~ドッコイショ。お湯の中に~もほ~ら、花が咲くよ~チョイナチョイナ♬ 先日、友人が別荘を持っているので、群馬の草津温泉に訪れた。きっと日本人なら1度は聞いた事があるこのフレーズの曲は、草津名物の長板を使って、湯モミの時に歌う曲。実は歌詞が35番まである事を、今回初めて知った。
実際草津に訪れたのは、約10年振りだったけど、当時はまだ若くて温泉の魅力や、効能を気にする事もなく、ただ、お風呂入ったら良く寝れたな~くらいしか感じなかったけど、ここ数年、温泉にどっぷりはまってしまった自分としては、おもいっきり本番の魅力を見せつけられた。草津温泉は、100種類近い様々な泉質が存在していて、温泉によって発達した文化と、各温泉場に"泉質主義"と看板が掲げられている見事なプライドがあって、名実共に、最高の温泉地だと身を持って体感出来た。
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基本的に泉質は、肌にピリピリと感じる酸性がとても強く、逆にアルカリph値が低い、九州のお湯とは真逆の泉質で、硫黄の匂いがかなり強烈。味は若干酸っぱめで飲めない程、美味しく無い。今回あの名物の湯モミをやってみたいと思ったので、調べてみると、草津には時間湯と呼ばれる湯治場があり、江戸の昔からの文化を現在でも引き継いでいて、実際体験出来る温泉がいくつかある。冒頭の歌を歌いながら長板をスクリューするように、お湯を混ぜる感覚だが、何故、草津には湯モミという文化があるのか?実は源泉が92度と熱湯に近い程の高温で、湯を板で揉むことで、温度を冷ますと共に、お風呂で運動することで、準備運動もかねていて、呼吸によって体内に良い温泉成分を吸収する重要な目的があるからだそうだ。納得。。。有名な湯畑の周りに無料で入れる温泉が無数にあるのも大きな魅力の一つで、昔から旅人と現地の人達の大事な情報交換とコミュニケーションの場所として存在している。千代の湯、白旗の湯、地蔵の湯、大滝の湯、西の河原露天風呂、別荘に隣接する万代鉱泉の露天風呂と、2日間で10回以上、温泉に浸かって、いつも髪の毛を編んでいる頭にも温泉かけまくり、心身共に思う存分、リフレッシュした。
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東京から関越道を通って、一般道が長く山道なのが若干ネックだが、約4時間弱で到着でき、あれだけディープなお湯を楽しめる草津温泉は、かなり魅力的だし、恋の病以外なら何でも治ると言われる草津温泉が、何故日本3大名湯と呼ばれているのかを充分理解出来た。
ドラムンベースを知りたければ本場イギリス・ロンドンへ。
温泉を知りたければ草津温泉へ!
基本泉質 : 酸性・含硫黄-アルミニウム-硫酸塩・塩化物温泉
効能 : 恋の病以外
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